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死罰=贖罪・・・なのか?
色々と注目されていた“あの事件”に、判決が下りました。

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自分としては、あくまでも“心情”だけで述べさせていただければ、当然すぎる判決だし、判決理由だと思います。
感情論を抜きにしても、身勝手な理由で他人の命や幸せを奪う行いは、死罰を持って償うべきだと、個人的には考えてます。

そういう私の思いはともかく、やはり世間では色々な意見が飛び交っている様で、TVを観ていても“色々な肩書き”持った様々な人達が、色んな“難しい話し”を展開していて、私も悪い頭を捻りながら、色々と考えてしまいます。



個人の意見としての“贖罪としての死罰”と言う考え自体は変わりません。
ただ、その被告人にとって“死罰=贖罪”とは、必ずしもならないんじゃないかって風にも思うんですよね。

実際、最近は自分が“死刑になりたいから”とか、“刑務所に入りたいから”とかいう理由で殺人や重大事件を起こしちゃうヤツも結構いますよね。
そういうヤツには極刑を与える事は逆に本人の願いを叶えちゃう事になりかねないし、だからと言って日本の法律ではそういう場合の刑は死刑か無期懲役しか(今のところは)ない訳で、判断が非常に難しい所です。

まぁ、あくまで“この事件”に関して言えば、やはりこれはどう考えたって妥当な判決だと思いますが、ひとつ注目すべきは、この事件の“被害者遺族”である当人の“Mさん”が、この事件は当たり前の判決が出たけれど、それと他の事件を同一に考えてはいけない、あくまでその事件ひとつひとつに一番妥当な裁判と判決がなされるべきだと言う赴きの事を、冷静に語られていたのは非常に印象的だったし、それ故に“重い”と感じました。
感情に流される事は簡単ですが、そこからは逆に見えてこないものは、確かにあります。

弁護団はまた上告するような事を言ってますが、もし彼らの主張する様な事を本当に裁判の場や世間に対して訴えたいなら、いくらなんでも“あのやり方”は認められませんし、却って被告を追い詰めちゃった事はシロウト目に見ても明らか。

だから、もうやめなよ・・・(^^;
by yaskazu | 2008-04-23 23:57 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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