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電王.第39話
仮面ライダー電王
第39話「そしてライダーもいなくなる」脚本:小林靖子 監督:田村直己

今回は衝撃の展開!
前半がいつもの「電王」ノリで笑っていられただけに、後半の・・・特にラストは相当ショッキングでした。

まぁ次回予告を見る限りは多分、大丈夫なんだろうとは思うけど、侑斗の背負ったもの、良太郎の背負うものを改めて示した回ではありました。

しかし毎年の事とは言え、今週のこの展開と“あの予告”で1週お預けとは、やっぱちょっと罪だよなぁ、大学駅伝・・・(^^;

では、今回のポイント。



※ちょうどいい練習相手だ!
良太郎に剣さばきを教えるという名目や、過去に行かれちゃ面倒だという理由があるにせよ、久々の出番に戦いを楽しんでる・・・と言うよりは完全に遊んじゃってるモモ電王。
良太郎に突っ込まれて“今の無し”って言って“俺、参上!”からやり直す辺り、ホントに敵をなめてやがります(笑)

気の毒なのはその練習相手にされてしまったパンダラビットイマジンですが、パンダうさぎなんて見るからに弱そうだし、しかも本当に弱かったという・・・(^^;

※懐かしの、俺の必殺技、パート2!
確かに“ど”ノーマルのパート2は第3話辺り使ってないか?
まぁ、元々パート○○の各々の違いってよく分からんのですが、これ使ったのは良太郎への剣さばきの指南って意味もあるのかな?

それで簡単に倒されちゃうパンダうさぎさんは、やっぱりちょっと可哀想か(^^;

※アレ、もうダメだな
後のシーンで良太郎が疑問を持つ様に、カイがイマジンを送る年月日にはどうやら意味がありそうなんですが、その為に使うイマジンの選考基準はどこにあるのかしらん?
電王討伐を目的に差し向けたアリ&キリとか、前回のライオンとかはかなり強力だったのに、今回使ったパンダラビットイマジンは、モモ電王に“なぶられてる”のが気の毒になるほど弱かったり(^^;

改変しようとしてる時間に何か意味があるとしたら、それなりに力のある者を選べばよさそうなんだけど、中にはモモ達みたいに完全に好き勝手やっちゃうヤツらがいたり、統制がとれていないと言うりは場当たりでイマジン選んでる気もするし。
この辺りは、そもそもイマジンがどういう存在かって事にも関わってきそうですね。

※2006年9月13日
今回はパンダうさぎイマジンが過去に飛ばなかったけれど、カイの行動からイマジンが飛ぶ時間に意味がありそうな事を感じた良太郎は、そこでまたもや帽子の桜井さんに遭遇。
結局見失ってしまうものの、コハナちゃんの言った“桜井さんはイマジンの来る時間が分かってるのかも”は超ビンゴ!・・・って、今頃気づいたのかよ(^^;

ただ良太郎やコハナ達、主役側サイドがこの点に気がついた事は、物語が大きく動き出す布石ともとれます。
果たして、帽子の桜井さんの行動の謎はどこにあるのでしょうか?

※アレ、見せてやろうか?
カイの“物凄く怒ってる笑顔”(なんか竹中直人の昔のネタみたいだ(^^;)は、狂気をはらんでいて中々インパクト大。

2体登場の“スネールイマジン”の片割れは「電王」初の“女性イマジン”(“スネール(貝)で女性”ってのもちょっと意味深な気もするが(^^;)なんだそうですが、片方の男スネールとは同一の着ぐるみで、合成で2体に見せてるそうな。
ウ〜ム、女性声で喋るというポイントがあるとは言え、身のこなしは女性にしか見えない辺り、やっぱスーアクさんは凄いなぁ。

カイの言う“アレ”とは、ラストで良太郎が見た“変えられた世界”の事なんでしょうが、それを見せる事で良太郎の戦意や決意を潰そうというつもりなのでしょうか?
それに対して良太郎がどう動くかが後編のポイントとなるんでしょうが・・・1週休みなんだよなぁ(T▽T;

※釣られるかどうかは僕らの勝手
モモやウラ達もカイの正体は分からない様だけど、コハナちゃんの言う様に、ヤツらみたいに“イマジンからみたらムカツク”位に自分勝手なヤツら・・・言い換えれば、言われるままには動かない“強い自我”を持っているかどうかが、モモ達が他のイマジンとは違う大きな要因なのかも知れません。
だからこそカイは、子供なリュウタを言葉巧みに騙して良太郎に差し向けたんだろうけど、子供であったが故に良太郎達と居る方が楽しいと感じたリュウタはそっちを選んでしまったと。

それにしても、物語はシリアスな方向に一直線なのにこの食堂車の中は物凄く呑気というか、いつもの“電王ワールド”でいいな(^^)
てか、お前ら食堂車で身体鍛えるなよ!(笑)

ナオミとリュウタはダーツで遊んでる・・・と思ったら、よく見りゃリュウタの頭にダーツの矢が刺さってるし(((^▽^)))

※ちょっと走ってきます
駅長の見せた“二刀流”のスプーンさばきに挑戦して失敗したオーナー、ちょっと走って来るといって出ていったかと思ったら、なんと“デンライナーと並走!(爆笑)
しかも最後に追い抜いちゃうって、アンタは“8マン”か!!(あ、ここは石ノ森繋がりで“009”にすべきだったか(笑))
さすが、スポーツNo1決定戦だ!(w

※絶対憶えてるはずだから・・・
愛理姉さんが、自分が“何かを忘れてる事”に気づいた様子。
良太郎が言うように、それは愛理さんにとっては物凄く大事な事だけど、だからこそ自分で思い出さなければ意味の無い事・・・

忘れてしまった事でも、思い出す事ができればその時間は戻ってくるし、忘れたと思ってる事でも本当はちゃんと憶えてる筈・・・と、「電王」の中核を成すテーマに直接拘わってくる重要な事で、それを担っているのは愛理姉さんと言う辺りにも意味がありそうです。

と、そんな良太郎と愛理姉さんのしっとりした空気を打ち破る様に傾れ込んでくる、尾崎&三浦コンビ始めの“むさ苦しい”お客達(笑)
但しこのシーン(特に愛理さんと尾崎&三浦コンビとの“ハイハイ、ケンカしない”“ハ〜イ”)は、実は今回のラストの重要な伏線になってます。

※赤いカード
侑斗が物思いに見つめていた、赤いラインのゼロノスカード(V2って描いてあるみたい)は、多分次回予告や雑誌バレしてた“アレ”になるための物でしょうが、あれを使う事は侑斗に更に大きな代償を求めるのでしょうか?

※もう、あの店行くのやめた
侑斗君がそう言ったのは、前々回で愛理姉さんと打ち解けた時、多分愛理姉さんにほのかな想いを持ってしまったからでしょう。
この時の気持が、恐らくは未来の自分(つまり望遠鏡の桜井さん)と愛理さんの関係に直結していると気づいたからこそ、今の愛理さんがその未来の自分を忘れてる事実、そして多分いつかは今の自分(良太郎の友達だと思っている桜井君)の事も忘れるであろう事を思えば、今の淡い感情を大きくする事は却って自分が辛くなるし、結局愛理さんにも辛い思いをさせる事に変りはない。

デネブが多くを語らず、やたら明るく接するのも、そんな侑斗の気持をちゃんと理解してるからなんですね。
ホント侑斗とデネブの関係って、よい相棒でもあり、文字通り“おかんと息子”でもありますね(^^)

※シイタケ入れるなよ!
侑斗とお買い物でやたら嬉しそうなデネブ、やっぱおかんは息子が幾つになっても一緒に買い物に行くのは嬉しいらしい(実感(笑))
デネブが勝手に開けようとして侑斗に叱られた物は、やっぱ“オロナミンC”なのかな?
食材買い物カゴ入れる度にいちいち“シイタケ入れるなよ”と突っ込む侑斗に笑った(^▽^)

結局こっそりシイタケをカゴに入れたのがバレて、身体から追い出されたデネブと侑斗君のプロレスが店内で始まっちゃいますが、もはやお面やマチコ巻きの“仮装”すらしてないのに、デネブを見て騒がない他のお客さんは、もう既に“慣れちゃってる”のかしらん?(^^;

※野上、ブレーキ!!
デネブに恥かかされた(?)侑斗が怒り任せに蹴った道端の空ペットボトルが、自転車で通りかかった良太郎に命中、コントロールを失った良太郎の自転車はそのまま侑斗に突っ込み、2人もろとも土手からゴロゴロ・・・

侑斗が良太郎に言った一言“よく生きてるよな”は、しごくご尤も(笑)
ただ、その後に“変なところでタフだよな”って言うのは、侑斗が既に良太郎の事をちゃんと認めてる言葉でもあるんですよね。

※俺は、最後まで変身するだけだ・・・そう決めた
良太郎から、愛理さんが自分が何かを忘れてる事に気づいたらしい事を聞かされた侑斗が、それに対して言ったこの言葉は、侑斗の決意が確かなものであると同時に、愛理姉さんに対して抱いてしまったほのかな思いを断ち切る意味も含んでいるのかも知れません。

良太郎は、忘れられていく人や時間なんてあってはならない、という強い信念や思いとかは誰にも負けないだろうけど、こと恋愛感情なんかに関しては多分かなりの朴念仁みたいなんで、侑斗のそういう気持ってちゃんと理解しきれないかも知れない(^^;
やっぱそういう意味では、根っこの部分はモモタロスと一番近くて、だから一番気が合っちゃうのかも知れない(笑)

※お前らなんか裏切者ですらない
良太郎に“ちょっかい”かけてきたカイに対し、良太郎に憑いてカイを牽制するモモタロス。
ウラ、キン、リュウタも砂状態のままでやってきて、カイと“やる気”まんまんなのはいいけれど、カイの投げたコンクリブロックで一発で粉砕される・・・って、お前ら学習しろよ(^^;

この時、リュウタが他のみんなと一緒に、完全にカイに対して敵意を剥き出してる事や、共に良太郎をに守ろうとしているところに注目。
今やリュウタは、完全にカイの呪縛から外れて自分のいるべき場所に落ち着き、やるべき事を見つけたと見ていいでしょう。

しかし、カイにとってはそれは非常に面白くない事と同時に、自分のいう事を聞かないイマジンには既に関心すらない、どうでもいい存在になった事も匂わせてます。
それが“裏切者ですらない”の意味。

※君は、誰かな?
カイが良太郎に“アレ”を見せるために、スネールイマジンを過去に送るのに使った人物は、侑斗の高校時代の先生。
この先生も侑斗の事を忘れてしまってたのは、勿論ゼロノスカードの影響なのでしょうが、この後侑斗が戻らなかったか理由のちょっとした前振りにもなってます。

※1993年3月27日
1993年、デネブと契約する前の侑斗は高校生で天文部、そして“あの古い望遠鏡”は当時から愛用してた様で、天体観測には不利(スペック不足?)と分かっていても、それで見ると見え方が違う気がするという位、愛着を持っていたんですな(私の“相棒”たる旧いiMacみたいだ(^^;)

ここでポイントとなるのは、桜井侑斗という人間が1993年時点で高校生だったという事は、2007年時点では30歳前後という事になり、デネブと契約後に良太郎の前に現れた(ゼロノスに変身する)桜井侑斗はその間の時間の侑斗と言う事で、年齢的には良太郎と同年代なところを見れば、多分1993年の侑斗にかなり近い時間から来た・・・つまり、ゼロノスの侑斗も実は過去の時間から来たと言う事になります(ここ、重要)

黒髪の侑斗は、見てくれだけじゃなく性格も素直で、むしろ良太郎の記憶にある望遠鏡の桜井さんのイメージに近い感じで、侑斗君が今みたくひねくれちゃったのは、未来の自分自身から過酷な運命を背負わされた事が理由なのかも知れません。

※デネブをよろしく・・・
1993年の桜井君が消されてしまった事で、侑斗もその存在を良太郎の目の前から消してしまう・・・・
かなりショッキングなシーンでしたが、消え去る直前に良太郎に言った“デネブをよろしく・・・”は泣ける!
デネブはいつも侑斗の事を気遣って、誰彼なしに“侑斗をよろしく”と言ってましたが、侑斗はそんなデネブの気持をちゃんと理解し、受け入れていたんですね。
だから、自分が消えてしまう事で行き場の無くなっちゃうデネブの事を、有一頼める存在である良太郎に“よろしく”と委ねたんですね。

※大丈夫、侑斗は必ず戻る・・・
身勝手な言い分で時間を変え、人を消し、侑斗すら消してしまった事を“楽しい”と言うスネールイマジンの、カイの言葉に怒った良太郎は電王ライナーフォームに変身。
キンタロスのパワーで触手を叩き斬り、リュウタのステップで攻撃をかわし、最後には4人のイマジンの力を総動員した電車斬りでトドメ!

自分はちゃんと侑斗の事を憶えているから、このイマジンを倒せばきっと侑斗は戻ってくる。
そう信じながら戦う電王の姿をロングのシルエットでスローモーションで見せ、そこに良太郎のモノローグを被せる演出は秀逸で、今回の中では最も印象的なビジュアルを魅せてくれました(^^)

※オエ、気持悪い・・・、回しすぎや・・・
電車斬りでグルグル回されて酔っちゃったモモたち(笑)
良太郎がシリアスなシーンを展開している中、コイツらときたら・・・まぁ、これがあるからこそ「電王」は安心しちゃうんですけどね(^^)

※侑斗が戻らない!
スネールイマジンを倒し、時間の改変がリセットされた事で、消されてしまった天文部の人達は戻ってくる・・・・侑斗を除いて!

何故侑斗だけが戻らないのか?
それは、コハナちゃんが言うように“1993年時点”での侑斗の事は、良太郎もハナも知らない。
そして、ゼロノスのカードを使い過ぎた事で、未来の桜井侑斗の事を憶えている者が殆どいなくなってしまった。
ここで先のシーン、2007年での侑斗の先生の記憶が消えていた事が生きてくる訳で、恐らくこれまでのゼロノスカードの使用によって、天文部の仲間やクラスメートも含めた、他の学校関係者の記憶も既に失われていたのでしょう。

つまり過去から未来において、桜井侑斗を知る存在が居なくなってしまった・・・だから、戻らない!

※桜井侑斗の居ない世界
急いで2007年に戻った良太郎が見たもの、それは侑斗が消えた事で変わってしまった、最初から桜井侑斗の“居なかった”世界。

星をテーマにした店だった筈のミルクディッパーは“花時計”という名の、花と本をテーマにした店となり、思い出の望遠鏡が置かれていた場所には大きな花の束が置かれている。

男だらけのむさ苦しい客ばかりだった店内は、大勢の若い女の子の客だけに(おぢさん的にはこっちの方が嬉しい(^^;)
中でも目を引くのは、尾崎&三浦ならぬ“ノザキ&ニウラ”と宣う女の子2人組が愛理姉さんを取り合う(?)のを、愛理さんが“ハイハイ、ケンカしない”で2人が“ハ〜イ”と言う、デジャブな光景が繰り広げられる(違うのは店内が“百合園”状態な事だが(^^;)

そして最も大きく異なるのが、愛理姉さんがやけに明るい事。
愛理さんが、天然でのほほんとしていながらも、どこか憂いを持っていたのは、例え本人は忘れていても、桜井侑斗ととの恋愛があったからなのかも知れません。
しかし、その桜井侑斗が元々居なかった世界では、最初から2人の恋愛自体が存在しなかった。
もしかしたらあの明るい姿こそ、野上愛理本来の姿なのかも知れません。

しかし、そんな世界を納得できない良太郎はただ愕然とするばかり・・・
果たして、侑斗は戻ってくる事ができるのか?
良太郎はこの歪められた時間を修復できるのか!?

この感想の原稿書いてる途中で、佐藤健君のダウンの報を知りました。
そう深刻な状況ではない模様ですが、十分な休養と1日も早い回復を願ってます(矛盾する言い方だけどね(^^;)

仮面ライダー電王 ライダーヒーローシリーズD 08 仮面ライダー電王(ライナーフォーム)
/ バンダイ
ISBN : B000WM85EY
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by yaskazu | 2007-11-04 22:04 | 仮面ライダー | Trackback | Comments(2)
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Commented by at 2007-11-05 11:43 x
yasさま、こんにちわ。
佐藤君、心配ですね。思わしくなければ劇場版から小太郎が…?(汗
侑斗が愛理さんのところに行かなくなったのは前回のリュウタを見て、自分のしていることがリュウタと同じようなものだと実感したからなのかもしれませんね。良太郎のお姉ちゃんがリュウタのお姉ちゃんじゃないのと同じで愛理さんは桜井の恋人で侑斗のではないんだと。そう思うと割れたカップの破片を拾ったり、リュウタに「仕方ないだろ。」って言っていた侑斗がかーなーり切ないです。
Commented by yaskazu at 2007-11-05 23:58
>つ様
選択肢としては小太郎の登場もなくはないかも・・・(^^;
こうなりゃヤケクソで小侑斗でもコオーナーでも小愛理でも小尾崎でも小三浦でもなんでも来やがれ!(マテマテ(^^;

ただ、冗談でなくこの時期は撮影も殆ど終盤に近くなってるでしょうから、現場では多分相当な混乱があると思うんですよね。
佐藤君には元気になってほしいし、スタッフのみなさんにはなんとか乗り切っていただきたいものです(マジで)

>>自分のしていることがリュウタと同じようなもの
あ、それもあるかも知れませんね。
どちらにせよ、今の自分が愛理姉さんとまみえる事は無いし、結果的に忘れられてしまう事も分かってる。
しれを“仕方ない”と、無理にでも達観しなければ戦えない、だから“最後まで変身する”と。

で、そんな侑斗の心をちゃんと分かってるのはデネブだけだし、侑斗も有一心を許せるのはデネブだけ。
だから“デネブをよろしく”なのか・・・

泣かせるなぁ、小林脚本(T▽T)
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