電王.第19話
仮面ライダー電王 
第19話「その男、ゼロのスタート」脚本:小林靖子 監督:米原賢三

桜井侑斗と相棒デネブの本格登場編。
色々と“思わせぶり”だったり、平成ライダー恒例の(?)ヤなヤツキャラかと思わせておいて、妙に可愛らしいところがあったり、デネブとの凸凹ぶりがやたら微笑ましかったりで、良太郎とも案外早い時期に“いいライバル関係”を築けるようなものを匂わしていて、予想以上に好印象キャラだったです(^^)

デネブの方も、モモタロスとは別の意味で萌え系(笑)というか、愛されキャラと言った感じで、次回予告にあった“タロス衆”との絡みとか凄ぇ楽しみだし、侑斗との漫才とかも含め、今後が楽しめそうですね。

そんな訳で、今回のポイント。



※3の次は4だよ
関西では番組開始直線のCMが映画「スパイダーマン“3”」で、その直後に前回のハイライトの「俺の必殺技、パート“5”」だったので、思わずTVの前で私が突っ込んだ(笑)

※名前が同じなら同じ人間だろ
さて、鳴物入りで登場した侑斗君ですが、彼が愛理姉さんのフィアンセだった桜井侑斗と同一人物かどうかは微妙かな?
この後のシーン等でも、随所に彼が同一人物である“みたいな”キーワードは幾つか鏤められてはいますが、それも“引っ掛け”である可能性だって十分にある。

また、彼の言動からすれば過去に現われる“懐中時計の人”は良太郎達の知ってる桜井侑斗な事が決定したように聞こえますが、そうじゃ無い可能性だって消えた訳では無く、この辺りはちょっと判断材料が少なすぎて推測も立てられない感じ。
いや“憶測”や“妄想”なら幾らでもできるけど、それこそタイムパラドックス物故に幾重もの可能性が広がってしまって収拾つかなくなっちゃうし(^^;

良太郎に忠告めいた事を述べてた時は、正しく平成ライダー恒例の“嫌キャラ”登場かと思わせておきながら、デネブとのやりとりなんかは殆ど“小学生”みたいなガキっぽさを見せたりして、なかなか憎めないヤツだったり(笑)
色々と“訳知り”なのは確かで、一見良太郎より大人びて見えるけど、実際精神年齢は良太郎よりもずっと子供の様に見えます(笑)

そんな訳で、桜井侑斗がいっぱい居たんじゃややこしくてしょうがないので、当ブログでは彼の事を暫定的に“ガキ桜井”、懐中時計の人を“帽子桜井”、フィアンセの人を“望遠鏡桜井”とでも呼ぶ事にしますか(変わる可能性あり(^^;)

※今のは良くない・・・
ガキ桜井に憑いているイマジン、デネブ。
実体化してるところを見れば契約してるのでしょうが、ここはなんか別の理由があるのかも知れません。
いや、雑誌等で既に情報開示されてる様に、劇場版ではモモ達“タロス衆”が4人とも実体化するらしいので、その辺り関連があるのかなぁなんて思って(^^;

デネブの事を、ファンサイトや個人ブログ等で“おかん”と例えてるのを幾つか見かけましたが、正に言い得て妙(笑)
ガキ桜井との関係性も含め、あれは父親や兄貴と言った感覚とはちょっと違う感じ(モモは“世話の焼けるアニキ”って感じだが(笑))
敢えて言えば“執事”って感覚もありますが、それもなんか違う気がする。
むしろ、ちょっとヤンチャな男の子に閉口してる少し甘やかし気味の母親・・・それも“お母さん”や“ママ”なんかじゃなく、あくまでも“おかん”って感覚が一番近い(もしくは近所の世話焼きの“おばちゃん”かな?)
ガキ桜井のデネブに対する接し方も、どこか“おかん”に甘ったれてると言うか、じゃれてる様にも見えるし、デネブを“おかん”と最初に称した人のセンスは秀逸です(笑)

デネブがどういう経緯でガキ桜井に憑く事になったのか、とか言った様な細かい点がまだ不明なのでなんとも言えませんが、ガキ桜井の事を“本当は優しい”とか、“友達ほしいくせに”とか、内面まで理解した上で“おかん”してる辺りを見れば、少なくとも昨日今日の付き合いではないし、モモ達同様に悪いイマジンではない事は判ります。
そこらも含め、今後の活躍が楽しみです(^^)

※方法はひとつだけ
帽子桜井にもう一度会いたいと願う良太郎は、デンライナーでまた3年前に行ってくれる様にオーナーに頼む訳ですが、目的の日付けのチケットが無い限りは出来ないとあっさり拒否。
方法はチケットを手に入れる以外に無い訳ですが、それは逆に言えば電王の仕事を続けてる限りはいつかチャンスは巡ってくる事を示唆してるとも言えます。
良太郎は帽子桜井が3年前に居ると思ってる様ですが、実は過去に飛んだ先々で姿を現わしてる事には気づいていない様子。
オーナーがそこまで把握しているとは思えませんが、なにげに良太郎に“ヒント”を与えている様にも思える辺り、増々謎な人物ですなぁ(^^;

※今日はプリン
良太郎が詰め寄った拍子で倒れてしまった旗・・・
たとえ不可抗力でもオーナーはそこであっさりゲームオーバーを認めちゃう辺りはやはり“スポーツマン”か(笑)
それにしても、旗の倒れた時のオーナーの顔ったら(((^▽^)))

※ケチですから、私・・・
頑なオーナーの態度に思わず“ケチ臭ぇ”発言したモモに対し、そう言い残して出て行ってしまうオーナー。
みんなに乗車拒否カード確定だと囃し立てられて不安になったのか“ゴメンねェえ〜〜”ってついてっちゃうモモがなんとも愛らしい(笑)
なんだか最近のモモタロスはすっかり“近所のおもろいオッサン”になっちゃってますなぁ(^▽^;

※かなり素敵な性格
ガキ桜井を指してウラが言った一言。
確かにその通りなんだが、お前が言うか?(笑)

※僕の知ってる桜井さんとは違い過ぎる
良太郎の知る(愛理姉さんのフィアンセだった)“望遠鏡桜井”は天文学者で、少し“どんくさい”ところがあった様だけど優しくていい人だった。
確かにそこを見る限りは“ガキ桜井”とは違いすぎるけれど、自分に憑いてるデネブを殴ろうと自分の頬を殴って痛がる“どんくささ”や、デネブのいう“本当は優しい”って部分は実は共通しているのかも知れない。
「電王」が“タイムパラドックス物”であるならば、若い頃はヤンチャだった“ガキ桜井”が成長して落ち着いたらフツーに優しくていい人になり、それが良太郎の知る“望遠鏡桜井”って図式は確かに成り立ちます。“デネブ”の由来が“惑星の名”であるらしいのも、天文学と繋がってると言えば繋がってる。
この後も“思わせぶり”なキーワードは幾つか出てくるんですが、現時点ではあまり深く考えないでいた方がいいかも知れません。

それにしても“望遠鏡桜井”がドジって倒してしまったクリスマスツリーの下敷きになっちゃう良太郎、あの不運ぶりはやっぱ天性のものみたいですなぁ(^^;

※お前は足し算できないだろ!
無駄遣いするから財布握っちゃってるとか、自分が破いちゃった服を“自分が縫う”とか、こういう部分にもデネブの“おかん”ぶりが・・・(笑)
しかも財布握ってる割には足し算が出来ないって辺りもまた萌えポイント高し(w

しかし、きょうびの若僧は服に8,500円もかけるのか?
デネブの“高すぎる・・・”って呟きとほぼ同時に私も同じ事言ってましたよ(8,500円なんておぢさんにとっては“国家予算”だぞ!(^^;)

後のシーン共々“クシャクシャにして渡すお札”は何かの伏線と思われます。

※ジェリーイマジン
“ジェリー”と聞いて“藤尾”と即答する人はおやぢ、おばはん(笑)
まぁ、それはともかく(・・・(^^;)この週は「ゲキレンジャー」もクラゲ怪人でしたが、向こうは女でこっちは男、共通してるのはどっちもかなり“えげつない”ヤツって事でしょうか?
前回のウルフイマジンもかなり凶悪なヤツでしたが、このクラゲ野郎はある意味ウルフよりも外道。
後半でモモをムカつかせた契約者“天野”に対する仕打ちや、恐らくあのまま殺しちゃったであろう母娘連れ(しかもあんな幼い子供!)とか、このクラゲに対しては全く感情移入も同情の余地もありません。
デネブの“いい人”ぶりとの比較の意味もあるでしょうが、これだけ問答無用で早く成敗してやれって思えた怪人は久しぶりで、そういう意味では気持いい位に悪役しています。

※インテリゾンビVSクローン人間
な・・・なんかちょっと観てみたいぞ(笑)
しかし“大抵いつでもOK”って、尾崎さんそんなにヒマなのか・・・・
もしかして、仕事干されてる?(^^;

※結構楽しくやってんじゃん
ミルクディッパーにやって来たガキ桜井。
愛理姉さんが“どこかでお会いしましたっけ?”と言ってるのは、やはり彼が望遠鏡桜井さんの若い頃の姿で、失った記憶の奥底の何かの琴線に触れたのか、或いは本当に単に良太郎のお友達と思っただけなのか?
望遠鏡に関心がある素振りを見せたり、尾崎&三浦コンビとのやりとりや店の中の“忘れ物”が気になってる様子だったり、色々“思わせ振り”なのは確かなんですが、どうもイマイチ決め手に欠けるんだよなぁ(^^;

愛理姉さんのコーヒーが最初は苦すぎて思わず砂糖入れちゃうのは、単にヤツがまだガキでブラックの味が分からないからなんでしょうが、今度は入れ過ぎて甘くなっちゃったみたいなのは、もしかしてあれを経て愛理さんのコーヒーが好きになる布石になってる・・・様にも思えるけど、これも単純に“お笑いシーン”だと思えばそうとも思える。

・・・・ウ〜〜ム、はっきりしなくて気持悪いよぉおーーー(苦笑)

※またガッカリさせたくない・・・
“帽子桜井”が“望遠鏡桜井”と同じ人物ならば、全てがいい方向に転ぶと思ったいたらしい良太郎ですが、良太郎自身が言う様にそうは上手く行かない。
けどそれに気づいていると言う事は、愛理姉さんが記憶を取り戻した方がいいと分かっていながら、今ひとつ踏み切れなかったり、“ガキ桜井”が“望遠鏡桜井”と認められないのも、もし事実が理想と違った場合に本当にガッカリしちゃうのは良太郎自身だからだってことも、心のどこかではちゃんと分かってるのかも知れません。
ここもちょっと今後のチェックポイントかな?

※そう言えばまだ自己紹介してなかったな
“ガキ桜井”とバッタリ遭遇してしまった良太郎とハナ。
そこに“クチャクチャの千円札”を残して出ていったガキ桜井にお釣を渡すために追って来た愛理姉さんとが揃ってしまい、そこで“自己紹介”をしようとするガキ桜井から必死に姉さんを遠ざけようとする良太郎。
確かにこんな場所で混乱を招く様な事態は避けた方が無難だけど、それ以上に時間の運行云々言ってる割には、自分でその乱れに繋がりかねない事をやっちゃおうとするガキ桜井の意図がイマイチ不明。
単純に面白がってるだけなのかも知れないし、デネブが言う様に“友達になりたい”気持の裏返しなのかも知れないけど、案外愛理姉さんが記憶を失ってる事までは把握してないのかも知れない。
ま、これも現時点では憶測でしかありませんが・・・(^^;

※デネブキャンディー
デネブの匂いを嗅ぎ付けると共に“クソ生意気”なガキ桜井に“ヤキ”を入れるやろうと出て来たモモタロス。
ガキ桜井もデネブを憑依させ、M良太郎.VS.D侑斗の対決か・・・と思いきや、いきなり“謝っちゃう”D侑斗に思わずズっこけるM良太郎(笑)
侑斗は本当は意地悪な人間じゃないとか、友達になってほしいとか言いつつ、ポケットから“おかん”の3種の神器のひとつ“飴ちゃん”を手渡すD侑斗(“飴ちゃんあげる”は“おかん”にとっては親愛の証しだもんね(((^▽^)))
堪らずにデネブを追い出したガキ桜井は、そこでデネブと“親子漫才”始めちゃう訳ですが、やっぱ「電王」ってイマジン達のキャラクターに随分救われてる気がしますね。

にしても、わしもデネブキャンディー欲しいよ(笑)

※天野の望み
まぁ、話が話だけに今回すっかり目立たないメインゲストの天野さん(^^;
どうやら恋人との“タイムカプセル”に纏わるエピソードがその望みの様ですが、詳細は次回に持ち越しみたいです。

先にも触れた様に、ここでのジェリーイマジンの平野さんを徹底的に痛めつける仕打ちは、モモをして“胸くそ悪い”と言われる程悪逆非道。
曰く“死なない程度に追い詰めればそれだけ早く過去と繋がる”んだそうですが、そう言えばウルフもかなりそれに近い事やってましたっけ。
こういう“過激派”なイマジンが出て来た辺り、もしかしてイマジンを操る“何者か”に、何らかの方針転換でもあったのかしらん?

※バカヤロー、今大事なとこ喋ってんだよ!
クラゲ野郎の外道ぶりにクライマックスなモモ電王が前置き無しって言って“決めゼリフ”に行こうとした時に本当に前置き無しに攻撃かけてくる当のクラゲ・・・
ヒーロー物の“お約束”なんて関係ないという、ある意味掟やぶりの“突っ込み”に素で吹いた(笑)
しかも、触手攻撃が当たってモモ電王が“決めゼリフ”中断された時にバックにかかってた“Double-Actionも一回止まる辺りの演出も秀逸!(www

※建物の中に逃げてみて
壁や柱に機械類みたいなのがあったから、電気系統にクラゲの電流逆流させてショートさせるとかの作戦かと思ったんですが、単に触手を当たりにくくするためでしたか・・・(^^;
戦況が不利になると水になって逃げちゃうってのは正にクラゲ怪人らしいけど、やっぱ「ゲキレン」でも似た様なシーンを見た様な・・・(笑)

※時の運行を守るってのは人助けとは違う
実はタイムトラベルやタイムパラドックスを扱う上ではこちらが正論。
ハードなSFではこの鉄則を守るために悲劇的な展開をする物もあり、割と有名な例では「スタートレック・宇宙大作戦」の1エピソードで、過去の世界へ行ってしまったカーク船長が、歴史を守るためにそこで愛してしまった女性が車に轢き殺されるのに手を出す事ができなかったというものがあります。
時間の運行を守ると言うのは本来はそれ位シビアな事なんですね。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんかは、映画としては面白いし、私も好きなシリーズですけど、あれって結局は自分の都合がいい様に歴史変えちゃってる訳だから、実はとんでもない事なんですよね(^▽^;

そういう意味では“ガキ桜井”の方が本当は正しいんですが、それを踏まえた上でそれでも人を助けたいと言うのが良太郎の思いであり、この作品の主軸でもある筈。
それをより明確にするためのアンチテーゼとして、これから“ガキ桜井”がどう絡んでくるのかが今後の大きなテーマ・・・なんでしょうね。

※ゼロライナー
“ガキ桜井”が乗込んで行き、デンライナーと並走を始めたもうひとつの“時の列車”
“蒸気機関車型”って辺りがなんか雰囲気あっていいですが、モロ“牛”っぽいのはちょっと微妙かな?(^^;
その正体は現時点では不明ですが、オーナーは何か知ってそうな様子。

ちゅうか、デンライナーの窓からゼロライナー見て子供みたいに喜んでるリュウタロスが横のモモの頭ベシベシ叩いたりユサユサ揺らしてるのがなんとも・・・(笑)

そんな訳で、物語は大きく動き始めて、次回へ!

※次回予告
2人目、漸く参上ってか!?

※スーパーヒーロータイム
タロス衆の4人漫才、これまでの最高傑作なんじゃないか?(笑)
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by yaskazu | 2007-06-09 22:17 | 仮面ライダー | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 埴輪の寝言 at 2007-06-11 15:58
タイトル : 電王19話
先週から出てきた自称(桜井侑人)は過去の桜井に関わるなという。 ... more
Commented by at 2007-06-11 23:56 x
yasさま、こんばんわ。
ST:TOSのエピソードは今でも記憶に新しいです。The City on the Edge of Foreverでしたっけ?賞も貰っていたような。マッコイが壊れて時の門を潜っちゃう。追っかけたカークが…切ないお話ですが、yasさまもおっしゃる通り時間への干渉は本来タブーなんですよね。まあ、電王はイマジンのラブリーさを楽しむ番組なのでそこんとこは破綻しまくらない程度に適当に流してくれて構わないんですけど。(笑
Commented by yaskazu at 2007-06-12 21:49
>つ様
そうそう、日本語タイトルでは「危険な過去への旅」ですね。
何か賞もとっていたと思うし、ファンの間でも“最高傑作”と称されてる名編です。

電王は確かにイマジン達のラブリーぶりを楽しむ番組だと思うし、タイムパラドックス云々を真しやかに語る番組でもないですよね。
変な方向にシリアスになったり、無闇に“泣き”の方向に持って行かれたくないというのが私の“望み”ですか?(笑)
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