食玩“掌動 仮面ライダーVS(ヴァーサス)”シリーズの、仮面ライダー旧2号の紹介をしておきます。
今回は、同シリーズの第2弾と言うことで、ラインナップは“旧2号”“桜島1号”“ライダーマン(シークレットあり)”“ザンジオー”“ショッカー戦闘員”となっております。 勿論、全部揃えたいのはやまやまですが、こちらも経済的な事情があるので(…(^^;)取りあえず、旧2号と桜島1号で“ダブルライダー”にして、ザンジオーも加えて、映画「仮面ライダー対ショッカー」も再現できればなぁと思ったんですが、自分が行ったときは、既に旧2号が1箱しか残ってませんでした(^^; いつか再入荷したときは、改めて挑戦したいと思います。 さて、前置きが長くなりましたが、本題。 パッケージ表面。 基本デザインは、ロゴやテキスト、写真等のレイアウトは、は同シリーズのテンプレート通りで、各々の商品のキャラクターに準じるカタチにたっていて、本品は当然旧2号のものとなってます。 パッケージ裏面はこんな感じ。 近頃は、食玩と言えども、デザインや装丁が非常にセンスのいいものになっていますね。 良いことだと思います。 中味は、各パーツがビニールの袋に区分けされて入れられる、近年のバンダイの食玩によく見られるものになっています。 写真を撮り忘れてしまいましたが、当然“おまけのラムネ菓子”も入ってます(笑) フィギュア用の台座と、交換用手首パーツ各種。 写真の手前のへこみ部分に、フィギュアの踵を挟むことで、台座として使用する他、手首パーツをセットして保管する、スタンドとしても機能します。 前面。 全長約10cmと、いわゆる“ミクロマンサイズ”でありながら、プロポーションやディティール等、実に上手く纏まっており、可動フィギュアとしてもかなり優秀です(可動については後述) 1個500円という価格設定は、サイズ的に見ればは少し高い印象も受けますが、総合的に見れば、むしろ良心的かもしれません。 背面。 ただ、一方で背中側の羽状のモールドの塗装が省かれていたり、ヘルメット後部の銀ラインも塗られてない辺りは、少し残念。 細かいところでは、ベルト両横のエナージコンバーターや、各ボタン類もベルトと同色になってしまってるのも、気にはなりますが、この辺りはまぁ仕方ないかなぁ・・・(^^; 腰中央の穴は、魂ステージ等のスタンドをジョイントすることが可能で、ポージングやデスプレイの幅を広げることに役立ちます。 以下、詳しく・・・ 頭部のアップ。 頭部の大きさ自体は、約1.5cmほどしかないにも拘らず、クラッシャーの特徴的な下顎部分の形状等、旧2号のマスクの再現度は非常に高く、ちょっと驚異的ですらあります。 目がクリア&複眼じゃないのを指摘する声もあるようですが、これでそのような仕様になってたら、それこそ“神”です(^^; 可動に関しては、各間接は硬すぎず、緩すぎずで、どの角度でもしっかり保持できて、よほど乱雑に扱いでもしなければ、緩んだり破損したりということもないでしょう。 可動範囲も広く、とてもよく動くので、こういった“ファイティングポーズ”もカッコよく決められるし、全体のバランスもいいので、スタンドなしでもしっかり自立させられます。 仮面ライダーと言えば“変身ポーズ” 2号の変身ポーズは、元々は旧1号の“ライダーファイト”のポーズを継承したものですが、掌動旧1号の紹介の際にも記したように、“腕の角度”が若干違うんですよね。 細かいところですが、こういうことに拘りを持ってしまうのが、オタの性ってことで(笑) 前述の、腰のジョイントに魂ステージをジョイントさせることで、こうして“ライダーキック”も決められます。 掌動旧1号のときは、少しハメコミが緩くて、角度がなかなか上手く決まらなかったのですが、今回はむしろキツイくらいでした。 ただ、これらは“個体差”の場合も考あるので、一概には言い切れませんが。 本来は、桜島1号と並べたいところですが、前述のように、今回は買えなかったので、掌動第一弾の“旧1号”と。 劇中では、旧1号と旧2号が同じ画面に並び立つことは無かったので、ある意味“夢の共演”です(笑) 細かく比較してみると、手足やマフラー、胴体上部(胸から上)辺りは、金型流用の色替えで処理されていると思われますが、頭部や胴体下部(胸から下)は、新規金型で製作されているようです。 頭部は、先にも記したように、明確に旧2号と分かる造型が成されてますが、他に分かり易い部分として、ベルト部分の造型が微妙に異なっていることで、特に旧1号は、ベルトの下から“服の裾”部分が出ているものが、旧2号にはありません。 これは、実際のスーツも同じようになっていて、おそらくベルト自体が、2号の方がほんの少し太いことと、服の裾の丈が、逆に2号の方が短いため、隠れて見えなくなってるからだと思われます。 これは、30年ほど前に自分が作った、海洋堂のガレージキットとの比較。 当時の自分の技術が拙かった(今もだが(^^;)ことと、経年による塗料の退色と汚れで、ちょっとみっともないことになってますが、造型やプロポーション等、当時のガレージキットは、やっぱ凄い出来だなぁと、改めて感心します。 フィギュアーツの、プレバン限定版の旧2号との比較。 サイズを考えれば、フィギュアーツと並べても決して遜色のない出来映えなのには、感心します。 股関節や肩の可動に関しては、近年のフィギュアーツに近い構造なため、むしろ掌動の方が優れてたりするので、今後1号や2号辺りの“昭和ライダー”のフィギュアーツをリニューアルすることがあるなら、是非ここは反映させていただきたいものです。 ということで、食玩“掌動 仮面ライダーVS(ヴァーサス)”から、“仮面ライダー旧2号”でした。 ※追記 このテキストを書き終えたのが昨日だったのですが、今日昼間、買物ついでに近所のザらスに寄ったら、また入荷してました。 取りあえず、桜島1号とザンジオーは確保したので、また改めて紹介したいと思います。
by yaskazu
| 2016-05-13 20:40
| 日々の戯れ言
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