大阪市の出直し市長選、結局維新以外の主要他会派は対立候補を出しませんでしたか。
曰く「大義がない」「意義がない」 成る程、そうなのかも知れませんが、でもそれを決めるのは、あなた方ではないんじゃないでしょうか? そもそも選挙というのは、例えそれがどんな選挙であれ、いったい誰のために行われるものでしょうか? 政治家のためでもなければ、政党のためでもない。 まして、大義のためでも意義のためでもない。 国政は国民のため、行政は各都道府県民のため、市町村民のためにあるものだし、当然選挙も、“民”のため、有権者のために行われるもののはず。 実際、今回の出直し選挙については、自分も大いに疑問を持っているのですが、ただそのこと(選挙に打って出た)ことによって、改めて大阪都構想に注目が集まったのも確かだし、市議会の体質や、何故議会で重要法案が、尽く反対や否決をされるのかということに対し、疑問や違和感を感じた人も多かったはず。 議会で重要法案が否決される構図は、何も大阪市議会に限ったことではなく、国会の国政においても同様で、共に“民の声”が入らないってことも同じ。 でも、それこそ変な話じゃないか? 今度の市長選に対し、各メディアが大阪市民に向けて行ったアンケートの結果は、概ね以下のような感じ。 選挙の是非:反対多数 橋下徹への支持率:半数以上 都構想への是非:賛成半数以上 他会派の対立候補の擁立:過半数が擁立すべき これが本当ならば、それこそ“民意”が反映されてるんじゃないでしょうか? 市民も迷ってるし、よく分からない人も多いんですよ。 だからこそ、選挙となれば、考えたいし、選びたい。 維新や橋下氏だけでなく、他会派の主張も聞きたいし、疑問もぶつけたい。 なのに、対立候補を出さないというのは、有権者に選択肢を与えない、選挙や政治に対して考える機会を与えないということです。 そんな不誠実で、人をバカにした話って、ないじゃないですか。 大義や意義の有無を決めるのは、政治家でも政党でもなく、有権者であり、“民”な筈。 それを奪ったことの見返りは、必ず返ってくると思いますよ。 ■
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by yaskazu
| 2014-03-09 23:56
| 社会
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