先日の話のつづき。
救急車に乗せられ、ストレッチャーの上で失神に至った経緯や、以前の病歴等を幾つか訊かれたあと、最寄りの救急病院に運び込まれ後は、先ず処置室のような所に運び込まれました。 その後は、救急車の中で訊かれたことを改めて質問されたり、採血されたり点滴繋げられたり、レントゲン検査やCT検査、そして胃カメラ(これがやっぱ一番嫌だった。何度か経験あるけど、これだけは何回やっても慣れない)等、検査に継ぐ検査・・・ なにやら自分の予想を遥かに越えた展開に、今更ながら事の重大さを自覚しつつ(遅い?(^^;)心の隅ではめったにできない経験をしている事を、少し楽しんでた自分のお気楽さを、今改めて振り返ると、これまた自分で呆れてみたり(^^; そして、黒いうんちの正体や、失神した理由、詳しい病名及び病状等が、次第に明らかに・・・ 病名は十二指腸潰瘍“だろう”ということ。 “だろう”というのは、実はこの日の胃カメラでは、胃の中が真っ赤な“血の海”状態で、カメラを奥に進める事が出来ず、いずれにせよ即刻入院は避けられない状態だということで、ともかくこの日の胃カメラはそこで中断し、絶食して胃の中を空にした状態で、改めて再検査という事に。 でも、この結果は、自分はある程度予想してました。 と言うのも、実は20数年前にも1度、十二指腸潰瘍をやってまして、その時も約3週間入院したことがあったので、もしかしたらという気持ちはあったんですね。 ただ、当時とは明らかに症状が違っていて、前の時は今回みたいな真っ黒いうんちは出なかった代わりに、普通にしていても結構堪えられないような、激しい“お腹の痛み”が断続的に起きて、食欲は疎か、ご飯そのものが食べられない状況だったんですね。 それに対し、今回も多少の胃の痛みはあったものの、それは日常でもイラついたり、ストレスや疲れからくる(妙な言い方ですが)普通の胃痛と大差ないものだったことや、食欲は多少の減退はあったものの、ご飯自体は普通に食べれてたし、前日なんかはトンカツやエビフライなんていう“揚げ物”や、カップラーメンなんて、如何にも“胃に悪そうな”物食ってても、割と平気だったんですよね。 だからこそ、イキナリの黒いうんちに面食らってしまった訳ですが、どうやらこれは、胃の中で大量出血していて、それが胃酸と混じる事で、腸を通して排泄されるまでの間に黒く変色する事で起きる、十二指腸潰瘍や胃潰瘍の典型的症状のひとつだそうです。 そして、自覚のないうちにかなりの量の血液が失われてしまったことで、急激な貧血状態となり、失神に至ったということらしいです。 幸い、輸血までは必要なかったようですが、その後は点滴に繋がれたまま、問答無用の入院生活を送るハメになってしまった訳です。 てことで、その入院生活については、また改めて・・・
by yaskazu
| 2013-05-06 00:14
| 日々の戯れ言
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