「仮面ライダーW」、本当に素晴らしい作品でした。
“平成仮面ライダー”を、次の10年に繋げるという使命を帯びて始まった本作でしたが、その完成度においても、商業的な成功においても、ましく「クウガ」以来の大ヒット・・・いや、ある意味これまでの“平成仮面ライダー”を、全て越えてしまった感すらあります。 個人的には「デカレンジャー」にハマッて以降、塚田Pの手がけるライダー作品をいつか観てみたいと思っていた願いが叶った作品でもあり、その期待に十分応えてくれた事にも感謝しています。 本当は、ずっと感想書いて追いかけて行きたい作品だったのですが、管理人の時間的都合とか、体力、気力不足等で、気持はあっても出来ずじまい。 以前は週に数本の感想を掛け持ちでやってても平気だったのに、今では「大魔神カノン」1本(それも、実質2週送れ)で精一杯で、なんともトシを感じてしまいます(苦笑) なので、せめて最終回くらいは・・・って事で、出来る限り感想書いてみます。 ・・・・って、この無駄な前置きをやるから途中でスタミナなくなるんだよねぇ(^^; では、本題 >あれから1年 フィリップが消滅してから1年の月日が経過し、風都は相変わらずの時が流れてる模様。 冒頭シーン、サンタちゃん経営のペットショップで、対応の悪い店員にインネンつけてる翔太郎。 後半でこの店員が再登場するまで、このシーン自体が、この番組のベースになってるとも言える“あの作品”の最終回のリスペクトというか、オマージュになってる事に気づかなかったのは、その作品が大好きで何度も繰り返し観ている筈の人間としては、一生の不覚でした。 それについては、また後述。 しかし、サンタちゃんが店長って、頑張ってのし上がったのか、それともこっちが元々の本職だったのか、どっちだろう? 翔太郎が買って行ったのは、ミックの餌ってところかな?(亜希子の餌ではミックがストレス死しそうになるか、やっぱ(^^;) 風都タワーも無事再建されたようだけど、あれだけの規模の建造物が、まるで怪獣の襲撃に遭ったかのような壊され方なのに、1年で完全に再建するってのは、風都の技術力が優れてるのか、実はとんでもない手抜き工事とか・・・(^^; まぁそれはともかく、この街の象徴たるこの風都タワーが、実は今回とても重要な鍵となってる訳で。 >俺はお前に合わせる顔がねえ 冒頭のペットショップの袋や翔太郎のファッションと、目覚めた若菜姫の部屋に見舞に来る時のそれが全く同じだったのが、今回の“仕掛け”の始まり。 少なくともこの段階ではまんまと引っ掛かってたし、小見出しの翔太郎のモノローグの“意味”も、その“仕掛け”が明らかになった時に初めて解るという・・・・ 最後まで“推理物”としても、抜かりない脚本だなぁ(^^) >お前の力が欲しいよ・・・ これも今回の鍵になる翔太郎のモノローグですね。 強がっていても、失った“相方”の事が忘れられない・・・ で、初っぱなのシーンからここの海岸のシーンでも、何かのレンズ越しのような視線から翔太郎を見てる“何者か”の目・・・・ まぁ、これはぶっちゃけこの時点でその正体は見当つきましたが、やっぱ“愛”の力なんでしょうねぇ(違) >お姉さんがいないと何もできない 最終回の依頼人は、お姉さんを探してくれという、小学6年生の青山晶君・・・ん?、もしかして“青山剛昌”が元ネタか?(“探偵繋がり”だし) まぁそれはいいとして、翔太郎のハードボイルド論にそれっていい事なのかと突っ込んだり(笑)、完全な人間はいないとか、自分は子供で半人前だから大人を頼るのは当然とか、いちいち“癇に障る”屁理屈ほざくこの“クソガキ”に、とうとうブチ切れちゃう翔太郎も大人げないというか、やっぱ“ハーフボイルド”だなと(^^; 晶君の言ってる事はあながち間違ってないというか、案外正論だったりするんですが、それを当然の事として堂々と言っちゃう辺りが、翔太郎には気に入らなかったようですが、実はそこには自分のフィリップに対する思いと通じるものがあって、根底の部分では“ちょっと分かっちゃう”気がして、そこが逆に許せねえってのも、あったのかも知れませんね。 >相棒に連絡だ 晶の姉さん、青山唯は、嵐が丘学園の生徒達と共に、風都に今だ数多く残存してる“ガイアメモリ”を、闇で売買してる"EXE”という組織と一緒にいるらしい事、その組織のボスが“エナジー”と呼ばれてる事等を聞き込んだ翔太郎は、“いつもの癖”で、思わずフィリップにキーワードを検索させようと連絡するものの、エリザベスに突っ込まれてふと我に帰るという・・・ なんだかんだで、翔ちゃんの“喪失感”は、相当重症なようで、それを思えばその“やせ我慢ぶり”は、結構泣けるでぇ〜 ウォッチャマン、クイーン&エリザベスの出番も、このシーンでおしまい。 ちょっと名残惜しい・・・ >ミュージアムを継ぐ者 ・・・・を名乗った、単なるバカガキの集団がEXEの実態、なんだかなぁ〜(^^; こんな連中にミュージアムを継ぐなんて言われたんじゃ、園崎一家みんな泣いちゃいますよ(てか、むしろ嘲笑された挙げ句瞬殺されるのがオチか) で、最初にメモリを売ったのは実は唯だった事も判明。 偶然見つけた物を軽い気持で売ったら凄い金になって、以降他の連中につけ込まれて手伝わされてたという、ホントにチンピラなガキ同士のチンケな事件だった訳ですが、例えミュージアムが無くなっても、無数にバラ蒔かれたガイアメモリは、確実に風都に巣食って、いまだに犯罪の温床になっている事を示しています。 因みにこのシーンで、EXEのガキが“カリスマ”の存在を示唆してますが、それがあたかも“若菜姫”かと思わせる辺りのミスリードも、上手い引き方ですね。 >俺は、仮面ライダージョーカー! フィリップの望み通り、翔太郎はそんな闇から風都を守る存在、“仮面ライダージョーカー”として、戦い続けてると・・・ 変身の際、一瞬「行くぜフィリップ」と言いかけて「いけね」となる辺り、翔ちゃんの“喪失感”は、相当重症なようで・・・と、以下先と同文。 仮面ライダージョーカーは、劇場版「AtoZ」以来の登場ですが、メモリ自体は劇場版のT2メモリではなく、本来のジョーカーのメモリな模様。 これが可能なら、“翔太郎サイド”の他のメモリも使えて、“仮面ライダーメタル”や“仮面ライダートリガー”も出来そうな気もするんですが、メモリの相性という点で、やはり翔太郎にはジョーカーが最適って事でしょうか。 まぁ、単純にスーツ作る予算もう無いよって事でしょうけど(お ジョーカーの肉弾戦主体のアクションは、元来の“仮面ライダー”的でもあり、そのカラーリングも相俟って“BLACK”を彷彿させたりで、素直にカッコイイ! 動きの“ワイルドっぽさ”も、翔太郎の単独変身をよく表現してるし、何より凄く“高岩成二”してる(笑) ここでアノマノカリスドーパンドを撃破したのはライダーパンチ。 所詮はガキの変身した“再生怪人”みたいなもんだから、相手にもならんかったようで・・・(笑) >若菜姫暴走 姉が事件に関与していた事を知って、ショックの大きい晶を、先に一旦事務所に帰す翔太郎。 この時の翔太郎“しらべる事がある〜”の後に、若菜姫暴走のシーンが繋がるから、ここでも今回の“仕掛け”に引っ掛かっちゃうんですよね(^^; 病院の廊下のシーンで、刃野さんとマッキーの出番も終了。 風都イレギュラーズもこれで全員お別れです。 See You・・・ 若菜姫の中には、“汚れた街を浄化する”使命が残っていて、その強い思いが変身しないままでドーパントの能力を発動させ、駆り立てた結果が病院内での大暴れ。 けど、その真意は決して星を滅ぼす事ではないというのが、この“仕掛け”の最も重要な部分でもある。 若菜姫の言葉に対し、照井が言った 「この街は汚れてなどいない!」 ってのは、初登場の時に言ってた事とは真逆なんですが、照井がここに至るまでの経緯を見守ってきた側からすれば、実に感慨深いものがあります。 若菜を止めようと、アクセルに変身して斬り掛かった照井を止めに入った翔太郎が、思わず口走った言葉から、フィリップが自分を救うために身を犠牲にして消滅した事を知ってしまった若菜・・・・ 多分ね、この時点で若菜姫は、何故自分が“地球の巫女”になる事を受け入れたのか、弟“来人”に対する思いとか、自分の“本心”に気づいたのでしょう。 そしてそれが、彼女の“決断”に繋がる訳ですね。 データ人間化した若菜姫は、その場からかき消すように空間に失踪。 (自分が消えた事を)黙っていてくれと言われた事を守れなかった、せっかく救出した若菜姫も、本当の意味では救えなかった。 翔太郎の“合わす顔がねえ”の意味はここにあった・・・と、思ったけど、しかしまだ何か釈然としない・・・・ それこそが、今回の“仕掛け”の最大のポイント。 >やせ我慢、それがハードボイルド 事務所に戻ってきた時、中から聞こえてきたフィリップに声に本気で喜んで、部屋中を探し回る翔太郎。 けどそれが、晶にフィリップの話をする際に、亜希子がフロッグポッドに残ってたフィリップの声を聞かせていただけと知った時の、翔太郎のヘコミ様は本当に見ていられないほど大きくて・・・・ 亜希子も、この時ばかりはさすがに申し訳なく思ったのか、スリッパで頭叩いてくれって申し出るものの、翔太郎の方も亜希子に悪気が無いのが分かってるからか、無言で地下ガレージに引っ込んじゃうけど、その“気遣い”が亜希子にとっては却って辛く、自分で自分の頭をスリッパで叩くのは、いつもならギャグシーンなのに、今回は切ない。 フィリップの残した本、皆で映ってる写真、地下のホワイトボードに書かれた文字等、フィリップの“残像”を今でも大切に残してる事からも、翔太郎の喪失感の程が伺えます。 そしてここで、初めて晶はフィリップが本当はこの世から消えてしまった事や、翔太郎にとってフィリップが晶にとってのお姉さんのように、いかに大切な相棒だったかを、知る事になります。 それでも、どれだけ寂しくて辛くても、やせ我慢して頑張るのがハードボイルド、漢の生き方っていう翔太郎の言葉の意味を理解する晶は、どうやらこの時、翔太郎に対するある種の“憧れ”が芽生えたようです。 そう、かつて翔太郎が鳴海荘吉に憧れたように・・・ 晶役に、以前翔太郎の少年時代を演じた子を連れてきたのは、実は意図的だったのかも知れませんね。 ところでこの晶約の“嘉数一星”君、どこかで見た事あると思ったら、「アイシテル〜海容〜」ってドラマで、少年の殺人犯になってしまう子の役に出てた子だったんですね(あのドラマ観てたから、印象に残ってたんだな) >家族だもの・・・ “再起動”と、自分なりのガイアインパクトを成すための方法を訊きに、シュラウドの元に現れた若菜姫。 答えが星の本棚にある事を教え、簡単に協力した事を不思議がる若菜に、家族だからと言った後、自分の思うようにしなさいと言い残し、若菜の膝で息絶えたシュラウド・・・ なんか唐突に逝ってしまったような印象ですが、実は園崎家を追われた時、テラーから受けた攻撃で結構なダメージ喰らってて、今まで半ば精神力だけで生き存えていたのが、それが途切れた今、一気に生命力を失ってしまったというところでしょうか(私は、実はシュラウドも“NEVER”か、それに類する存在だったんじゃないかと思ってるんですが) 冴子さんが最期は“姉として”旅立ったのと同様に、シュラウドも母として、そして妻としての死を迎えたようで、その思いは最終的には・・・・と、ここが本作のテーマのひとつとも言える部分に回帰して行くんですね。 上手い構成だなぁ・・・(^^) >1人で踏ん張る 姉さんを救うため、単身EXEのアジトに来た晶は、隙を見て姉さんと共に脱出。 追いつかれそうになった時、颯爽と左翔太郎登場! この、姉さんを助けたければ1人で〜実は発信器着けてあって、土壇場で探偵登場って流れは、ベタなんだけど探偵物としてもヒーロー物としても王道で、ここは素直にボルテージ上昇! 1人で踏ん張ってる翔太郎見て、あの“甘ったれ”の晶も1人で踏ん張る気になったってのも、ちょっとジュブナイルっぽくていいね! >行くぜ、俺、変身 なんか電王ネタかと突っ込まれまくってますが、行くぜフィリップに対しての、翔太郎が1人で戦うって意思表示のためって言葉って事でいいんじゃないかな? EXEの1匹が変身したコックローチドーパントも、“ライダーキック”で軽く一蹴。 しかし、アノマロカリスとかコックローチとか、なんでそんな生理的に“嫌”な物に好んで変身したがるかな? あぁそうか、“街の虫けら”って事だな、きっと(^^; >出番がなかったな、エナジーさんよ 照井の協力もあって、EXEの他の連中はメモリを使う前に全員捕縛成功。 リーダー格のニィチャンをコンパチ(デコピン)一発で気絶させ・・・って、ライダーのままやったら頭ごと吹っ飛ばないか?(^^; ともあれ、落としたメモリを踏み潰したまではよかったものの、後でそのメモリが発した音声は“エッジ” つまり、ヤツは“エナジー”ではなかったと・・・・ >エラソーに、何が街の顔だ ここで冒頭に出てきた、サンタちゃんの店の店員登場。 で、ここでこれが、あの「探偵物語」の最終回のオマージュだという事に、やっと気づいたのですよ(ホント、これを見落としてたとは、なんて迂闊な!) そして「探偵物語」のラストを知ってる身としては、正直頭から血の気が引く思いがして、その直後にみんなを守ろうとした翔太郎が、店員(実はヤツこそEXEの真のヘッドの“エナジー”)の変身したエナジードーパントに背後から撃たれて倒れた時は、かなり本気で翔太郎が、DTブギウギバンドの「身も心も」をBGMに、街の雑踏を傘さして歩いてくエンディングが頭に浮かんじゃいましたよ(^^; それに、背後から撃たれるシュチュエーションは、鳴海荘吉の最期とリンクしてて、このまま晶に将来の風都を託して・・・なんて展開も、十分考えられるし・・・・ まぁ、そこはやっぱりヒーロー物だし、なんと言ってもこの作品は「探偵物語」ではなく、「仮面ライダーW」な訳で。 >相棒の帰還 エナジードーパントの攻撃から、翔太郎を護ったのは、なんとエクストームメモリ! そして、その中から発せられた光の中から立ち上がったのは・・・・永遠の相棒、フィリップ! 何故、帰ってこれた、どうやって復活したのか・・・・ それこそが、最終回最大の大仕掛けであり、園崎一家の物語の、真の着地点だったんですね。 >全ては1年前・・・ 翔太郎が撃たれるシーンに前後してインサートされる、若菜姫が再起動し、ガイアインパクトを発動させるシーン。 同じ場所に居ながら、翔太郎達のシーンでは再建された風都タワーがそびえ立っているのに対し、若菜姫のシーンでは未だ再建途中・・・・ フィリップの、1年前に姉さんが身体をくれたというセリフと共に、ここで初めて若菜姫に纏わるシーンが全て1年前、フィリップが消えた直後の出来事だった事が判明します。 この辺りの時系列のミスリード演出は、かなり勘のいい人間でないと、初見の段階では殆ど解らない構成になっていて、ミステリー物としても実に上手く出来てる。 これはホントにやられました(^^; >これが私の決めたガイアインパクト 若菜姫の決めたガイアインパクトは、自分の身体と引き換えに、フィリップ・・・弟、来人を蘇らせる事。 「私の身体をあなたにあげる」 このセリフで、姉と弟の禁断の◯◯◯が頭に浮かんだヤツ、お前の罪を数えろ!(ハイ、スンマセン、私です(^^;) しかし、フィリップが女の子になって蘇るのかとか、身体が若菜で心がフィリップで、だったら翔太郎名実共に愛が実って万々歳じゃないかとか、いやそれじゃつまらん、フィリップは男の子だからこそ・・・とか思った人は、多い模様(お前らも罪を数えろ!) 真面目に考察するなら、フィリップの身体が消失したのは、エクストリームの光を浴びた若菜と同化した影響だから、若菜の身体を媒体にしてそこから元の肉体のデータを抽出し、再構築することで身体を取り戻す事が出来た。 しかし、いくらエクストリームの力でも、さすがに人間1人の肉体を構築するためには、1年間の時間を必用とした・・・てなところかな? フィリップに身体を捧げる決意(いや、この表現もちょとアレだな(^^;)をした理由を、翔太郎の泣き顔が見てられなかったなんて言う若菜姫ですが、それも勿論あるかもしれないけれど、根底にはやっぱり弟への愛情があったからこそなんでしょう。 互いの正体を知らかった頃の、あの心の触れあい、幼い頃の手と手の温もりの記憶は、嘘ではなかった・・・ そして、自分が巫女になる決意をした理由・・・人類の未来のために地球を変えるのは、誰よりも優しく、人を、街を、星を愛せる来人こそ相応しい。 園崎一家が人類や地球の為を思っていたのは、多分本当だと思うし、純粋なものだったと思う。 けど、その方法は明らかに間違っていたし、人類を苦しめるものでしかなかった・・・・ 自分達自身が“地球の記憶”の一部になった時、初めてそれに気づいた彼らは、家族の中で最もそれに相応しい存在、園崎来人・・・フィリップに、その全てを託す事にしたのでしょう。 その家族の願いを理解したからこそ、フィリップはそれを受け入れ、自らは“戻る”決意をしたんでしょうね。 やっと、本当の意味で分かりあい、全員が揃う事が出来たファミリーは、同時にそれが永遠の別れの時でもありました。 切なくて哀しいけど、とても爽やかで温かい家族との別れ・・・・ここ、結構泣きますよ。 それにしても、シュラウドはあんな状況でも包帯姿なんだねぇ(笑) >完成されたハーフボイルド フィリップの帰還を手放しで喜ぶ一同。 中でも翔太郎の、感情全解放の歓喜ぶりは、フィリップを相変わらずのハーフボイルドだと苦笑させるほど。 そんな翔太郎を指して亜希子が言った 「翔太郎君は完成されたハーフボイルドだもんね」 は、正に左翔太郎という男を見事にひと言で表してると言えるでしょう。 ハーフボイルドでも、それを極めてしまうのもひとつのハードボイルド。 鳴海荘吉なら、そう言うかも知れません。 盛り上がる中、しっかり照井に抱きついてる亜希子がかわいい(笑) 素晴らしい大団円だ!・・・・と、思ったら >コラー、無視すんなー!! 大盛り上がりの一同に、しびれ切らして叫んでくる“エナジー”さん。 なんだ、アンタまだいたのか(笑) ザコな相手と言えど、風都を泣かせる悪は仮面ライダーが許さない! って事で、Wに変身する翔太郎とフィリップ! >さあ、お前の罪を数えろ! 主題歌「W−B−X」をバックにしてのエンディング。 サイクロンジョーカー、ルナトリガー、ヒートメタル、と、基本3フォームに次々とチェンジして、エナジードーパントを徹底的に追い詰めるW。 そして最後は、サイクロンジョーカーに戻って、必殺技ジョーカーエクストリームで撃破!(思えば1年前、身体が左右に分割してキックするって必殺技には、度肝を抜かれたもんだ) そして、ラストカットは“言わずもかな”なこの決めゼリフでEND 「さあ、お前の罪を数えろ!」 そんな訳で、ちょっと頑張って最終回の感想、書いてみました。 まだこの作品に関しては少し語りたい事も残ってるんですが、それはまた機会があればと言う事で、ご容赦。 そして改めて、この素晴らしい作品を作ってくださったスタッフ、キャストの皆さんに、感謝と敬意を!
by yaskazu
| 2010-09-02 00:19
| 仮面ライダー
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Comments(2)
Tracked
from にき☆ろぐ
at 2010-09-03 21:45
タイトル : 仮面ライダーW 全49話
さて、少し遅くなってしまったのですが今更ながら仮面ライダーWの総括的感想を書きたいと思いますこんなにキッチリみた仮面ライダーはとっても久しぶりだったんですけど1年間見て...... more
Commented
by
M
at 2010-09-02 02:31
x
最終回のラスト数分を見て、デカレンジャーの最終回を思い出しました。
「戦いはまだ続くだろう」ということを示しながら、 登場人物が今まで積み重ねてきたスキルを見せて 「でもこれからも大丈夫」という希望を残す手法。 そして、最後にキメ台詞でCutOffするところなどなど懐かし感いっぱいです。 塚田Pの趣味なんでしょうかねぇ。 (提供バックにWとOOOの握手シーンがあったら吹いていたところです) 「戦いは終わった。しかし主人公も・・・」という寂しい最終回が多い昨今、 爽やかな終わり方で、うれしく思っています。 ところで、フィリップ君の登場ポーズはもしかして○○ミネーターオマージュですか?
0
Commented
by
yaskazu at 2010-09-02 21:11
>M様
そうですね、デカレンジャーを彷彿させるエンディングでもありましたね。 「W」は、相棒や仲間、正義という辺りが「デカ」や「ゲキレンジャー」、“家族”ってテーマは「マジレンジャー」と、これまで塚田Pが手がけてきた作品の集大成だったと思います。 また少しインターバルを置かれるようですが、十分な準備期間をおいて、また新しい作品を見せてほしいですね(^^) フィリップのポーズは私も思いました。 だったら出てきたときは全裸じゃなきゃダメじゃないかって気もしますが、朝の子供番組だし、第一それじゃ一部のファンしか喜ばないしって事で(笑)
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