最近「W」は本当に面白いんですが、今回は中盤のクライマックスという感じで、盛り上がり方がちょっと見過ごせないくらいハンパではない。
加えて、近年のヒーロー作品系から出た女優さんの中では、自分的には1〜2を争うお気に入りの“長澤奈央”ちゃん(てか、もう“さん”ですよね(^^:)がゲストという事で、ちょっと時間的に厳しいんですが、できる限り感想を書いてみたいと思います(結局次回放送1日前になっちゃった(^^;) では、本題。 >馴染んできた照井 確かにそうだけど、割と初登場時からそういう雰囲気はあったから、照井の本質も実は翔太郎達とあまり変わらないのかもしれません。 それを“あんな風”にさせてるのは、いちにもなく“ダブリューのメモリの主”への復讐心な訳で、今回と次回はそれが大きなポイントになる。 馴染んできた照井をここで描くのも、後半の展開との対比だし、衣装が最初の頃のものに戻ったのも、その暗示なのかも知れません。 あぁそうか、今更気づいたけど、あの赤い色は復習の赤の意味だったのかも・・・ >デンデンセンサー 目の前の食事もマジックショーも差し置いて、制作に夢中な辺りはフィリップ君らしいけど、あれゴーグル状態だけの方が絶対役に立つし、第一なんでデンデン虫?(笑) 今のところ、何が目的なのか、本当に味方なのかもよく判らないシュラウドさんですが、確かにお役立ちアイテムには違いないけど、あんな妙チクリンな物ばかり送ってくるあたり、あの怪しさ満点の容姿に相反し、案外お茶目な人なのかもしれません(笑) >透明レディ リリィ白銀さんを演じるのは、前記した通り管理人がお気に入りの“長澤奈央”さん(嬉!) “ハリケンブルー@野乃七海”の頃はまだ少女の雰囲気が残ってたんですが、すっかり大人の女性になりましたねぇ・・・・(しみじみ) てか、エロいよ!(^^; 冒頭のマジックショーの時から翔太郎の目をくじ付けにした、あのハイレグレオタードに黒のストッキングという出立ちで、あんな風に しかも抜けなくなったって・・・け、痙攣しちゃったんですか!?(←黙れ!) コホン・・・・失礼、メモリが・・・ですね(^^; しかし、若菜姫に“直差し”とか、自分でコントロールできない上に抜けなくなるとか、若い娘相手に本当に井坂先生は鬼畜野郎ですな。 実に羨ましい・・・じゃない、許せないですね(・・・(^^;) >それは聞き捨てならんな・・・ 久々に若菜姫が“舌打ち”発症(しかも2回)で、かなりイライラ状態な上、更に力のコントロールが利かずにカップを握り割ってしまうという、メモリ暴走に似た症状が・・・ この辺りの描写も含め、やはりガイアメモリというのは実社会における麻薬を暗示しているもので、それを流通させる園崎家はマフィア一家って事なんでしょうね。 若菜姫の異変が、井坂先生がドライバーを弄った事が原因な事が、園崎パパに知れる事になった訳ですが、この辺りドラマがどう展開するかに注目ですね。 そして何より、若菜姫が今後どうなってしまうのかが気がかりです。 やはり、彼女を救う事ができるのはフィリップだけ・・・なんて展開になるんでしょうか? いずれにしても、悲劇的結末は避けてほしい物です。 >重い! コラ照井!、わしの奈央ちゃんに失礼な事を言うんじゃない! わしは重くてもいいから、上に乗ってほしいわい!!(コラコラ・・・) てか、おっぱいバッチリ密着してるじゃないか!クソ〜羨ましい!!!!! >口は軽いのか う・・・・これはちょっと上手い。 座布団一枚(笑) >ベ〜〜〜 可愛いと思ってしまったのは、わしの依怙贔屓って事で(^^; >仇敵との出会 リリィにインビジブルのメモリを渡した人間が井坂先生だった事で、遂に家族の仇である“ダブリューのメモリの主”と巡り会った照井ですが、その事が彼を元の“復讐鬼”に引き戻してしまいます。 圧倒的に強力な上に、マキシマムドライブまで効かない“ウェザードーパント”に対し、翔太郎達との協力を拒んで、自分の命と引き換えてでも、家族の仇を討とうとする照井を、どう諭しても止められない事を悟った翔太郎は、それでもなお照井を止める為なら、その照井以上の無茶をしかねない。 フィリップは、そんな翔太郎の事を一番理解してる“相棒”だからこそ、心底彼を気遣い、引き止めようとするのですが、でも“相棒”であるが故に、照井以上に翔太郎を止められない事も分かってる。 翔太郎も、そんな“相棒”の気持は十分理解してる。 「お前は俺のおふくろか?」 は、それに応える翔太郎なりの感謝の言葉なんでしょう。 でも、これやっぱカノジョか女房に言う言葉だよなぁ、本来は・・・(^^; やはりここは互いに身も心もひとつになった仲って事で(お・・・) そんな、互いの“思い”がこもった“拳を付き合わす”シーンは、だからこそ今回一番熱くて盛り上がるんですが、それ故に後に切なさを増す訳で・・・・ >マジシャン一家の真実 元々の依頼が、元の身体に戻してほしいというものだった筈が、メモリの力を自由に使えるようにしてほしいと、井坂先生=ウェザードーパントに付いていってしまったリリィさん。 多分、事故死した父母の代わりに、お爺ちゃんの期待を一身に受けて育てられたのに、それに応えられないへっぽこマジシャンな自分が、なんとかお爺ちゃん・・・伝説のマジシャンであるフランク白銀の引退講演に間に合うように、消滅マジックのために使用したいってのが真相なんでしょうが、その想いが純粋であるが故に、間違った行動に出てしまった・・・ なかなか切ない話ですが、透明化とか、マジシャンとか、消滅マジックとか、なんと言っても“リリィ”って名前・・・もしかして「悪魔ッ子」ネタですか? そう言えば前のエピソードが「青い血の女」を匂わせたりしてましたが、色んなパロディとかオマージュを巧みに作品に取り入れるマニアックな塚田Pだから、多分間違いないでしょうね(^^; それはともかく、長澤奈央ちゃんのセーラー服姿は、イイ!(←そこか!) ・・・・まぁ、さすがにちょっと風俗っぽいけど(^▽^; >変態医者の真実 遂にその正体が明らかになった井坂先生ですが、照井の家族だけでなく、幾つもの事件を起こしていた殺人鬼・・・しかも自分の力を試す実験としてのもので、殺しそのものに悦びを感じるに至っていたとは・・・ いやもう、文字通りの“変態”さんなんですが、それがガイアメモリに魅せられた事の影響に因るものなのか、元々持ち合わせていた資質だったのかは分かりませんが、人間が本来持ち合わせてる“負”の部分に働きかけ、暴走させるがガイアメモリで、それを防ぐフィルターの役割を担うのがドライバーを否定して“直差し”を推奨し、自ら進んでメモリの毒に冒されようとする辺り、やっぱり生来の変態なんでしょうね(^^; そりゃ直に差す方が気持いいのは分かるけど・・・(←やめなさい!(^^;) 井坂の言う“人とメモリは惹かれ合う”というのは、互いに干渉しあうという事を意味しているのでしょう。 それはともかく・・・・ 奈央ちゃんをいやらしく撫で回すのはやめろ、この変態医者め!(羨ましい・・・) >俺はもう自分を抑えられない! 復讐心に火のついた照井は、憎しみと怒りの感情からこの言葉を発してしまう訳ですが、それに対して“私もです”と応じる井坂も、悪意と欲望という、両者とも“負”の感情からその言葉を発している。 照井が憎しみから自分を抑えられないというのであれば、それは実は本質的に井坂と同じなのではないか・・・・ その辺りの対比と、それをどう越えてゆくのかが、後編のポイントになるのでしょう。 ただ、なんだかんだ言いながらリリィが逃げるのを見過ごす辺りは、翔太郎達と居た時間が彼を少し変えた証なのかも知れません。 出会った頃の照井なら、問答無用でリリィもろとも攻撃してたかも知れないですからね。 >皆さん、重大な発表です ここで突然モモさん乱入(笑) まぁ「電王・トリロジー」の宣伝な訳ですが、空気読まずにいきなり出てきて、全部持っていっちゃうキャラの濃さは相変わらずのようです・・・(^^; てか、Aパート長!!(この時点で既に画面の時刻は8:20分過ぎてるし(^^;) >ウェザードーパント ウェザー(天候)を自在に操るだけでなく、複数の力を同時に使い分けるウェザードーパントの強さは尋常じゃない。 しかも、尚も新しい力を手に入れるためのメモリを手に入れるため、インビジブルのメモリを体内でロックされる様に細工してリリィさんに渡し、その命を吸収して彼女が死んだ後に残ったメモリを手に入れるのが目的という外道ぶりは、正に仇敵の名に相応しい。 霧彦さんとはある意味真逆と言っていいキャラクターですが、冴子さんはこの“危なさ”にぞっこんという辺りが始末が悪いと言うか、ある意味当の井坂先生よりヤバイ人だなぁと、思ったり(^^; >純正化されたメモリ これもガイアメモリが薬物を示唆する物である事を表すひと言。 ガイアメモリも、精製法や使用法によって、毒にもなれば薬にもなるって事なんですね。 ただ、Wやアクセルのガイアメモリが、ミュージアムのそれと違って人に害を及ばさす、その力を有益に使う物だとして、仮にそれを作ったのがシュラウドだとすれば、彼女が翔太郎達に手を貸す理由も、おぼろげながらも見えてくる気がします。 ・・・やっぱ、一部の噂通り、園崎ママなのか? >この街では誰にも泣いててほしくない・・・ Wとの共闘を頑に拒否し、自分だけでウェザードーパントを倒そうとする照井は、その圧倒的な強さに手を触れる事も出来ず、一敗地に塗れてしまう・・・ 笑いながらとどめを刺そうとする目の前の仇敵に、自分の力では全く歯が立ない悔しさから、思わず涙がこぼれ落ちてしまう照井・・・・ それを見た翔太郎は、フィリップが必死に止めようとするのも聞かず、遂に禁断の“ツインマキシマム”を発動させる! 全身炎に包まれ、絶叫する翔太郎=W! ・・・と、いうところで前編は終了。 翔太郎が照井の涙を見てああいう行動に出るのは、翔太郎自身の行動理念である“この街では誰にも泣いててほしくない”を激しく揺さぶったからで、凄く燃えるシュチュエーションです。 まぁ、翔太郎が左手でツインマキシマムを発動させようとするのを、フィリップが右手で止めようとする辺りの“一人芝居”は、さすが高岩成二さんだと思わせるんですが、前後の繋がり見ずにここだけ見たらちょっとコントにも見える・・・(^^; ところで、ネット巡りしていて、ある方のブログでこの翔太郎の“誰にも泣いててほしくない”が、「クウガ」の五代雄介の“もう誰かの涙を見たくない”“みんなの笑顔のために”と、行動理由が同じだと書かれてて、なるほどと思いました。 確かに、雄介と翔太郎とは表向きのキャラが違うから気づかなかったけど、2人とも戦う原動力になってる理由は全く同じなんですよね。 「仮面ライダーW」は、平成仮面ライダーの新たな出発という事で、色んなオマージュが含まれてる事は分かってましたが、主人公自身が平成仮面ライダー第1作のオマージュになってたとは・・・・ 今まで気づかなかったのは、迂闊だった!(^^; >次回予告 次回は久々にファングジョーカー登場。 今度はフィリップと照井の熱いドラマがありそうです! ハリケンブルーがラインナップに入ってます〜〜♪
by yaskazu
| 2010-03-27 17:26
| 仮面ライダー
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Comments(2)
つるです。
私も気になりましたが、前半パートが20分越えのパターンはディケイドから続いていますね、スタッフの嗜好や方針が変わったのでしょうか? 超電王の新作ですが…う~ん、さすがに3本立てはちょっとな~とは思いますが…
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yaskazu at 2010-03-27 23:40
>つる様
確かに最近多いですよね、Aパートがやたら長いの(^^; 物語の流れを切らないで盛り上げようという意図は分かるのですが、 そこを上手くやりくりして、案配よく収めるというのも、映像屋の腕の見せどころでもあると思うのですがね。 電王、実は「さらば」も「超電王」も観てないのですよ(^^; 単に時間がとれなかったからというのも大きな理由ですが、なにか時分の中では「クライマックス刑事」でひとつ抜けちゃったところがあるからなんですよね。 「トリロジー」自体は、如何にも今の東映らしい企画だと思いますが、それ以上に“18禁”のプリキュア上映会の企画の方が度肝を抜かれましたよ(笑)
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