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仮面ライダーW 第24話「唇にLを/嘘つきはおまえだ」
前回に続き、今回もほぼ全編“ネタ祭り”(笑)

よく見るとストーリー自体は結構シビアだったり、かなり重いテーマを含んでたりするのに、最初から最後まで“色んな意味で”暴走しまくる演出のおかげで、なんだかよく解らないシロモノに・・・(^▽^;

しかし、電波塔の魔術師の正体があの人だったとは、正直前回の時点では読めませんでした。
良くも悪くも“ネタ全開”な演出にスッカリ騙されたからですが、そこまで計算しての事だとしたら、まんまとしてやられたってところです(^^;

では本題。



>赤い仮面ライダーはドーパント 私の正体はタヌキ
思わず“ホントの事”を口走っちゃったゆきほさんと、それを聞いしまったジミー君。
各々が深く傷ついてしまった事、そしてその“青春の涙”とやらを集める事に悦びを得る、ライアードーパントの変質外道ぶり・・・・

と言う、結構重要なドラマが展開されてる背景で・・・

何やってんだお前らは!!(笑)

ライアードーパントの、言葉がそのまま吹き出しとしてビジュアル化され、相手に突き刺さるって演出からして既にコミックなんですが、ヒーローとヒロインが全員挙ってコント繰り広げてる図とはどうした事か!(いや、面白いからいいんですがね(^^;)
この辺りの可笑しさはとても文章じゃ書き切れんわな(^^;

普段の照井なら完全にブチ切れそうな状況ですが、前回自分も“すっこんぶ”でコケにされてる分、さすがに引っ込まざるを得なかったか(笑)

>仮面ライダーWはよいこの番組です(^^;
「君の身体を診せてくれないか」
「突然、なにを・・・」
「そのつもりで来たんだろ?(ジュル)」
この時点でテレビのスイッチを切ったお父さん、お母さんの数は相当数と思われ・・・(笑)

井坂先生の“変態”ぶりは、予告の時点でのこっちの予想を遥かに越えていた!・・・てか、セリフの後の(ジュル)は、放送コードものだろう!

しかも、人間の姿よりもドーパントの身体にしか興味がないってのは、極度の“フェチ”という事でもあり、更にタブードーパントになった冴子さんの身体を慈しむ様に愛でる姿は、とても日曜朝のよいこの番組とは思えません!!!!(^^;

冴子さんも冴子さんで、人間の姿の時に“同じ事”をしてほしかった様な事言ってるし、身体撫でられてる時の“声”は・・・・(いやん、冴子さんのエッチ!)

朝っぱらから、おぢさん思わずバッチリ目が覚めて勃きちゃいました・・・じゃない、起きちゃいました、どうもありがとうございます、ごちそうさまでした!(ジュル)

>少々、ホンネを見抜きすぎたかな?
あまりに強烈なエロシーン(・・・(^^;)で忘れてしまいそうですが、ここでかなり重要なものがさりげに語られてます。

冴子さん、どうやら相当に腹黒い陰謀を持っているようで・・・・(怖)

なるほど、霧彦さんは冴子さんの“黒さ”からすれば、あまりに純粋過ぎた故、ああいう事にまってしまったのか・・・
改めて、気の毒すぎる(T▽T)

>ジミーはあんたのオモチャじゃねえ
私は若い頃、年上のオネーサンにオモチャにして欲しいって、真面目に思た事もあるけど・・・(←やめんか(^^;)

孤独でつまらない日々を送ってきたゆきほさんの心の隙間に、スッと入ってきたジミー君の歌と笑顔。
ゆきほさんにしてみれば、自分のあまりの才能の無さにすら気づかないで、ひたすら夢に打ち込んでるジミー君の姿に、なにか自分の姿を重ねる様なところもあったのかもしれません。

しかし、だからと言って不正をしてまでジミー君を合格させようとした行為は、彼の人格を無視し、夢を冒涜するに等しい行為な訳で、結果的に深く傷つける事になってしまう。
ジミー君への恩返しと言いながら、そうしている自分に酔っている自己完結に過ぎなかった訳で、翔太郎の言葉は辛辣だけど、真実でもある。
けど、それを気づかせてあげない限り、ゆきほさん自身も、ジミー君も、次のステップには進めないんですよね。

ネタ祭り全開な今回の中で、主人公の面目躍如な、翔太郎のひと言だったと思います。

>恥ずかしい、恥ずかしすぎる!
男同士がカモメが飛ぶ海岸を、白いギター持ってスローモーションで追っかけっこ・・・・確かに恥ずかしい(^▽^;

てか、なんかもうここまでくると、演出の意図がよく分からんです(笑)

>一番の嘘つきはお前だ
信じられないくらい才能が無いという現実を突きつけられ、自ら夢を捨てようとするジミー君ですが、それをゆきほさんに裏切られた事を理由にするのは、その事を言い訳にして自分に嘘をついているに過ぎない・・・
これまた、ジミー君にしてみれば辛辣な言葉ではあるけれど、そこを越えて自分を見つめ直さない限りは、決して前には進めない。

“おやっさん”の言葉を引き合いに出したり、昔の自分に照らし合わせたりして、今回の翔太郎はなかなか“いい仕事”しています。

・・・・・けど、探偵としての本分である推理と犯人探しの方は、フィリップと照井が全部やっちゃってて、事実上“パシリ”状態なのは如何なものかと・・・・(^^;

>ライアードーパントの正体は
前回の感想で、私が新キャラ登場なんてトボケた事書いた、あの人だったとは・・・・

これは完全にやられました・・・・と、言いたいところながら、確かによく見ると“ネタ振り”はしてあったんですよね。
特に、予告の映像にはバッチリ“すっこんぶ”映ってるし・・・

ダメだ、やっぱりかなり感覚がナマクラになってやがる・・・_| ̄|○

>若菜姫へのお願い
最近すっかり“いい子”だった若菜姫ですが、井坂先生との情事(←情事言うな!(^^;)にすっかり思いを馳せてる冴子さんを、意地悪い目で見つめてる姿は、久しぶりに“黒若菜”を見た感じです。

しかし、若菜姫が黒くなりそうになった時、まるでこちら側に引き戻すかの様にかかってきた、フィリップからの依頼の電話。
多分、若菜姫がフィリップの正体を知った後の展開に、この辺りは関わってくるのでしょうが、出来れば若菜姫には“こちら側”に来てもらって、霧彦山さんみたいな悲劇的な展開はやめてほしい・・・とは思うのですが、意外とその辺りは容赦がないのも「W」の作風ですからね。

さて、どうなるのやら・・・・

>なんだあのアホみたいな格好は!
確かに、あんなピエロなんだかばいきんまんなんだかよく分からん格好(翔太郎の“ジョーカー”の意匠という説もあり)でコケにされた上、自分の詩集やポエムまでバカにされたら、そりゃ黙ってられなくなりますわな(笑)

しかし“あんなモンでも一生懸命書いたんだよ!”ってのは、評判悪いのも売れなかったのも一応自覚はしているという事で、そういう意味では案外泣ける話ではあります。

でも、この人もかなり純粋な若菜姫のファンな辺りが、一番泣けるところだったり・・・(w

>若菜さんにこんな危険な事させる訳ないだろう
若菜姫に成り変わってたフィリップ君。
いや、フィリップの女装ネタはいつかやるような気がしたけど、こういうカタチとは(元が姉弟だから、姿が似ていて当然・・・なんて“含み”もあるのかしらん?)
思った以上に似合ってる辺りがなんとも・・・・(^^;

これが切っ掛けで女装にハマるなんて展開があるかと思ったけど、演歌にハマッてっしまうとは、ホント予想がつかないなぁ、フィリップ君は(笑)

因みにこのシーン、ライアードーパントに蹴りを入れ照るのは、若菜姫に扮してるフィリップではなく、若菜姫本人との事。
なんでもフィリップ役の菅田将暉君が意外と脚が上がらず、若菜姫役の飛鳥凛ちゃんの方が高く上がったって事で、若菜に変装してるフィリップの役を若菜自身が演じるという、なんだかよく分からない事態になったとの事。

なんか、如何にこの回がカオスかを象徴してるような・・・(笑)

>私は女の子・・・・
その煽りをモロに喰らってしまったのが、亜希子ちゃんな訳ですが、“俺が却下した”はさすがに可哀想だよ照井君(^▽^;

まぁ、これで名実共に「仮面ライダーW」のヒロインは、亜希子ではなくフィリップな事が公式となってしまった訳ですが・・・(笑)

それにしたって、舞台で倒れ込んでスポットライトを浴びながら、ブツブツ呟いて「の」の字を書いてるという謎演出・・・もうやりたい放題だな、今回(^^;

>世話の焼ける!
Wがアクセルに後背位攻め・・・・じゃなくて(いかん、井坂先生のせいでこっちまでおかしい(^^;)

コホン!

バイクモードのアクセルにWが乗るってのは、実際誰もが思っていたろうし、多分スポンサー様も想定しての事なんでしょうが、こういうシュチュエーションで実現しましたか。
まぁ、確かに照井の性格なら、正面から乗せろと言っても承知しませんわね。

そうか、正面からがダメだから背後からなんだな・・・(黙れ!)

>これって、ラブソングだったのね
ライアードーパントが関与しなかった事で、結局ジミー君はフーティックアイドルを勝ち抜けなかった訳ですが、歌そのものの“酷さ”は変わってないし、“アニキ”達審査員からも酷評を受けたにも拘わらず、客席の誰もが前回の様な“悶絶”リアクションを見せなかったばかりか、ハートだけは感じたという評価すら受ける。

多分それは、これまでは自分の世界の中で自分のために歌ってたけど、今度はたったひとりのファンのために心を込めて歌ったから、そのハートがみんなに伝わったのでしょう。

ゆきほさんの方も、自分のオモチャではなく、1人の人間としてジミー君を見つめたからこそ、ジミーの歌がラブソングだと気づけたのですね。

結局最後はなんかラブラブモードで、奇麗に落ち着いちゃったみたいですが、なんかもっと後味悪い終わり方するんじゃないかと思ってた自分の方が、心が荒んでちゃってるのかなぁとか、変なところで反省したり(苦笑)

>俺は探偵一筋なんだ!
センスないくせに・・・・って、前回の“自分に刺さんないの?”はここに繋がってたのか!(笑)

>次回予告
次は長谷川圭一さんの担当回。
で、ゲストの少女の名前が“リコ”ちゃんって・・・・(しかもホラー!)

まぁ、さすがにあんな壮絶鬱展開にはならんだろうけど・・・(^^;

仮面ライダーダブル エンディングテーマ4

園咲若菜(CV.飛鳥凛) / エイベックス・マーケティング




仮面ライダーW(ダブル) ライダーヒーローシリーズW05 仮面ライダーアクセル

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by yaskazu | 2010-03-06 00:30 | 仮面ライダー | Trackback | Comments(2)
Commented by つる at 2010-03-06 20:07 x
つるです。

園咲一家のほうは、今のところ、冴子が主導権をにぎっているようですね。というよりも、あのお医者さんも冴子の手に堕ちてしまうのかも気になるところですが…

やはり今回の功労者は、亜樹子ちゃんにあげたいと思います。変装もさることながら、「おりゃ」「ほわちゃ(?)」の二両流スリッパで狸を叩いたり、いじけながら習字で書いたり、亜樹子の美味しいところを目白押しでした。
Commented by yaskazu at 2010-03-07 00:08
>つる様
冴子さん、黒いですねぇ〜〜〜(^^;
あの変態医者の井坂さんは、どうやら照井の仇のダブリューのメモリの主のようですので、今後どう絡んでくるかが気になるところです。

今回は全体の暴走演出に目が行ってしまいましたが、確かに亜希子は奮闘してましたよね、色々と(笑)
次回はその亜希子さんが主役みたいなので、楽しみですね(^^)
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