待ったなし
派遣切りや大量リストラ、内定取り消し等々の雇用崩壊に対し、民間や自治体といった、庶民に密接したレベルでは続々と緊急対策や臨時雇用(或いは正式採用)という動きが出てきているようです。

確かに、その程度のものでは今回の雇用不安が解決出来るとは思えないし、それからすらも溢れてしまう人の方が圧倒的に多いかも知れません。
焼け石に水と言ってしまえばミもフタもありませんが、それでカバーできる位ならそもそもこれだけの“えらいこっちゃ”な事態にはなっていない。
それ位、今度の事態は深刻だと言う事・・・

それでも、何もやらないよりは遥かにマシだし、たとえ焼け石に水であっても、1人でもそれで救われる人がいるなら、それだけで意味がある。
なによりも、一番のポイントはそれが今この時点で既に動き出してる、または稼動しているという事。

今度のこの問題は、単に雇用の問題だけでなく、企業そのもの、経済そのものが崩壊してしまいかねない一大事。
ある意味、地震や台風と言った自然災害や、大規模事故や火災と言った人災による大災害に匹敵する緊急事態で、1分遅れればその分だけの人死にが出る位の気持でやらなきゃならない位のスピードのある対応が必要な・・・正に未曾有(“みぞうゆう”じゃねーぞ!(^^;)の事態だと言う事です。

なのに・・・肝心の政府と言えば、そんな緊急事態にも拘らず、対策法案が可決だ否決だかでもめてたり、実際に法案が動くか動かないかは来年に持ち越しとか、そんなんじゃ救える命も救えないというか、船に余裕があるのに目の前で溺れてる人が沈んで行くのを黙って見ている様なものじゃないですか・・・



災害と言えば(例えは良くないかも知れませんが)阪神大震災の時、ボランティア活動にまっ先に対応したのは、俗に言う“マルボー”の方達だったと言うのは有名な話。
勿論、あの人達の存在や“お仕事”を認める訳にはいきませんが、それが可能だったのはやはりその絶対的な統率力や行動力、ネットワークといったもので、多分“あの団体様”はそういうものに関して言えば自衛隊や警察すらも凌ぐ絶対レベルなものを持っていると思います。

あとJR福知山線の事故の時、まっ先に救助活動を始めたのは沿線にある民間の工場の人達だったというのも有名で、目の前で“大変な事”が起きてる事に対し、とにかく助けに行かなきゃっていう心が優先した理屈抜きの行動。
口より先に身体が自然に動いた訳で、美談にするつもりはないけれど、これが人間の本来持ってる良心だと素直に思いたい話なのも確か。

結局、政府の対応に最も欠けているのは、こういう事なんじゃないかと思うのですよ。
今回の民間や自治体の動きにしても、勿論利害関係の一致がなければ結局は成さない話ではあるかも知れませんが、でもそれ“だけ”が優先してできる話でもない。
この事態に対して、今、この瞬間、待ったなしで対策立てなきゃ、今以上に本当に大変な事になるって危機感があるから打ち出してるものな訳ですよ。

与党だ野党だ、選挙だ解散だと言う前に、今、この瞬間になんとかしなきゃならないのは、正に国家や政治の仕事なはず。

ホント、なんとかして下さい!
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by yaskazu | 2008-12-21 00:58 | 社会 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tomoko at 2008-12-21 13:22 x
 議員や閣僚、官僚の皆さんは、食べる物や住む所に困るかもしれない、なんて危機感は持ってないのでしょうね。もう、どうなってしまうのでしょうか。
Commented by yaskazu at 2008-12-21 23:29
>tomoko様
そうでしょうねぇ・・・
今日明日どころか、今この瞬間に職を失い、家を失い、もしかしたらそれが元で命を失ったりとか、この状況が犯罪に直結する事も大いにあるとか、色んな方面に派生、拡大していくって想像力や危機感も、多分持っていない。
それは、麻生総理がハローワークで発したトンチンカンな言葉でも証明されちゃってますからねぇ(^^;

この情勢は、多分庶民の生活や医療や行政サービスにも何かしらの影響が出てくるだろうし、もうホントに不安ばかりが積もってしまいますね(泣笑)
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