おかげさまで
おかんは無事、退院してまいりました〜

術後はくすんでいた雲の様な物が取れ、凄くハッキリ見えるようになって気持がいい反面、逆に近くがぼやけたり、時折目に違和感があったりするそうですが、これは当分の間は眼球内に入れた人工レンズがまだ安定しないからだそうで、最低でも数週間から数ヶ月は検診とケアは欠かせないらしく、その後は(人工レンズに合わせて)普段使う眼鏡を作り直す必要もあるとの事。
姑くは目医者通いもしなきゃならんみたいですが、現時点では経過は良好らしいので、先ずは一安心です。

これも全て、お世話になった先生、看護師の方々、病院のスタッフの皆さん、同じ病室の患者仲間(?)の方達、そしてこのブログを覗いて下さった皆様のおかげです(^^)

本当にありがとうございました〜<(_ _)>

と、御挨拶はこの辺にして、今度のおかんの入院を通じて、少し感じた事。




去年、偶発的な怪我で入院した病院は本当に酷い所だったってのは、当時のエントリーに詳しく書きましたが、今度の病院はウチらの地域では最新の設備と環境の整った、数年前に出来たばかりの新しい大きな大学病院という事もあり、しつこい位に書いたように“まるでホテル”かと思う程に、安心して通院&入院出来る病院でした。

なんですが・・・

実際、病棟に入ってみて思ったのですが、これだけ設備の整った病院なのに、その規模に対して看護師さんやお医者さんの数が圧倒的に足りない気がしました。
おかんが入院してた眼科だけでも、4人部屋の病室がおよそ10部屋前後あったと思うのですが、それらを3〜4人の看護師さんが(日によってシフトはあるものの)掛け持ちで、1日中走り回って対応しているという感じ。
それで、1人に対しての扱いがぞんざいになると言う事はなく、本当にみなさん親切に、優しく丁寧にして下さったのにはちょっと感動すらしました(おまけに、みんな“若くて美人”だったし!(^^))

更に、医者の方はと言うともっと過酷な様で、おかんの主治医だった女医さんは、月曜と金曜は外来担当で1日に何十人という患者さんを診察し、他の日は手術と新人の教育係も受け持っているという事で、先日の日記にちょっと書いた“先生のお休みの都合”というのも、実はこの時期になってやっと“夏休み”が1週間とれたって事らしいです(秋どころか、下手すりゃもう冬休みだぞ!(^^;)

逆にいえば、大きな病院だからこそそんだけ忙しいって事とも言えるのですが、最近マスコミが興味本位で報道してる医療事故やらたらい回し問題やらで(決してそれを擁護はしないけれど)病院側や医師側から常に出てくる“医者が足りない”“看護師が足りない”っていうのは、本当なんだなという事を、肌で感じたのは確かです。

そう考えれば、腕や質のいい医者や看護師はこういう大きな病院に行ってしまい、それでもまだ人手が足りなくてキツイ思いで仕事をしていて、さっき書いた“酷い病院”っていうのも、多分そういう小さな病院にまではいいスタッフが集まらない、お金も回らないから十分な治療も出来ず、結果論として“酷い病院”になってしまうって現実もあるのかも知れない・・・

で、なんでそんな事になってしまうのかって言うと・・・
これはもう、やはり政府や厚労省の医療改革(事実上の改悪)が原因なのは明白です。

医は仁術とは言うけれど、お医者さんだって人間、仙人でも聖者でもありません。
あんな過酷な状況で要求の何倍、何十倍と言う仕事を強いられ、挙句に報酬を減らされて、場合によっては裁判にまでかけられたんじゃ、そりゃやってられんだろうって思います。

勿論、本当に問題のある病院や医者も沢山存在するのは確かだろうけど、それらをみんな一蓮托生にして“色眼鏡”で見てしまうのは、大多数の“頑張ってるお医者さんや看護師さん”に対して、あまりに失礼な事だし、してはいけない事なのだと言う事・・・

当たり前の事ですが、そういうのを改めて感じた次第です。

まぁそん訳で、改めて皆様、ありがとうございます〜
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by yaskazu | 2008-10-27 00:17 | 日々の戯れ言 | Trackback | Comments(6)
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Commented by at 2008-10-27 10:29 x
お母様ご退院おめでとうございます。順調で何よりですね。
yasさまもホッと一息つかれたことでしょう。
この調子でご回復に向かわれますように。

医療現場の過酷さは私も(息子の関係で見ていて)痛感します。
定期健診で診ていただくかかりつけの小児科の先生が
お会いするたびに痩せていくんですよ。
「大丈夫ですか?」ってこっちが言いたくなります。
頑張っているお医者さんや看護士さんたちには本当に頭が下がりますね。
Commented by yaskazu at 2008-10-27 23:38
>つ様
労りのお言葉、感謝です。
おかげさまで目の方は順調の様ですが、入院で規則正しい生活が身についてしまったのか、ペースを戻すのにちょっと苦労してるようです(笑)

医療の現場は本当に大変だと思います。
その後おかんに聴いた話では、看護師さん達はシフトと言っても、休みではなく別の科の病棟を順次交代で担当してるって事だそうで、どれだけ人手不足なのかって事が伺えます。

お医者さんも中々休みが取れなかったり、その休日も他の個人医院に出向に行ったりという事もあるそうで、それじゃあ本当にあなたが身体壊しちゃうよと言ってあげたくなります。

ホント、頑張ってる皆様には心から感謝ですね。
Commented by Tannan at 2008-10-28 00:37 x
お久しぶりです。
お母様、ご無事に退院なさってよかったですね。
看護師さんの大変さは、まさに同感です。
病院でトラブルがあると医療関係者が責められることが多いですが、
無事に治療ができるのは医療関係者の大変な努力のおかげだということは忘れられがちですね。
私も先週まで腹膜炎で2週間ほど入院していました。
手術は回避できたのでまだ手のかからない患者でしたが、
それでも24時間、10本強の点滴がノルマでした。(飲食一切不可のため)
・・・昼だけでなく、朝目が覚めると点滴が変えられているわけです。
変な形で寝ている私の腕を引き出して、バルブを見つけて交換しているんでしょうね。
そんな患者が何人もいて、その上ナースコールが鳴ったりするのですから、心身ともに疲れる仕事だと思います。

今思えば、点滴交換のとき寝ぼけて抵抗してなかったか、それが心配です(笑)
Commented by yaskazu at 2008-10-28 22:05
>Tannan様
お久しぶりです。
労りのお言葉、ありがとうございます。

医療ミスや事故は、確かにあってはならない事ですが、怒りの鉾先を現場に向けてしまうのはどうなのでしょうね?
今の医療を取り巻く環境や体制、国の方針がそういう“あってはならない事”を増加させる要因になってる事に、私らも目を向けて行くべきでしょうね。

しかし、Tannan様も入院されていたのですか?
手術は回避できたとは言え、大変でしたね。
無事退院されて良かったですが、無理をなさらず御自愛下さい。

夜勤の看護師さんは、それこそ夜を徹して患者さんの面倒を見て下さる訳ですから、本当に感謝の極みですよね。
私も子供の頃に大病を患って入院していたのですが、夜中に病棟を見回ってる看護婦さん(最近まではそう呼んでましたよね)と、目を覚ました私が目が合って双方ビックリ・・・なんて事もありました(^^)
Commented by 都筑てんが at 2008-12-26 20:38 x
10リットルまでの水しか入らないバケツには、11リットルの水は入りきれません。

1リットルの水がこぼれてしまった事で、周囲の人間が「なんだこのクソバケツ!」と足蹴にしたら、

バケツが凹んで、10リットル入れられたはずの物が、9リットルまでしか入らなくなりました。

…っていうのが、今の日本の医療崩壊(ていうか、マスコミによる医療破壊)の現状。

教訓とかそういう以前の問題。

…。
……。
………。

…マスコミの医療破壊は大成功ですね。
Commented by yaskazu at 2008-12-26 23:43
> 都筑てんが 様
初めまして・・・で、よろしかったでしょうか?(記憶違いなら申し訳ありません(^^;)

マスコミの偏向報道はこれに限ったものでもなければ、今に始まった事でもない。
ただ、そこから何が真実で何がそうでないかと言うのを、見極めるとまではいかなくとも、せめて自分で考えてみる目は持つように心掛けたいと思います。

報道の上辺だけを見て、さも自分が社会派記者にでもなったつもりで、いい加減なエントリーを面白おかしく上げて悦に浸ってる類のブログユーザーなんかも、マスコミと目くそ鼻くそみたいなもんですしね(あ、もしかしてわしもか?(^^;)


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