何かが終わっても、何も変わらない・・・のか!?
とうとうと言うか、やっとと言うか・・・・

“彼”の死刑が執行されました。

巷では速いだの遅いだの仰る方もおられる様ですが、他人の命・・・それも自分よりも明らかに力をもたない“子供”のそれを、無下に奪った人間に与えられた死罰に対し、速いも遅いもないでしょう。

当然の事が行われただけの事です。

・・・と、これは“表向き”の感想(いや、これも間違いなくそう思った事なんですがね)



この件については、一報を聞いた時は色んな事が頭に浮かんで、あれも書きたい、これも語りたい、今回は物凄く長文になりそうだと思ったんですが、いざパソコンの前に座ると、何を書いていいのか解らない、自分が何を語りたいのかすら解らない・・・

小一時間フリーズしてました。

たったひとつ・・・確実な事は、1人の凶悪犯罪者の命が今日絞首台の露に消えたと言う事だけ・・・

しかし、彼の刑が執行されたからと言って、失われた命は帰ってこないし、あの事件が世間や社会に与えた影響や、ヲタ文化に対して齎された変質や偏見が消える訳でも、変わる訳でもない。
時間は連綿と流れ続け、明日も日常はやってくる。

結局、何も変わらない・・・・

本当にそうなのか!?

そう言えば、彼の刑が先日の秋葉原の事件の直後に行われた事について、物議を呼んでる面があるようですが、勿論そういうある種の“見せしめ”的面は否めないと思うけど、私個人はそれ自体にはさほど関心はありません。

私が背筋に寒さを覚えたのは、彼が命を奪った子供達が、もしそのまま生きて成長していたら、丁度あの秋葉原の事件を起こしたヤツと同じ位の歳になってるって事。

“彼”が命を奪ったのと同じ世代の人間が、あの事件以降確実に変質したと思われる“ヲタ文化”の象徴とも言える地で、あんな事件を起こしてしまう・・・
運命論や因果応報を語るつもりはないんですが、ストーリーとしてはむしろ“出来過ぎ”なこの流れは、やはり精神的にいい気分ではありません。

死して尚、“嫌なもの”を残し続けて・・・“彼”はこの世から消えました。

考え続ける・・・・それしかないのか?
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by yaskazu | 2008-06-18 00:16 | 社会 | Trackback | Comments(2)
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Commented by つる at 2008-06-18 13:44 x
お久しぶりのつるです。

僕もそれについて考えさせられました
囚人がこの世に消えたことで遺族の心に憎しみや、悲しみが残るのでしょうか。存在が消滅しただけで、確実に心までもが消滅しないのも事実ですし、ましてやこういった、被害者が生きていても今のご時世、いつどこで遭遇するかわからないのですからね…

長くなってしまうので、この辺で…
Commented by yaskazu at 2008-06-18 22:04
>つる様
お久しぶりです。

考えれば考える程、思考が無限ループに陥ってしまいそうな話ですよね(^^;
私も改めて自分の文章読んでみて、「結局何がいいたいんや、お前は!」と自分に突っ込んでしまいました(苦笑)

私は死刑廃止論者ではありませんが、最近の“捕まりたかった”とか“死刑にして欲しい”とか言う理由で他者の命を奪ったり傷つけたりする輩に、果たして死罰が罰になるのかと言う点が非常に疑問をもったりもするんですよね。

何が正しくて、何が間違っているのかの境界がどんどん見え辛くなっていくと言うか・・・

だめだ、やっぱり上手く纏まらないや(^^;
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