産経の記事&more
産経新聞の記事に「後期高齢者医療制度」に関するQ&Aの記事が載っていると知り、見てみました。

4月スタートの後期高齢者医療制度とは

印象としては・・・う〜ん、正直もう少し突っ込んだ内容で書いてほしかったな(^^;

大手のメディアがこの事に触れてると言う事で少々期待してたんですが、これまで厚生労働省や政府側から出された“なんだかよく判らん説明”に毛が生えた程度って感じでしょうか?
少なくとも、反対派が最も知りたい事である、この制度から起こり得る実際の医療現場や患者側、当事者であるお年寄りやその家族関係者等が被る事が懸念される、数々の諸問題に対して殆ど触れられていないのは残念。
この記事だけ見れば“大した事ない制度”って印象まであるのも、ちょっとなぁ・・・(^^;

勿論、大手のメディアだからこそ、このテの記事は一方的な主観でなく中立的にって理屈は分るんですが、その割には芸能人のゴシップ記事やマスコミ的に“おいしい”記事は随分一方的じゃないかと、突っ込みたくもなる(苦笑)
やっぱり、この制度が実際に施行された影響で、何人も死人とかが出なきゃ“おいしくない”んだろうか?(^^;



しかしアレですね、数々の問題点を言葉巧みに誤魔化して、反対意見とか握り潰すように強行しちゃおうとする辺りは厚生労働省や自民党のお家芸なんでしょうかね?
その名と実際の内容は真逆な「障害者自立支援法」なんかは最たる例で、このまま施行されれば「後期高齢者医療制度」も同様なものになるのは必定で、もう国民に対する国家的詐欺もいいところです。

私が“詐欺っぽい”と感じたり、姑息だなぁと思うのは、ちょっと聞きは結構“良さげ”に思えるものを盛り込んでおいて、その裏にとんでもない“落とし穴”を仕掛けてるところなんですね。

例えば、この法案に盛り込まれてる「かかりつけ医」を持つという考え方自体は、実は私は賛成なんです。
ひとり信頼できる主治医を持ち、その先生の専門外の病気やケガが出た時は、アドバイスを受けながら専門医を決めるというのは、患者側も安心できるし、治療を潤滑に進める事にも役立つでしょう。
ただ、それはあくまで患者側(ユーザー側)の自由意志によって決めれるものでなければならない筈。
今回のこの制度では、その「かかりつけ医」そのものを“制度化”してしまい、患者側のフリーアクセスを制限しようとしてるところが落とし穴なんですよね。

例えば、せっかく「かかりつけ医」の先生に紹介してもらったけど、そこの先生は自分には合わないし、家からも遠くて年寄りには通い辛いから、近くの他の先生の所に行こうとか、或いはその「かかりつけ医」自体がどうにも頼りないから、あっちの頼りになりそうな先生に変えようか・・・てのが出来なくなっちゃうかも知れないんですな。
どうしても変えたい時にはいちいち“申告”とか“手続き”が必要で、断りもなく勝手に他の医者には行けなくなるかも知れない(行っても受け付けてくれない、保険が利かないとか)
そうする事で、患者が複数の医者にかかる事を制限して“管理”しようとする意図があるんですな。

え・・・と、日本は一応は“民主国家”でしたよね?(いや、ちょっと自信がなくなったもんで(^^;)

確かに(お年寄りに限った事ではないけれど)色んな病院を無闇に転々としてる、医療現場や他の患者さんにとっても迷惑な人は居ます。
だから、そういう視点で見れば「かかりつけ医」を決める事はそんな人達への抑制にもなるでしょうが、それに託つけて“制度”で一蓮托生で縛っちゃおうというのは、結局国や厚生労働省が医療費削減に利用しようとしてるに過ぎないでしょう。

そんな風に、一見“大した事なさそう”な言葉や文面の裏に隠れた“実態”に、もう少しでいいから突っ込むなり、疑問符投げるなりしてほしかった。
それがこの産経の記事への素直な観想です。
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by yaskazu | 2008-02-27 23:58 | 社会 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kawazukiyoshi at 2008-02-28 07:28
突っ込みの足りない記事にはちょっと残念ですね。
御用新聞とは言いませんが
本当の突込みをしてくれるメディアがほしいですねー。
でも
産経新聞に投書したらどうですか。
あなたの新聞はまだ突込みが足りないって。
黙っていたらそれで終わりですから。
ちょっと余計なことを書いてしまいましたね。
今日もスマイル
Commented by yaskazu at 2008-02-28 21:58
>kawazukiyoshi様
初めまして・・・ですよね?(間違っていましたら、申し訳ないです(^^;)

確かに、直接投書すると言うのは大切な事かも知れませんね。
ただ、これだけ問題がある制度にも拘わらず、メディアの報道が薄い裏には、実際に政府や厚生労働省の発表が“微妙”すぎて、メディア側も判断に困ってる一面もあるのかなぁとも感じる部分もあるんですよ(実際、肝心の医療現場や各市町村の役所にすら未だ正確な情報が行き渡っていない位ですから)

そういう、情報を明確に開示しない事でメディアの暴走を押さえ付ける政府側の“策”だとしたら、むしろ投書すべきは政府や厚生労働省でしょうね。
まぁ、それこそ揉み消されるでしょうが・・・(苦笑)

ただ、近い内に廃止案を出すと言われてる民主党には、一度意見を投書するつもりではいます。
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