ドラマより、ドキュメンタリーより
長々と書いてきた「後期高齢者医療制度」を中心とした、社会や政治、選挙や投票に対する私の思うところですが、取り敢えず今回で一区切りにします(多分、誰も面白くないだろうしね(苦笑))

いや、ガソリンの暫定税率とか、エコブームからなる物価上昇の是非とか、例の毒餃子とか、書こうと思えば社会派ネタは幾らでもあるんですが、それらを書くにはあまりにも私は不勉強だし、上手く書ける自信も、文章力もないので、それらは別の機会にって事で・・・(^^;

繰り返しになりますが、今回問題にした「後期高齢者医療制度」は、お年寄り本人にとっても、家族や関係者にとっても、また医療関係者側にとっても、何の得も無いものだし、何よりもお年寄りの生活や健康を直接圧迫して、冗談でなく命にすら関わりかねない“穴だらけ”の制度で、それを大多数の国民が知らない間に施行する事を勝手に決定してしまった事が一番許されざる事だと思うのですよ。

負担が増えるのはお年寄り当人だけじゃない。
扶養家族や国民保険からも外されて、75歳以上のお年寄り1人々から年金から天引きというカタチで徴収するという事は、現実問題払えない人も出てきます。
そういう場合は、家族や肉親がその分をフォローせざるを得なくなる訳ですが、特に就学中の子供のいる家庭とかはそれなりに台所事情にも関わってきそうだし、上限を越える医療は実費というのが本当ならば、収入の少ない家庭ではその医療費で生活がパンクするって場合も必然的に考えられるし、最悪面倒見切れないで・・・・なんて、悲しい結末になる事も、いっぱい出てくると思う。

ウチの場合でも、この制度の影響が出てくれば私がその分を・・・って事になるでしょう。
しかし、自分でいうのもなんですが、私の様な“ボンクラ息子”の甲斐性では正直限界があります・・・
勿論、出来得る限りの事はするけども、こればっかりは綺麗事じゃ済まない部分だって出てきますよ。

でもね・・・



今年に入って、風邪が長引いた事も相俟ってか“おかん”がこのところまたちょっと不調です。
今の自分に出来る、一番身近な事という事で、私も洗濯や洗い物や日常の買物やらお風呂の用意やら、家事を出来る限りやるようにしてるんですが、そういうのはもう自分にとっては当然だと思ってるし、苦痛に思った事なんて無いですよ。

それでもね、おかんは私に“ゴメンな”って言うんですよ・・・
そして、ちょっと弱気になってるときとか、本当にごく稀にですが
「お母ちゃんが長生きしたらアンタの負担になるなぁ」
なんて、口にする事があるんですよ。

私は笑いとばしてますが、気持の中は・・・もう、堪んないです!

まるで時代劇のパロディやギャグに使う“それは言わない約束でしょ”の世界ですが、リアルに直面すると結構シャレになりませんよ(^^;

それでもウチの場合、おかんはまだ1人でバスに乗って医者にも通えるし、その帰りに買物だってして来れる。
調子が良ければ私が出番無いほどに家事だってしっかりやれるし、実際料理は多少不調でもやってくれる。
ボンクラでも甲斐性無しでも、私が居るってだけでまだ救いがあるって思いますよ。

もし、身寄りが無い、その日暮しのお年寄りとかの場合は、どうなるんだろう・・・

先日、おかんが風邪で臥せってた時、切れそうな薬を貰うために私が代理で掛かり付けの整形外科に行った時です。
その医院に来ている、あるお年寄りの御夫婦。
お婆さんは医院までの道のりは車椅子で、室内では先が“四つまた”になった特殊な杖をついて移動するといった感じで、御高齢の方はただでさえ動きが遅くなる中、本当にコマ送りのような速度でしか動けない御様子でした。
そして、お爺さんの方はそのお婆さんの車椅子を医院まで押して来て、扉を先に開けたりお婆さんの手を引いたり動きをサポートしたりされてるんですが、実はそのお爺さんの方も背中はくの字にまがってるし、以前転倒、骨折をされてからはちょっとした動きにも支障が出ているらしく、御夫婦で揃って治療を続ける事でなんとか日常を過ごせてるといった御様子でした。

これだけ聞くと、ちょっと悲惨な様子を想像されちゃうかも知れませんが、おふたりで“支え合ってる”そのお姿には、とても温かくて優しい空気があって、むしろ微笑ましいくらい。
そこにはドラマやドキュメンタリーの様に、“さあ感動しろ”と言わんばかりの演出やカメラワークもなければ、涙腺を刺激しようとする“あざとい”BGMもSEありません。
微笑ましい、爽やかな“生の感動”と同時に迫ってくる“現実の凄み”だけがありました。

あんな状態なんだから、介護や生活保護って手は無いのかとも思ったのですが、それは他人が介入する部分ではないし、そういう制度に限って厳しい審査があって規定から僅かのところで外れてしまうと言う事もある様です。
あの御夫婦の場合、例え動きに少し支障があっても、実際にお爺さんがお婆さんの面倒を見てる訳だし、取り敢えず最低限の身の回りの事は出来ているらしいのが、少なくとも介護においては逆に引っ掛かるってのはありそうです。

ちょっと待て!

なら、もしかして「後期高齢者医療制度」ってのは、ああいう老夫婦からすら、なけなしの年金から保険料を天引きしていくというのでしょうか!?
払えなかったら保険証取り上げるって言うんでしょうか?

あり得ないだろう!?(怒)

私が、この制度について書こうと思った直接の理由は、実はその御夫婦を見たからなんですね。
自分のおかんは勿論一番大事だし、施行された後の事とか、どんな影響が出るのかとか、本当に不安はいっぱいありますよ。
けどそれ以上に、ああいう本当に“なんとか頑張って生きてる”お年寄りや、身寄りがなくて年金も少なくて“切羽詰まった生活”してるお年寄りとか、いったいどうなるんだ、本当に死ねっていうのかって思ったら、どうにも怒りが治まらなくなってきて、これは絶対に書き記しておかなきゃダメだと思ったのですよ。

だから、丁度と言っては語弊がありますが、「電王」の感想も一段落したし、大阪府知事選についてはどの道書くつもりでいたから、それに絡めてちょっと腰入れて書き綴った次第。
結局「キバ」とか、特撮関連の記事が割食らってしまいましたが、そちらを目当てで当ブログに来られてた方には本当に申し訳なく思ってます。

私が人にああしろ、こうしろと言う事は出来ないし、言いません。
もし私のこの拙くてつまらない記事を読んで、何かしらを感じていただけたなら、それだけで幸いです。
けど、もし何かをしようとする気持があるならば、こんな風にブログで触れてみるってカタチでも構わないから、やってほしいと思います。

大きな問題ですから、一個人が僻地のブログで吠えてたって意味は無いと言われればそうですし、単なる自己満に過ぎないのかも知れません。
けど、意味が無くとも自己満でも、何もしないでいい言い訳にはならないのですよ。
と、なにげに特撮ネタ・・・ですが、良太郎を通して「電王」が伝えたテーマ、余多のヒーロー物が伝えてるメッセージは、そう言う事なんじゃないかと思う訳ですよ。

そう言えば今年はねずみ年で、なんと私は年男。
例え屁ほどのダメージすら与えられなかったとしても、シッポを立てて巨大な白イタチに噛み付いてやりたいと思います。
巨大な爪に引き裂かれても、逆巻く波と閃く空に打ちのめされても・・・
気持だけは、ですがね(^^;
て事で、最後はアニメネタで締める・・・と(笑)

ガンバの冒険 DVDBOX
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by yaskazu | 2008-02-03 00:43 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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