昨日記したように、今日(11月10日)は映画「仮面ライダーTHE NEXT」を観てまいりました。
映画のちゃんとした感想は、例によって後日改めて書こうと思ってますので、少しお待ちを。 取り敢えず、大まかな雑感だけを書けば・・・ 総体的なイメージは、公言通り“ホラーテイスト”で、前作よりもオルジナルの「仮面ライダー・旧1号編」の、おどろおどろした感じが強かったです。 特に“包帯女”に絡むシーンは本当に恐かった!!(^^; 自分は前作「THE FIRST」で一番ダメだったのが“恋愛物”だった事は何度か書きましたが、別にそれはヒーロー物で恋愛を扱う事自体がダメなんじゃなく、基本的に私が“恋愛ドラマ”が本当に苦手でして、「THE FIRST」は“仮面ライダーというタイトルの恋愛ドラマ”だったのがどうにも入り込めない一番の要因だったんですね。 その点でいえば、今回の映画は私のシュミというか、感性にはかーなーり来るものがあったので、アクションシーンの迫力も含め、“男の子的”には概ね満足できました(^^) 反面、本郷猛と一文字隼人のドラマのウェイトは若干低めですが、その分“濃度”は上がってる様で、“一部の女性ファン”にはより堪らんものになってた気がします(苦笑) 一番のキモであるV3=風見志郎も、大きな役割を担ってるとは言え、物語の核ではなかったりします。 この映画で“仮面ライダー”達は、話の中心からすれば、実はオブザーバーかも知れないというのが私の感想(ここには狙いがあるかも知れませんが) じゃぁ、この物語の本当の中心は誰かといえば・・・・ま、それはちゃんと感想書く時に改めて(ま、前作でも本当の核を担ってのは晴彦と美代子だったしね(^^;) あと、映画以外の事で言えば・・・ やっぱ、パンフレット高!(^^; まぁ、私が買ったのはDVDなしのノーマル版でしたが、それでも“1000円”だし、DVD付きなら“2000円”で、ビンボーなおぢさんにとっては2〜3日分の昼メシ代が一気に飛ぶ金額で、正直辛いですよ(ま、値段に見合う内容だからいいけどね(^^;) あと、映画館行く時のもうひとつの楽しみは“人間ウォッチング”で、今回の家族連れの客層は“お母さん”よりもむしろ“お父さん”が子供連れてる率が高かった様で、この辺りに映画の方向性が表れてるのかなと、そこはちょっと興味深かったです。 それと、結構目立ったのが“オヤジが1人で観に来てる”パターンで、いわゆる“ヲタ”とは違う“一般の30〜40代のおじさん”みたいなの人が割と居たのも面白かったです。 それと、1組の見るからに“オタク”な中学生位の“男の子”の2人連れが、開場前のロビーにいて、「ああ、やっぱりこういう層も観にきてるんだなぁ」と思ってよく見たら、ヤツらが嬉しそうに持っていたパンフレットは・・・・ 「プリキュア5」だった!(^▽^; しかも、そのパンフレットに満面の笑顔を浮かべながら“スタンプ”押して“キャッキャ”してたりして、おぢさんは日本の先行きが本当に不安になってしまいました(笑) 最後にちょっと苦言。 いや、映画に関する事ではないのですが、今日は大阪は11月とは思えない位蒸し暑く、表を歩いていても、地下街を歩いていても、上着は着ていられないし、袖をまくっていても“嫌な汗”が出てきちゃう状態で、まして繁華街の澱んだ空気も手伝って、途中でちょっと気分悪くなっちゃったんですね。 それで、梅田の「阪急三番街」の“キディランド”の近辺の、トイレ近くの隅の方の植え込みのブロックに腰を降ろして休憩していたんですが、そこに通りかかった若い警備員の兄ぃちゃんに 「ここは座り込み禁止です!」 て、怒られちゃったんですよ(^^; ちょっと疲れただけだから、少し休むだけでもダメなのかと訊いてみたけど、聞き入れては貰えず・・・ まぁ、向こうはそれを言うのが仕事なのは分かるんですが、だったらどこか休めるようなベンチとか、休憩場とかがあるのかと言えば、実はその近辺にはそういうものはありません。 休みたければどこかの店に入るしかない・・・って事でしょうが、そんなんで無駄金使うのは余計に面白くないし、何よりも、もし本当に深刻な病気かなんかで座り込んじゃった人にも、あの警備員は・・・てか、「阪急三番街」の経営陣はああいう扱いをするのかなと、ふと疑問に思っちゃった訳ですよ。 決まりを破った私は確かに悪いと思います(だから素直に退いた訳だし) けど、不調を訴えてる客にはもう少し優しくして欲しかったな・・・ そんな訳で、私の映画観賞記でした。
by yaskazu
| 2007-11-10 23:58
| 独り言
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Comments(4)
ネクストの予告編、テッチと別の映画を見に行ったとき流れたんですが、完璧ホラーでテッチ涙目だったので、一緒に見に行くのは諦めました…やっぱりホラーでしたか。でも観たいなぁー。DVDで夜中にこっそり観ようかしら。
しかし、警備員くんは困ったものですね。私も駅で具合悪くてベンチに座ってたら、駅員はヨッパライと思ったらしくてスルー。乗客の方が駅員さんを呼んでくれたりしました。本来のお仕事のプロほど、基本的な思いやりを忘れているような気がします。
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つ
at 2007-11-13 10:06
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The Next、ベタベタの恋愛物でなくて良かったですね。でもホラーですか…怖がりの私にはムリかな。一部の女性ファンが堪らんいう部分だけ見てみたいかも。(笑)そして、中学男子?がプリキュアとは…こ、濃すぎる。
それはそうと警備くん、まるでロボットですね。ここにもマニュアル社会の弊害が?思いやりというのは想像力だと思うんですけど、想像力のない若い人というのはとても寂しいような気がします。
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yaskazu at 2007-11-14 00:09
>なつめ様
はい、日本の特撮ヒーロー物のジャンルで考えれば、限界越えた“失禁もの”なホラーとバイオレンスなシーンが連発します(^^; しかし、映画そのものは中々面白い映画なので、観て損はないと思いますよ(^^) >>警備員 冷静に考えれば、あの時しんどいと言いながら手には側のキディランドで買ったフィギュアの箱持ってたりしたんで、何か誤解されたのかなぁとも思うんですが・・・(^^; でも、それ差し引いてももう少し聞く耳は持って欲しかったですよね。 外の空気吸って下さいって案内してくれたりとか、そういうのだけでも随分印象違いますからね(けど、アイツ若い女の子ならそれやってたかもな!(^^;)
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yaskazu at 2007-11-14 00:26
>つ様
本郷と一文字の関係とか、前作より“ベッタリ”していない分逆に濃度は上がってる気がします(^^; いや、普通に見れば“より深い友情で繋がってる”で済むんですが、“一部の女性ファン”はそういうのにこそ萌えてしまうというのは、ネットを始めてから嫌と言う程思い知らされましたんで(^▽^; >>プリキュア男子 いや、好きなのは構わないと思うし、私らが同じ頃に実は「魔女っ子メグちゃん」や「魔法のマコちゃん」に秘かに萌えてたのと同じだと思うんですよ(笑) けど、あんなに“あからさま”にニヤニヤされてたら、お前ら本当にそれでいいのかと言いたくなる訳で(^^; >>マニュアル社会の弊害 うん、それは少し感じましたね。 恐らく彼は仕事のマニュアルに書かれてる通りに対応したのだと思うし、仕事を遂行する上ではそれは間違ってはいません。 ただ、客の状態によって臨機応変に対応する事も学んで欲しいとは思いました。 もし、他の客が似た状況で同じ対応をしたために途中で倒れたりしたら、どうすんだろうと・・・そこを考えていただきたいですね。
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