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電王.第26話
仮面ライダー電王
第26話「神の路線へのチケット」脚本:小林靖子 監督:舞原賢三

今回で終わりかと思ったらまた来週も劇場コラボは続く・・・
今年は劇場版、TV版共にそれだけ“本気”だというのは分かりましたが、これだけ続くのはさすがにちょっとウザいかな?(^^;

まぁ、それでもエピソード的には良太郎と侑斗君との間に互いに微妙な変化があったり、後々に繋がっていくであろう“ネタ振り”があったりで、見どころは多い回ではありました。

それに、面白いか面白くないかで言うなら、やっぱり面白いんですよね、「電王」って。
このままの空気でいけば、もしかしたら自分の中では「響鬼」を越えて「クウガ」の次に好きな“平成仮面ライダー”になりそうな予感がしてきました(^^)

>>と、書いた後で先日発売された特撮関連の雑誌の情報見ると、実はこのコラボにはちょとした“仕掛け”があった事が判明。
ホント、侮れないよ「電王」(^^;

それでは今回のポイント




※とにかくクライマックスにはお前が必要なんだ
そういって催眠ガス吹き付けるときの侑斗君の“いたずらっ子”みたいな笑顔がなんかカワイイ(笑)

※映画ハイライト組み込み
概ね予告編なんかで既出の物だったりするんですが、さして浮いた感じに見えないのは編集が上手いからか、TV版の画面のクオリティも映画に負けないくらいの質を持ってるからか・・・な?

※よっしゃ、入るで!
痛くしないでね(ポッ)

・・・・いや、そーじゃなくて!(^^;

ちゅうか、やっぱ良太郎がウラ達に輪されてる様にしか見えないんですが( ̄▽ ̄iI

※分裂するタイプ
これまでも、倒したはずなのに生き延びてたイマジンはいたけども、ソイツらもクモイマジンみたいに2体に分裂していたのかな?
この前のウサギとカメも分裂型で、ウラは“珍しい”なんて言ってたけど、あれは分裂する事自体が珍しいのか、モチーフの違う種類に分かれるのが珍しいのか、どっちなんでしょう?

まぁ、あんまり難しく考えなくともいい事ではありますが(^^;

※良太郎が消えた
モモ達が連れていかれた良太郎を感知できないってのは、別の時間軸に連れて行かれてしまったからって辺りでいいのかな?
まぁ、ここもあまり深く追求しなくても構わないところではありますがね(てか、追求するとややこしくなるし(^^;)

※ミルクディッパーが大変な事に・・・
尾崎さんの盛り上げのお陰か、意外にもパーティーは大盛況なミルクディッパーですが、恐れていた通りナオミの煎れたコーヒーは・・・・(笑)

ちゅうか、もしアレで“湯気”でも発ってたらとてもTVでは映せないシロモノだぞ、あのコーヒー!(^▽^;

※良太郎のおみやげ
映画でモモが人力車引張ってた時の笠らしき物も含め、江戸時代のアイテムを身に纏ってデンライナーに帰還した良太郎。
多分、自分が色んな過去に連れ回された“証拠”として持ってきたのだと思いますが、確か過去の物を未来に持ち込んじゃダメだったんじゃ・・・(^^;
あぁそうか、実はアレって現代の太秦の映画村から持ってきたヤツだから問題ないんだ(えー

しかし、良太郎の持ってきた“日本刀”を無邪気に振り回すリュウタロスが実は一番危険窮まりない(^^;

※あんな良太郎初めて見た
確かに、これまでは強い“意地”を見せる事は何度もあったけど、あんなにあからさまに“キレてる”良太郎は珍しい。
訳も判らず色んなところに引きずり回されたり、そのくせに“しらばっくれてる”(と、思ってる)侑斗君の態度に対して、或いは彼に対するライバル心や、愛理姉さんの婚約者であり良太郎自身の大切な思い出の人と“同じ名を持つ嫌なヤツ”に対する不満が一気に吹き出たってところでしょうか?

そして、その不満や怒りや意地が、結果的に侑斗君との関係に僅かながらも変化を齎す訳ですから、キンタロスの言う“男同士はぶつかりあって・・・”ってのは実は結構的を得てるんですな(^^)

※失われた方法
デンライナーの時間旅行は人間の記憶の届く範囲って事なのか?
この辺りは正直また考え出すと頭がウニになっちゃうんで、取り敢えずややこしい事は置いておいて・・・(え
オーナーが言った、江戸時代や恐竜時代の様な“遥かな昔”に旅をする方法は本来なら失われたもの、或いは危険と見なされ封印されたというところか。
それがまぁ、劇場版の“ガオウライナー”なのは間違いないのですが、詳細は“映画観てね!”って事か(^^;

それにしても、最近のオーナーの恐さはちょっと“喪黒福造”に通じるものがあるな(笑)

※お前本当に出来るんだろうな
青木兄妹の前にまた必ず現れるであろうクモイマジンと対峙するため、兄妹の病室の前で見張る良太郎と侑斗君。
妹の星を見たいって願いを叶えてやりたいのが兄の望みだと良太郎が知るのがラストシーンへと繋がっていく訳ですが、例えそれが自分の意図せぬ事だったとしても、例えそれが侑斗の邪魔があったからだとしても・・・それでも“自分が戦う”と言った約束を果たさなかったのは自分の責任だと言う良太郎の意地が、単なる意地ではない事を後に侑斗君が知らされる事になる布石にもなってるシーンでもあります。

あと、侑斗君が“もう1人”居るのもね(笑)

※これ、コーヒー?
“大した事なかった”三浦さんを連れてミルクディッパーに帰ってきた愛理姉さんは、尾崎さんの“盛り上げ”で大盛況なパーティーに目を丸くしちゃう訳ですが、ナオミの煎れたコーヒーを見て更にビックリ(笑)
愛理姉さん、あれ見て“こんなのコーヒーじゃない!”とか言って怒るんじゃないかと思う人もいるかも知れませんが、あの姉さんの事だから案外あのコーヒーを“面白い”とか感じて店のメニューに加えちゃいそうな気もするところが恐い(^^;

※東京大停電
つまりクモイマジンとしては、街を停電させて灯りを全て消す事で星空を妹に見せる事で強引に契約完了としてお兄ちゃんの過去へ飛んだ、と・・・
確かに手っ取り早いと言えなくはないけども、却って大掛かりである割にはもしその時間に妹がスヤスヤ寝てたりしたらどうするのかとは考えなかった模様。

ある意味昭和の特撮物の怪人並みの“マヌケ作戦”な気が・・・(笑)

※そういう事言うから嫌なんだよ!
ヨレヨレの身体を引きずってでも、自ら口にした言葉の責任をとる為に戦いに赴こうとする良太郎の姿を見て、“好きにしろ”と過去へのチケットを渡す侑斗君の“優しい感じがした”態度に、思わず感動しちゃうデネブに対して彼が言った言葉がこれ。
ウン、やはり単なる反抗期の子供・・・やっぱまだまだ“ガキ桜井”だな(笑)

で、その前に遂に姿を見せたもう1人の“ガキ桜井”君な訳ですが、さほど驚いた素振りを見せないのは前後の成行きから“大体の事情”を察したからか、良太郎よりも時間の運行や時の列車についての知識があるからって辺りかな?
これがもし良太郎だったら、事情を察する前に気絶するかも知れんしな(^^;

※2001年11月18日
いつもなら契約者の心に深いつながりがある過去の時間である日付けが、今回はそれにプラスの意味合いのあるものでした。
ネットで軽く調べたところ、後のシーンで侑斗君が言ってた諸々は本当な様で、実際この日付けの時には獅子座流星群が流れていたらしいです。

※たまには僕にもやらせてよ
とか言ってる割には、許可もなく勝手に良太郎を乗っ取って勝手に変身して無茶苦茶やってる率は一番高いんですけどね>リュウタロス(^^;

この時、柱の影から“チャチャ”を入れたゼロノスは勿論劇場版の方から飛んできた方のヤツですが、映画版の方はカードの回数制限とかはどうなってるんでしょうか?
まぁ、それも含めて“映画観てね”の一環なんでしょうけど(苦笑)

※早く替れコラ!
邪魔が入った事で“もう面白くなくなっちゃった”リュウタロスと交替したモモタロス。
相変わらず“ケンカを楽しんでる様な”モモ電王の戦いぶりは、ともすればどっちが悪側なんだか分からなくなる程凶暴な一面を見せますが、でもそれがまたモモ電王の・・・と言うか、モモタロスの魅力の一環でもあるんですよねぇ(^^;

決め技は“俺の必殺技パート5”
結局“パート4”は無いままなんだね(笑)

※お兄ちゃんにも見せたかった
良太郎と侑斗君が奇しくも同時に青木兄妹を連れていこうとしていた“希望ヶ丘”で、満天の星空に流れる流れ星を見ながら、互いを思い合う兄妹。
短いシーンではあったけど、このシーンに溢れてる“優しさ”“温かさ”とある種の“切なさ”“ロマンチシズム”こそ、小林脚本の真骨頂だと思うんですよね。

本当のところ「電王」ってのは、こういう“契約者達のドラマ”が本筋にあって欲しいなというのはあるんだけども、映画やらパワーアップ編が絡みだしてこれから物語そのものが大筋を展開していくだろうから、ここが稀有になっていくのも仕方ないか・・・(^^;

※桜井侑斗・・・同じ名前
“希望ヶ丘”の事を知っていただけでなく、2001年11月18日に流星がたくさん流れていた事や、2007年の“今の時期”にも流星が見られ易い事を知った上でこの場所に兄妹を連れてきた事から、単にイヤなヤツと思っていた侑斗君の意外な優しさを知り、そして星空を見上げてる時の横顔を見た時、初めてこの“ガキ桜井”が自分の知ってる“望遠鏡の桜井さん”とが繋がる良太郎。
良太郎が今まで認めたくなかった“ガキ桜井君”を認め出すと言う事は、それは実は良太郎自身も少しづつ成長していく事にも繋がっていくんですな。

そして、今まで運が悪くてひ弱で、なんでこんなヤツが電王なんだとか言って散々見下していた良太郎が、満身創痍で今にも倒れそうになりながらも、自分の言った事は意地でも貫き通そうとする姿を観た時、初めて良太郎の中の“本当の強さ”を認め始める侑斗君。

このシーンは“希望ヶ丘”“星空”というファクターを通して、良太郎と侑斗君との関係性の微妙な変化も絡めてる訳で、この辺りの小林脚本の“構成の上手さ”はさすがだなと思います(^^)

※あれはお前が正しかった
そして明かされる、良太郎がゼロライナーに乗せられて色々な過去へ連れ回された事の真相。
まぁ、つまりは“劇場版”と完全に繋がる事になる訳で、またもや過去に拉致されていった良太郎に今度はリュウタが憑依して、別々の時間から連れられてきた“ウラ良太郎”“キンタ良太郎”“リュウタ良太郎”3人の良太郎が揃い、そして映画版の時間軸上にいる“モモ良太郎”が加わって成立するのが“全員まとめてクライマックス”になる・・・と、こういう事ですな。

しかし、このコラボはどうやらこれだけでは終わらない様で・・・

※つづきを見るには・・・
別のチケット(映画の観賞券)買ってね♪>byオーナー(笑)

※次回予告
更にまだコラボはつづく・・・そして!
てか、またまた“着ぐるみタロス衆”登場(しかも今度はモモまで加わってる!(笑))


仮面ライダー電王 ライダーイマジンシリーズ 04 リュウタロスイマジン
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ISBN : B000RGA6JM
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僕のフィギュア、買うよね?
答えは聞いてない!



ガールズ・イン・ユニフォーム Masked Rider Edition (BOX)
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ISBN : B000U932KQ
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ハナさんが素敵すぎる・・・と言うよりも、モモタロスが!(笑)
by yaskazu | 2007-08-03 20:27 | 仮面ライダー | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 埴輪の寝言 at 2007-08-04 16:46
タイトル : 電王26話
先週と今週で映画連動企画。 どうやら来週もそうらしい。 先週のラストでデネブに連れ去られた良太郎がデンライナーに戻ってきて、2007年の侑斗と言い争いになる。 そこへまたイマジンがやってきて、良太郎が撃退して、契約者のために星の見える丘に案内する。 やはり侑... more
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