仮面ライダー電王
第9話「俺の強さにお前が泣いた」脚本:小林靖子 監督:長石多可男 キンタロス登場編(公式ではまだ“クマイマジン”・・・“クマ”て(^^;) モモやウラに負けず劣らずの強烈キャラですが、今回はスーアクファン&円谷ファンが思わず突っ込み入れまくりな小ネタなんかも一杯鏤められたりして、相変わらず楽しませてくれます(^▽^) それでは今回のポイント。 ※これまでの電王 思わずイキナリ総集編かと思ったぞ(^^; よくアニメなんかでは製作が間に合わない時なんかに苦し紛れに突然総集編とか、評判の良かった回の再放送とかやったりするんですが、「電王」もそんなキツキツのスケジュールなのかと、一瞬本気で思っちゃいましたよ(^^; ちゅうか・・・もしかしてこれですら“ネタ”なのか!?(だとしたら本気で凄いぞ「電王」(笑)) ※俺の強さは泣けるで 冒頭で襲われる空手着の兄ちゃんは“オッシー”こと押川善文さん。 公式サイト内でも岡元次郎さん共々紹介されてる様に、JAEのアクション俳優さんで、平成ライダーのスーアクとしてギルス、ゾルダ、デルタ、ギャレン、威吹鬼、ドレイク等々、ギルス以外は銃使い系のライダーを主に演じられてる方です(オートバジンなんてのもあるんですが) 「電王」では今のところライダーは1人で、全フォームを高岩成二さんが演じ分けてる事もあり、毎回敵イマジンを演じられてるそうです。 以上、公式サイトに記されてない部分の補足説明でした(笑) で、その押川さん演じる空手家がぶっ飛んでくるところに通りかかった良太郎の前に、キンタロス(現行・クマイマジン)の憑りついた本条とが遭遇した事が今回の導入部になる訳ですが、ちょっと演出的には解り辛いんですが、この時点で空手家を襲ったのが実は別のイマジンらしい事は、K本条(公式でいう、クマイマジンの憑いた状態の本条)とモモの憑いたM良太郎とのやりとりのシーンでちゃんと匂わしてるんですね(ま、私も結果を知った上で見返して気付いたんですが) ここでは、M良太郎の拳を一撃で受け止めるK本条との実力差・・・つまり、モモよりクマの方がパワーで数段勝ってるってところを見せつけるのがポイントな訳ですが、むしろ2人のやりとりや、モモと良太郎の“痛いよ・・・”“泣くな”とかの細かいボケツッコミの方が楽しめます(笑) で、何故か外灯に“突っ張り稽古”してるK本条、勢い余って倒れそうになる外灯慌てて抑えて“またやってもうた”ってアセッたりして笑かしてくれる訳ですが、この時点で素手にキンタロスのキャラが確立しちゃった感じですね(^^) さて、やっぱりここで先に触れておくべきなのは本条を演じる“内野謙太”君についてでしょう! 言うまでもなく彼は現在「ウルトラマンメビウス」のテッペイ君役で出演中な訳ですが、テッペイ君は医者志望で怪獣マニア、少しマザコン入っててGUYS隊員としては指令室での解析オペレーションが主な仕事で実戦には殆ど赴ず、ロードワークではまっ先にへばってしまう様なちょっと虚弱気味・・・ってのが大方のイメージだと思うんですが、まぁハッキリ言って空手の試合で決勝戦にまで行っちゃうワイルド系の本条とは真逆のキャラクターですよね(^^; そんなんだから、今回(幾らキンタロスが憑いてとは言え)むくつけき男達をバシバシ叩きのめしたり、まさか次郎さんを投げ飛ばしたり(笑)、自転車のハンドル引っこ抜いたり、公園のベンチ破壊しちゃう姿に、思わず“うわぁ!テッペイ君なんか悪いもんでも食ったのか!!”なんて思っちゃうのも無理からぬ話かと(笑) だって、番組が終了してから幾らか間があってってならまだしも、この回の放送時点では「メビウス」もまだ放送中だったしねぇ(^^; けど、物壊して慌ててるK本条のコミカルな芝居とかはテッペイ君とも通じる内野君の持ち味だろうし、そういうキャラの全く違う役をしっかり演じ分けてる辺りは逆に言えば彼の役者としての力量を示してると言えるでしょう。 そう言えば(管理人は未確認なんですが)彼はなんかの昼メロでは女子高生を妊娠させちゃう淫行野郎だったそうです・・・ ママが卒倒するぞ、テッペイ(笑) ※間もなくトンネルに入りま〜す♥ 時間の狭間が“トンネル”というイメージで存在するというのは分かり易いと言えば分かり易い。 けど、なんで今わざわざここで出してきたのかなと思ったら、後半の展開への伏線だったのね(^^; ※今度はプリン 前回、過去からペンダントを持ち出しちゃった事にオーナーからしっかり釘を刺されちゃった良太郎。 オーナーは“あの程度では時間の運行には支障はないけど”みたいな事を言ってますが、あの場合は友也さんが新しいペンダント作ってたから大きな支障は生じなかったって事もあるんですよね。 前回の感想にも書いた様に、既存のタイムパラドックス物ではああいう行動が歴史崩壊に繋がりかねない一大事になっちゃう事もある訳で、半ば脅しにも近いオーナーの言葉はその辺りを示唆してるとも思えます。 ここでもうひとつ気になるのはオーナーの言葉に対するハナさんの反応ですが、それは多分次回予告でも少し語られてたハナさんの秘密みたいなものに関係がありそうですね。 それはそうと、オーナーの“スポーツ”は今度はプリンになったみたいで、なにげに難易度が上がってるのはやっぱ“SASUKE”繋がりなのか?(笑) ※ここ、イマジン臭いし! コーヒーを勝手に飲んだとか飲まないとか、相変わらず今日もつまらん事で仲良く喧嘩してる(笑)モモとウラですが、ウラがかわしたハナさんの“裏拳”をマトモに食らってダウンしたモモを、平気で踏んづけて行っちゃう当のハナさん・・・(^^; このイマジンに対する“愛の無さ”も、彼女の秘密にやはり深い関係がありそうですね。 しかし、あれだけ口の周りにクリームつけといて“僕はこんな顔”はないだろう、ウラタロス(笑) オモチャの釣り竿とかも含め、なんだかモモとは別の意味で子供みたいになってきてるぞ(^^; ※愛理姉さんの胡麻ジュース ナオミちゃんのコーヒーとどっちがまだ“飲める”か、是非訊いてみたいところだ(笑) ※アレ?どっかで会った様な・・・ それは勘違いじゃない、確実にハナさんとは会ってるぞ尾崎さん、病院の戸棚から出てきたところで!(笑) 元々は尾崎さんから何か聞きだせないかを目当てにミルクディッパーまで来たのだから、謀らずもこの時点で目的達成しちゃった訳ですが、幾ら美人に弱いからって調査中の仕事の資料を丸ごと他人に渡しちゃっていいのか、尾崎!(^^; もしかしたら画面に映ってない(カットされた?)ところでモモの実力行使とかウラの口車とかがあったのかも知れんけど、尾崎さんも三浦さんも最近ろくな目に遭ってないなぁ(^^; 良太郎の不運が移ったのか?(笑) ※道場破り 今どきあり得ないだろうなんて突っ込みは無しって事で(笑) しかし・・・うわぁあ〜、テッペイ強ぇえ!、凄ぇぞテッペイ!(←だから違うって!(^^;) このシーン、K本条が破りに入った道場の一番“いかつい”兄ぃちゃんを演じてるのが、キンタロスの“中味”でもある“岡元次郎”さん。 もうね、次郎さんに関してはファンにとって今更説明不要だと思うんですが、一応ウィキのリンクでも張っておきますか。 そんな次郎さん投げ飛ばしちゃうテッペイ君はやっぱ凄いぞ!・・・っと(おい 今でこそ次郎さんと言えば“マッチョ”なイメージが定着してますが、ライダーデビューとなった「仮面ライダーBLACK」のエンディングのシルエット見る限り、当時の次郎さんはマッチョどころかむしろスマートなんですよね。 そう言えば、昭和ライダーのスーアクさんの代表格でもある“中屋敷哲也”さんも、新1号の頃はスマートな感じだったのがスーパー1辺りにはかなり無骨な印象が定着してたっけ。 で、現在のライダーと言えば“高岩成二”さんなんですが、確かにアギトの頃と比べると・・・・(^^; そうか、主役ライダーを長く演じる人はみんな太・・・じゃなくて、“逞しく”なるって方程式なんだな、きっと! ・・・・しまった、また話が無駄な方向に行ってしまった(^^; 入る時に壊したドアをしっかり直して帰っていくキンタロスの“いい人ぶり”には素直に萌えだ(笑) ※空手は技術だ 尾崎さんから貰ったリストから、次に狙われる相手“菊池”のいる空手部へと出向いた良太郎とハナさん、結局みつかった上にコイツらが格闘家を次々襲ってる連中だと誤解されて“手合わせ”させられるハメに・・・ 良太郎みたいにヒョロいヤツにそんなマネ出来ないと言う部員に、副部長が言ったのが小見出しの言葉。 部長の・・・つまり去年の決勝戦の本条の相手だった“菊池”も、見た目は格闘家っぽくないけど強いぞって言なんですな。 その菊池自身が実はもう一体の“ライノイマジン”の契約者で、どうやら今回の“格闘家連続闇討事件”の真犯人らしいのですが、菊池がイマジンに望んだのはそんな事じゃないだろう事はこれまでの「電王」からみれば明らかでしょう。 そのポイントとなるのは多分去年の菊池の優勝が、本条の急病による引退による不戦勝って辺りにある様で、菊池にとってはそれは不本意な勝利であり、その事が彼には“過去への繋がり”なのでしょう。 そして本条の方も、その辺りがキンタロスに望んだ事に深い関わりがあるのは想像に難しくありません。 ところで、この菊池を演じてる“矢崎広”君、彼は円谷プロ製作の「生物彗星WoO」で、主人公アイちゃんのボーイフレンドの“小太郎君”を演じてた子なんですが、その役どころが“特撮映画を撮るのが夢のヒーローおたく”というものでして、なんとまぁ本条役の内野君が「メビウス」で演じたテッペイ君と同じカテゴリーのキャラだったりするんですよね(^^; 円谷プロ製作の別々の作品で各々“怪獣マニア”と“ヒーローおたく”だった2人が、東映製作の同じ作品の同一エピソードでまるで正反対の“格闘家”で“ライバル同士”を演ずるとは、単なる偶然なのかそれとも“狙って”やってるのか(笑) 武部Pや白倉Pなら狙いそうな気がするなぁ・・・(^^; ※うそ、良太郎のまま!? イマジンが憑いてる人間を探るため、敢えて連中の挑戦を受けようとした良太郎なれど、デンライナーが丁度“トンネル”に入った上にモモ居眠りと言う状況で“素”の良太郎のままで相手にしなければならないはハメに・・・(^^; どうやらトンネルの中に入ってる間は良太郎とモモ達イマジンとの意識の繋がりが断たれてしまう様で、ここに繋げるために前半でトンネルの説明だした訳ですね。 今後も何かピンチのシュチュエーションとして活用されれば面白い設定だと思うんですが・・・なんか今回限りっぽいなぁ(だって“平成ライダー”だし(^^;) ※ハナ最強伝説、確定? 良太郎を守るために“むくつけき”空手野郎共相手に大立ち回り演じて、しかも対等に渡り合っちゃう辺り、ハナの強さはイマジンに対してだけのものじゃなかった模様・・・ いやまぁ、強くならなきゃならなかった理由とか、色々背景にはありそうなんですが、決して敵に廻したくない女性だなぁ(^▽^; “素のまま”の筈の良太郎の咄嗟に繰り出された腕が、部員の1人を柵の上までブン投げちゃったのは何かの伏線なのは間違いないと思いますが、現時点では予測、憶測の粋を出ないのでここでは敢えて深く考えない事にしますね。 ※僕が守らなきゃいけないのに・・・ 「あ、血が・・・」 「こんなの・・・」 このセリフ、絶対言うキャラが逆転しちゃってるよな(^^; ちゅうか、守るもの守られるものという意味で言えば、完全にハナがヒーローで良太郎がヒロインって図式になっちゃってますね(笑) それでも、良太郎にも本来なら自分が女性であるハナを守らなきゃないのにって“男”としての自意識はある様で、その辺りが今後の(イマジンの力を借りない)良太郎自身の成長と関わってくるのかな? なんて書くと、今どき“男が守って女が守られて”なんて前時代的な事を言ってるから云々なんて言っちゃう人とかもおられそうですが、あくまでフィクションの番組の事ですからあんまり目くじら立てんで下され(苦笑) てか、本当は自分がどんな事をしても守らなきゃならない人を、てめえの力不足からしっかり守れない辛さとか悔しさ、自己嫌悪ってのは・・・うん、個人的に凄くよく分かるんですよね。 ま、そこらはプライベートな事なんでここでは語りませんが(^^; ※私はどこの時間の人間でもないの この言葉も意味ありげ。 これ書いてるのはまだ次回放送前だけど、更新した頃は既に分かってるかも知れませんが、この後の“アンタたちイマジンに絶対電王は殺させない”共々、ここで色々考えるとちょっと面倒なのでこのまま進めます(おい!(^^;) ※最高にかっこいいタイミングだろ? どこが!・・・って、なんだかんだで増々夫婦漫才化してきてるぞ、モモとハナ(笑) ※モモタロス敗退 ここでK本条と遭遇してしまった事で、やり合う事となったM良太郎。 相手が“電王”だと知って本条から分離し、変身しての戦いを求めてくるキンタロスですが、こうしてとにかく“強い相手”を求めてるらしい事とか、ハナが格闘家を闇討ちしてる通り魔呼ばわりした事にに対して言った“誰がそんな卑怯な事”って言葉とか、この時点でキンタロスが襲撃犯とは違うらしい事はちゃんと示唆してるんですよね。 で、遂に始まったモモ電王とキンタロスの戦いですが、やはりパワーでは圧倒的に競り負け、“俺の必殺技パート3”も弾き返された上にキンタロスの“斧攻撃”を食らい、モモ遂に敗退・・・・ ※あんまりピンチ過ぎる時は呼んでほしくないんだよね なんて言いながら戦う姿勢に入るウラタロスも実は結構いいヤツ?・・・ま、単に良太郎に死なれちゃ困るからだけかも知れませんが(^^; ※もう1体のイマジン ウラ電王とキンタロスの“第2ラウンド”が始まるかと思いきや、キンタロスが離れた素の本条を襲う“ライノイマジン”出現。 行き掛り上キンタロスを手助けする様なカタチでライノイマジンと戦うカタチになったウラですが、結局逃げられるハメに・・・ この時、ライノイマジンが言った“俺の契約者”ってのが菊池な訳で、なんだか書いてて自分でもよく解らん様になってきちゃいましたよ。 ホントに、“なに、このゴタゴタ”って感じ(^^; ※心優しきイマジン ライノイマジンの攻撃から本条を身を盾にして庇ったり、気を失ってる彼を“おぶって”去って行ったり、これまでのイマジン達とは全く違うと言えるほど、契約者を大切に気遣ってるキンタロス。 その優しさはモモやウラですら、良太郎に対して見せない種類のものと言え、それをみたハナもキンタロスに何か“違うもの”を感じてる模様。 果たして、その真意は? おおお、どうやら次回放送までには更新間に合ったぞ!(あと約7時間後だけど(^^;) 仮面ライダー電王 4フォーム変形 DX仮面ライダー電王 / バンダイ スコア選択: なんか、凄そうなオモチャだな(^^;
by yaskazu
| 2007-04-01 01:04
| 仮面ライダー
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Comments(2)
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from 埴輪の寝言
at 2007-04-01 13:15
電王、DVD買おうかどうしようかかなり本気で迷ってますが、押川さんが顔出しで出た時点でもうなんかやっぱ買っちゃうモードになってきました。あかん、響鬼でもう特撮DVDにお金かけるのやめようと思ったのに…。とかいってティガのDVDボックスは速攻で買いましたが。
でも、電王好きです。なんといってもイマジンが普段からフツーにうろうろしている!皮萌え的には最高です。そしてはなくそハナたんのおみ足に今日もくらくら…。それにしても熊イマジン、ちょっと響鬼映画版の関西出身の鬼二名が混ざってませんか?造形的に…。
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yaskazu at 2007-04-02 00:30
電王の魅力の最も大きいウェイトはやっぱイマジン達だと思いますよね。
アレだけしっかりキャラ立ってる着ぐるみキャラって、東映物だと「アクマイザー3」以来なんじゃないかと(←古!(^^;) ハナの脚は絶対狙ってやがります、あれでいつも蹴られたり踏まれたりしてるモモさんが羨ましいです(お キンタロス、確かに某鬼さん入ってますよねぇ。 キャラ的にも通じるものあるし、これからモモやウラとの絡みも面白そうだし、色々楽しめそうですよね(^^) >ティガのDVDボックス ああ、ティガは良かったですよね〜、私も世に言う“平成3部作”の中では一番好きですね(^^) でも、ティガが放送されてからもう10年経つってのが一番驚きですね。 赤星昇一郎のオビコの最期にに涙した日や、「花」で実相寺昭雄の健在ぶりに悶絶したのはついこの間だと思ったんですけどねぇ(^^;
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