楽園に帰る

ネットーサーフをしていて、偶然“諸口あきら”さんが、この9月に亡くなっていたことを知りました。

色んな方が旅立つ中、寂しさや悲しさを感じる人は多いけど、ちょっとした“喪失感”を感じるくらいに、少しショックを受けてます。

自分が中学時代、京都に住んでいた頃、ラジオの深夜放送が全盛で、現在の京都放送(KBS京都)が“近畿放送”と呼ばれていた時代、当時の京都の学生の殆どは、そこで放送されていた深夜番組「日本列島ズバリリクエスト」、通称「ズバリク」を聴いていました。

その「ズバリク」で、金曜日と土曜日を担当していたのが諸口あきら”さんで、リスナーからは”アニィ”と親しまれてた、ある種の憧れ的存在でした。

男気があって、優しくて温かい語り口や、ちょっと破天荒な生き様、何よりも最大の魅力は、番組の名物でもあった“弾き語り”・・・

自分も、多感な思春期の頃は、この人に少なからず影響を受けたし、自分の中の“かっこいい大人”の中の、1人でもありました。

自分の趣味が、アニメや特撮といった“オタク系”に移行し、長い時間が流れる中、京都も離れ、東京や大阪と移り住み、いつしかラジオそのものを聴かなくなってしまいましたが、その間も“アニィ”は、京都や大阪でラジオ番組を続けられてたようだし、自分も心の片隅には、ずっと存在しつづけていたような、そんな人でした。

でも、もう80歳越えてたんだね・・・

その時間の経過が、一番ショックだったり。




葬儀でエンドレスで流れていたという「リターントゥ・パラダイス」と言う曲。
これは当時「ズバリク」の水木担当だった“高石ともや”氏共々、番組中でよく歌ってられたのを、よく憶えてます。

陽気な曲調が“アニィ”にぴったりです。


この「川のほとり」と言う曲も、同じく「ズバリク」内で、高石ともや氏と同じくらい、よく歌われていて、自分が今でも大好きな1曲です。

自分が過ごした“ある一時期”の時間が、こういうカタチで失われてゆくのは、自分の一部が無くなっていくようで、なんとも言えない無情さを感じてしまいます。

でも“アニィ”はそういう湿っぽいのは好きじゃないでしょうから、「リターントゥ・パラダイス」で、陽気に送ってあげたいと思います。

今頃は楽園に帰って、大好きなお酒を傍らに、気ままに弾き語っていることでしょう。

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by yaskazu | 2017-12-13 20:20 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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