巨大不明生物のルーツ
「シン・ゴジラ」は、今年の邦画の中でも記録的ヒットとなり、平成以降のシリーズの中ではダントツの1位に輝いたそうで、正直ここまで当たるとは思ってなかったので、意外と思いつつも、素直に嬉しいと思うし、これがゴジラや怪獣映画に留まらず、日本の特撮の発展に繋がってくれればと、切に願うこと頻り。

「シン・ゴジラ」に関しては、当ブログにて以前も少し長文の記事を書きましたが、今日はまたちょっと違う視点で(短めに済ませます(^^;)



映画の内容に関しては、本当にどれだけ語っても語り尽くせない、濃厚な作品でもあり、キリがなくなるので、今回も敢えて触れません。

今回は、ツイッターの方では前に少し触れたところ、同様に感じた方が幾らかいらしたことで、「シン・ゴジラ」と「帰ってきたウルトラマン」の関連性について。

「帰ってきたウルトラマン」と言っても、前の記事で触れた、DAICON版のものではなく、本家のTVシリーズの方でして、「シン・ゴジラ」のベースになってるのは、この本家「帰ってきたウルトラマン」の、グドン&ツインテールの登場する第5話「二大怪獣東京を襲撃」と、第6話「決戦!怪獣対MAT」が、ベースなんじゃないか?・・・ってことです。

そもそも、DAICON版の「帰ってきたウルトラマン」自体が、このグドン&ツインテール回を意識してるような部分もあり、庵野総監督自身が「帰ってきたウルトラマン」のファンらしいということで、ストーリー的にもテーマ的にも、通じるものを感じます。

東京に現れた大怪獣により、都市機能が麻痺し、このままでは死の町となってしまう展開自体は怪獣映画の王道だけど、避難した筈の民間人が残っていたことで、怪獣に対する攻撃をしなかったことで、被害が拡大してしまうというのは、「シン・ゴジラ」にもドン&ツインテール回にも共通する要素。

更に、頼みのウルトラマンが敗北してしまい、打つ手が無くなるのは、自衛隊も米軍も、ゴジラの前には歯が立たずに全滅してしまう部分に通じるものが・・・

そして、最も共通性を感じるのは、怪獣を倒すために街ごと焼き払ってしまうような“スパイナー”の使用を決定してしまうことと、ゴジラに対して核爆弾を使って東京ごと殲滅するという、悪魔の決裁が下されるところ。

それに対し、なんとか阻止しようと、MATが立ち上がる部分と、核を使用せずにゴジラの細胞を凍結させて行動を止める“ヤシオリ作戦”を遂行する対策本部の面々・・・

と、大まかな骨子になる部分が、実によく似てると思うのですよ。

「帰ってきたウルトラマン」の方は、最後にはウルトラマンの登場で決着を見る訳ですが、あの流れで言えば、本来はMATが二大怪獣を倒してこそ、本来描くべきことが完遂したのでしょうが、そこは「ウルトラマン」の名を冠する番組で、最後にウルトラマンと怪獣の戦いを出さない訳にはいかなかったでしょうし、そこが“子供向け”が名目の、ヒーロー物の限界でもあるでしょう。

それに、今の自分なら、そういう展開があっても受け入れるでしょうが、当時の小学生だった自分なら、最後にウルトラマンが出てこなかったら、やっぱりブー垂れてたでしょうしね(笑)

それに対し、ウルトラマンもいなければ対決する相手の怪獣という“都合のいい物”がいない「シン・ゴジラ」は、人間の手で、人間の力で、何がなんでも事態を終息させなければならなかった訳で、そうしてこそ、本来描こうとしたこと、描かなければならなかったことを描ききることが出来たと言っていいのではないでしょうか。

そして、そんな人間の持つ“強さ”が描けてたことが、この大ヒットに繋がってる理由のひとつなのかなぁと、思っています。

f0124763_21194081.jpg

今回、なんで思い立ったようにこういう記事上げたかというと、近所のスーパーのワゴンセールで、こういうのを半額で手に入れたから(笑)

いや、デフォルメぶりも可愛いけど、これゼンマイ巻いて動かすと、更に可愛いんですよ!

チキモン 公式サイト





このチキモンシリーズ、今はもう作ってないみたいだけど、これで「シン・ゴジラ」のシリーズ出ないかしら?

“蒲田くん”なんか、売れると思うぞ(笑)

シン・ゴジラ プレミアムフィギュア 【ゴジラ2016】

セガプライズ



チキモンシリーズ ツインテール

バンダイ



チキモンシリーズ グドン

バンダイ


[PR]
by yaskazu | 2016-09-16 21:26 | 特撮 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://yaskazu.exblog.jp/tb/25930810
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 遅延 龍の血 >>