風雲
橋下徹大阪市長が、本日を持って、任期満了の退任となり、政界を引退されました。

茶髪の風雲児と呼ばれた、タレント弁護士から、大阪府知事となり、市長に転身して、約8年間の政治家生活に、一区切りがついたわけです。



自分は最初の知事選の時、実はこの人には投票しませんでした。
パッと出の、テレビでチヤホヤされてるタレント弁護士風情が、ノリで政治家なんかになっても、どうせ周りに流され、大したことも出来ないまま、潰されていくのがオチだと思ってました。

実際、タレントから転身した政治家というのは、殆どがそういうパターンだし、特に大阪においては、長年の旧き悪しき慣習で、利権や汚職の役人天国が常識となり、それを改善できる人間などいないというが、有権者にとっても共通の認識でした。

誰が(政治家に)なっても同じ、どの党が政権をとっても、何も変わらないというのは、国政政治以上に、大阪ではより強かったように思います。

ところが、橋下徹という人間は、そういった“悪い常識”を、尽く引っくり返していきました。
変わらないと思っていたことが、どんどんと変わっていき、大阪の政治や教育の“闇”や“膿”を、次々と暴き、潰していきました。

人間としての橋下徹は、自分は今でも好きになれないし、その政策や手法にも、疑問を感じる部分は、非常に多いです。
維新の政治も、その全てを支持している訳ではありません。

しかし、彼が残した功績は認めるし、乱暴で攻撃的ではあっても、橋下徹や維新の登場以前の、旧き悪しき体質の大阪の政界を改革していくためには、あれ以外に方法がなかったというのも、十分に理解できます。

その集大成が、大阪の抱える問題を一気に解決に導く(可能性の高かった)大阪都構想だった訳ですが、住民投票でそれが否決されたことで、おめおめと政界に残留などせず、引退を表明するというのも、実に彼らしい幕引きだったと思います。

巷で囁かれているように、一旦は身を引き、近い将来政界復帰する可能性は、確かにあるでしょう。

しかし今は、素直に“お疲れさまでした”と、エールを送りたいと思います。

8年間、ご苦労様でした。
暫くは、ゆっくり観も心も、休養してください。
[PR]
by yaskazu | 2015-12-18 21:18 | 社会 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://yaskazu.exblog.jp/tb/24780684
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< トマト ビル風 >>