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蜘蛛男の絵
自分ら世代にとって、馴染み深くて思い入れのある方が、また旅立たれてしまいました。

イラストレーターの生頼範義氏死去

日本国内で、一番周知されていて、有名なのは、やはり“スターウォーズ”関連の、日本版ポスターを始めとする各種イラストでしょうね。
確かに、あれは本当にインパクト強かったし、あれを描いていたのが、実は日本人のイラストレーターだということに、当時は驚かされたものです。

少しコアなマニアな方なら、ウルフガイシリーズ等の、平井和正氏の小説のカバーイラストを思い浮かべる人も多いだろうし、本当にそのお仕事の多彩ぶりは、枚挙に暇がないというひと言に尽きます。



自分が一番記憶に残ってるのは、池上遼一版“スパイダーマン”の、サンコミック版の単行本の表紙カバーでして、あの彫刻のように逞しいイマジネーションは、強烈に記憶に刻み込まれたものです。

しかし、今回少し驚いたのは、生頼さんがもう79歳にもなられていたということ。

自分の中では、生頼さんはもう少し若いイメージがあったのですが、考えてみれば、自分たちの年代の人間が、ある程度物心がつき、現在の趣味の分野に本格的に興味を持ち出した頃には、既に現役で脂の乗った頃のお仕事をされていた訳ですから、その年齢になられていて、当然ではありますね・・・

長い間、自分たちに沢山の素晴らしい絵を見せ、夢を膨らませいていただき、ありがとうございました。

ゆっくり、おやすみください。
by yaskazu | 2015-10-27 23:09 | ニュース | Trackback | Comments(0)
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