病院通いやらなんやらで、すっかり遅くなってしまいましたが、先日購入した、食玩の“掌動.仮面ライダーVS(ヴァーサス)”の中のひとつ、“仮面ライダー旧1号”を、紹介しておきます。
このシリーズ、商品名が示すように、掌サイズの可動フィギュアというコンセプトで開発されたもので、その第1段として発売されたのが、“旧1号”“V3”“X”“アポロガイスト”の4種類。 その中から、昭和~平成を通した、数ある仮面ライダーの中でも、特に旧1号フリークの自分としては、取りあえずは手に入れておこうと、購入した次第です。 パッケージはこんな感じで、他の同類の食玩フィギュアに比べ、少し高年齢層向けの、渋めで落ち着いたデザインになってます。 裏はこんな感じ。 どちらかと言えば、フィギュアーツ真骨彫等に近いイメージで纏まられてますね。 中味はこのように、66アクション等の他の、アクションフィギュア系の食玩と同様、区分けされたビニール袋に、パーツ別に収められて入っています。 今回は一応“オマケ”のラムネも、写真に収めてみました(笑) 付属のスタンドには、各種手首パーツをセットできるようになってます。 フィギュアーツやウルトラアクト等にも、こういうものを用意してもらえると、パーツをなくしたりする怖れも軽減され、保存や管理がし易くなるんですけどねぇ・・・ て、なんか前にも似たようなこと書いた気が・・・(^^; 前面。 全長約10センチの食玩系のフィギュアとしては、プロポーションやバランス、ディティールも、かなりよくできています。 なにより、可動のためのジョイントを、このサイズで全体のバランスを崩さずに組み込んでる辺りは、設計にかなり時間をかけたのではないかと推察されます。 背面。 ただ、背中の羽根状の部分や、ヘルメット後部の三角部分の塗装が省略されてるのは、少し残念。 ま、その辺りは食玩ってことを考えると、コスト的に止むを得ないんでしょうけどね。 ベルトの真ん中にはジョイント用の穴があり、ここに魂ステージ等を繋ぐことができます・・・が。 詳細は別項にて。 以降、もう少し。 ライダーパンチのポーズも、なかなか力強く決めることができて、しかもバランスもプロポーションも頗るいいです。 ただ“腰”の部分が可動しないので、身体の“捻り”に制限がかかってしまう分、ポージングにも多少の影響が出るのは、少し残念。 後の新1号の変身ポーズに発展したと思われる、旧1号のあの独特の“ファイティングポーズ”も、取りあえずはとらせることは可能です。 ただ、あのポーズを完全に再現しようとすると、左腕が身体を抱え込むように内側に曲げ、拳が右の脇腹に届くくらいまで来ないと、正確とは言えないんですよね。 固定ポーズのフィギュアでは、あのポーズをちゃんと再現してる物もありますが、アクション系のフィギュアでは、可動領域やパーツ同士の干渉で、なかなか難しいようですね(フィギュアーツでも、完全には再現できないしね(^^;) 両肩の可動範囲をもっと内側に曲げれるようにするとか、胸のコンバーターラングを、アマゾンライダーのフィギュアーツの胸パーツのように、中心から内側に動くようにする。 または、コンバーターラングそのものを、ウルトラアクトの、光線技ポーズ用のプロテクターのように、専用のものに付け替え式にするとかすれば、解消できると思うんですけどね。 まぁ、さすがにこのサイズの食玩に、そこまではできないだろうけど(^^; 2号の変身ポーズとして受け継がれる“ライダーファイト”のポーズ。 基本的には差異はないのですが、2号のそれが、腕の角度がほぼ水平なのに対し、旧1号は、斜め上に向かって伸びているのが特徴。 足の開き方も、旧1号の方が大きいようです。 但し、これはスーツアクターさんの“癖”や、その時々の殺陣や演出で違っている場合もあるので、一概には言えないんですけどね(^^; 旧1号の“構え”のポーズ。 2号や新1号が、身体を正面や斜め前に向けているイメージがあるのに対し、旧1号は横に向けているイメージ。 このポースも、よくフィギュア化されているようですね。 サイズが大体同じくらいの、海洋堂の1/15のガレージキットの旧1号と並べてみました。 このガレージキットは、もう30年くらい前に発売された物で、今見ると非常に拙い仕上がりで恥ずかしいのですが、自分が最初に作った仮面ライダーのガレージキットで、非常に思い入れも深く、大切にしている物です。 しかし、こうして見ると、キットの出来自体は、30年前の10センチサイズの物とは思えないくらい、プロポーションも造型も、ほぼ完璧ですねぇ。 前述のように、背面のベルトの中央、腰の部分にある穴に、別売の“魂ステージ”等のスタンドを取り付け、ライダーキックのようなアクションポーズをつけることができます。 ただ、このジョイント穴とスタンド側の突起との“合い”が、結構”ユルユル”なので、ちょっと手が当たったり、振動があるとすぐにポロリと外れてしまうので、木工ボンドや瞬接を穴の内側に薄く塗って、径を小さくする等の工夫が必要かもしれません。 S.I.C極魂のクウガと並べると、こんな感じ。 スケール的には、ほぼ同じくらいですね。 フィギュアーツの旧1号と並べてみた所。 さすがに全体の出来はフィギュアーツには及ばないものの、“色”に関しては、掌動の方が実物に近いようですね。 双方の“良いとこ取り”をしたような物が、今後(安価で)発売されればいいのにねぇ。 ということで、食玩、掌動.仮面ライダーVS(ヴァーサス)の、仮面ライダー旧1号でした!
by yaskazu
| 2015-10-17 20:54
| 日々の戯れ言
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