人馬は天馬となって宇宙かけてゆく
自分の親のような年齢の、先人や先輩といった方々が、次々と旅立たれてゆくのは、辛くて寂しい反面、まだ致し方なしと、吹っ切れるものもある。

しかし、自分よりも若い、まだまだこれからの年代の者が、現世の幕を閉じてしまうのは、なんともやりきれない、悔しい思いが大きく残ってしまう。

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確かに、35歳は本当に早すぎる・・・



「仮面ライダー555」で、彼が演じた木場勇二は、作品のもうひとりの主人公という位置づけで、半田健人演じる主人公の乾巧とは文字通り表裏一体で、ある意味巧以上に、心に深く残る人物だった。

「科捜研の女」で演じた乾健児(こっちでは彼が乾で、最初は半田健人も共演してたから「紛らわしい」と、当時の特撮ファンは盛り上がったもの)では、実直で誠実な科学畑の青年を好演してて、多分彼の実像には、こちらの方が近かったのではないかと感じる。

自分は「科捜研」はそんなにガッツリ観ていた方ではないので、いつの間にか彼が番組からいなくなっていた事に対し、不思議に思いつつも、役者のスケジュールや、番組側の色々な都合で役を降りることは、放送期間の長い作品では、特に珍しいことではないので、あまり気にも止めていなかった。

しかし、今回このニュースで、これがどうやら闘病のための降板であったらしいと知り、やるせなくなった。

本人は勿論、回復と復帰を目指していただろうし、周りもきっとそれを望み、信じていたことだろうと思うと、なおのこと・・・

手前事で恐縮ながら、自分もここ数年、入院やら通院やらで、自分の健康や寿命といったものに、強く思いを馳せるようになった。
まだまだ召される訳にはいかないし、無様でも生に執着しようと、これまで以上に思うようになった。

それ故に、自分よりも若い・・・これからの人間が、こういうカタチでその将来を断ち切られる理不尽に、やり切れなさと無力さを感じてしまうのだ。

今はただ、彼の魂が天馬となって、無事宇宙に帰ってゆくことを、祈るばかりである。

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by yaskazu | 2015-08-04 23:25 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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