勇退
先日から始まった、新作「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」が、なかなか好印象。

主人公の冴島雷牙は、劇中では触れられてはいないものの、明らかに鋼牙とカオルの子であることを体現してるようなキャラクターだし、その世界観や演出、脚本、作品全体のムードやフォーマットは、第1作目の「牙狼」を思い起こさせるような、文字通り“原点回帰”といった面持ち。

決して「闇を照らす者」を否定する訳じゃないけれど、これを見せられると、自分が好きだった「牙狼」は、やっぱこのスタイルだよなと、思ってしまいます。

雷牙を演じる中山麻聖君は、三田村邦彦氏の御子息ということですが、表情や声、全体の演技や醸し出すオーラ等、確かに父上に似ているし、アクションなどは「必殺」の“秀”を彷彿させるものがあります。

正直、最初はなんか軟弱そうで、「牙狼」のイメージには合わないんじゃないかと、不安だったんですが、全くそんなことはなく、新しい世代の“黄金騎士”を、見事に演じてくれそうで、安心しました。

彼、どこかで見覚えあると思ったら、「仮面ライダー響鬼」で、明日夢のブラバン部の部長役だったんですね。

あれからもう9年ですか・・・
時の流れるのは早いもんです(^^;

「闇を照らす者」では、無口になってしまったザルバさんも、今回はよく喋ります。
うん、やっぱザルバさんはお喋り出ないとね(^^)

「MAKAISENKI」で全壊した冴島邸も、ちゃんと復活したようだし(誰が直したんだ!?(^^;)、ゴンザさんもお元気そうで、なによりです。

ちゅうか、ゴンザさん・・・本当に“幾つ”なんだ!?(^^;

ともかく、ここ最近の特撮作品の中では、久々に次回が楽しみな作品です。

あと・・・



今回の「魔戒ノ花」では、アクションが“スーツ”、つまり着ぐるみがメインになるそうで、この辺りも“原点回帰”ですね。

CGによるアクションを、否定はしないんだけど、少なくとも日本の“特撮ヒーロー物”は、やはりスーツアクションあってナンボだと、古いオタな自分なんかは思ってしまうし、やっぱ見てて安心するんですよね、着ぐるみアクションって(^^)

そして、この「魔戒ノ花」で、黄金騎士牙狼を演じるのは、「MAKAISENKI」に引き続き、“伊藤慎”さん。

近年の中で、個人的に自分が最も“ごひいき”のスーツアクターさんでして、平成仮面ライダーでは、ナイトやカイザ、カリスやザビーといった、主役に対する“ライバルライダー”や、「響鬼」では主役の響鬼を演じられた方で、長身でスマートなスタイルや、そこから生まれる“佇まい”の美しさ、鍛えられた運動神経に裏打ちされた、スピード感とキレのあるアクションが、好きでした。

「電王」のゼロノスを最後に、所属していたREDアクションクラブを離れ、タケシレーシングに入って、オートバイスタントに転身する等、活躍の場を変えられてたんですが、その後もゲスト的にライダーや戦隊にスーツアクターとして参加されたりしてました。

そんな流れの中で、牙狼の他にも「大魔神カノン」の、タイヘイ(オンバケ体)や、ブジンサマなども演じられ、多種多様の作品で、スーツアクターだけに留まらず、顔出しの俳優としてや、生身アクション、スタント等で幅広く実績を重ね、今回のこの「魔戒ノ花」での、牙狼役になった訳ですが・・・

なんと伊藤さん、この作品で“現役引退”されるそうです・・・

しかも、今後は“整体師”を目指されるとのことで、つまりアクションはもとより、映像の世界そのものから、退かれてしまうようです。

正直、ファンとしては大変残念だし、勿体無いと思うのですが、御本人の決断であるなら、致し方ありません。

そんな伊藤さんの、引退作でもある「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」

様々な“思い”を込めて、見守っていきたいと思います。

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牙狼(GARO)魔戒之書

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by yaskazu | 2014-04-08 23:37 | 特撮 | Trackback | Comments(0)
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