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率と質・参
出直し大阪市長選に関する話題、執っこいかもしれませんが、今回で一応終わりにするつもり。

よろしければお付き合い願えれば、幸いです。



今朝のマスコミやメディアの反応は、面白いくらいに予想通りで、特に朝日新聞は、もしかしてわし、予知能力でもあるんじゃないかってくらいに、文面から紙面構成に至るまで、ほぼ自分が思っていた通りのものになっていて、笑ってしまいました(^^;

大きな特徴としては、どの報道も投票率の低さや、白紙投票の多さを強調していましたが、それについては、自分が何度も触れてるように、他会派が独自候補を擁立しないばかりか、事実上の棄権を支持者に促したことも、大きな要因であることや、何かと引き合いに出す前回のW選挙とは、そもそも選挙の性質や、経緯、状況が、まるで異なるものである事には、一切触れてないんですよね。

また、こういう状況でありながら、全体の投票率ではなく、橋下氏の“得票率”が、87%あったこと、得票数も37万票あったことも事実で、その双方を同じ比率で伝えなければ、偏向報道と言われても仕方ないし、信用も信頼もできません。

結局、メディアの報道や情報からは、判断材料になるものが、ほぼ得られないんですよね。

だからこそ大阪市民には、棄権してほしくなかった。
どんな選挙であっても、有権者が投票して意思を示す事が、一番の判断材料だから。

白紙投票した人間が、全て他会派の支持者とは言い切れない。
橋下支持だけど、今回は敢えてという人もいるでしょう。

逆に選挙に行かなかった人が、皆橋下不支持や他会派の支持層とも限らない。
自分が行かなくても、橋下氏が当選するのは分かってるから、行かなかったて人達も多数おられる筈。

そういった方達が、棄権せずに投票した場合、今回の数字にも幾分かの変化はあったろうし、本来ならそれを判断基準にすべきなんですよね。

それを更に確実にするには、やはり他会派がちゃんと対立候補を出し、双方の主張を掲げ、正当に選挙戦をすべきだった。
どんな理由であれ、どんな内容の選挙であれ、選挙である以上は、それが正しい在り方のはずです。

候補を出さないばかりか、都構想に対し、ただ批判するだけで、その理由や納得できる対案も出さず、橋下氏個人に対するネガキャンを繰り広げ、挙げ句の果てに支持者に事実上の棄権や白紙投票を促すなど、選挙を馬鹿にし、有権者を愚弄する行為にしか思えません。

確かに、今回の選挙は自分も疑問に思ったし、他の方法はなかったのかとも思いましたが、少なくとも都構想を改めて考える切っ掛けにはなったし、大阪市議会を構成する、維新以外の会派の“体質”を露にしたという意味では、意味も意義もあったと思います。

これから両陣営の攻防が、どう展開されるのか・・・

そう言う意味では、面白くなってきたんじゃないでしょうか?
by yaskazu | 2014-03-24 23:44 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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