ウルトラマンの著書
先頃、こういう面白い赴きの本が出版されたので、購入。

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ウルトラマンの目で見た、ウルトラマンの時代を、ウルトラマン自身が書くと言うもので、著者は“ウルトラマンタロウ”さんで、ウルトラ言語で書かれた原稿を、日本の小説家で、「小説 仮面ライダー1971〜1973」の著者であり、アニメ「キングダム」等の脚本も手掛けられる“和智正喜”先生が翻訳されたものです。

まぁ、色々と突っ込まれそうだし、私自身も突っ込みたいのは山々なんですが・・・

御当人達がそう仰ってるんだから、きっと本当なんでしょう!!(^▽^;



と、これだけだと、なんか如何にも怪しい企画本みたいな印象がありますが、昭和から平成までのウルトラマン作品の内容と、それらが放送された時代背景、世相や社会情勢等を照らし合わせ、歴史を振り返り、考察するという、実に正統派な研究本になってます。

まだ私自身、最初の方しか読んでないのですが、この手の研究本や考察本にありがちな、小難しい理屈や単語を羅列したような、マニアックすぎる食いつき辛さや、ある種の上から目線的な空気は一切なく、あくまでウルトラマンが感じたものを、“ウルトラマンの言葉”として伝えるという、非常に分かり易く、読み易いものになっていると思います。

著者、翻訳者の、一見奇を衒ったような触れ込みも、実際読んでみると、地球人側でなく、ウルトラマンの視線で見た地球が、どう映ってるのかを考えるという意図、何故語り部が、ウルトラ兄弟の中でも、“タロウ”だったのかは、自ずと理解出来ると思います。

さすが「小説 仮面ライダー」で、藤岡弘氏の怪我が無かったらという“if”から書き上げた、和智先生らしい手法だなと。

あ、いやいや、あくまで著者は“ウルトラマンタロウ”さんで、翻訳が“和智正喜”先生ですね。
そこは間違えちゃいけません(^^;

前述のように、大変読み易い本ですので、ウルトラマンを愛する方、ウルトラマンと共に時代を生きた世代の方、ご一読されては如何でしょうか。

ウルトラマンの愛した日本 (宝島社新書 422)

ウルトラマン タロウ / 宝島社


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by yaskazu | 2013-11-21 21:32 | ウルトラマン | Trackback | Comments(2)
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Commented by tomoko at 2013-11-22 12:30 x
 買いましたー!これから読みます。「ギンガ」のタロウさんを見ていると実に複雑な気持ちになりますね。ヒカル君にいろいろレクチャーしながら執筆したのかも、と思いました。
Commented by yaskazu at 2013-11-22 22:21
別にコミカルだからいけないとか言ってる訳じゃなく、なんか“違う”感”があるんですよね、作品としての「ギンガ」も、キャラクターとしてのタロウも(^^;

ヒカル君にレクチャーするタロウさんも、それはそれで面白いですが(w
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