黄色い悪魔復活
噂には聞いていましたが、どうやら正式に発表された模様。

しかし、自分らが予想していたものとは、かなり違うカタチのようです。

実写版「タイガーマスク」ビジュアル初公開!ウエンツ瑛士、渾身のアピール

プロレスというよりは、まるで特撮ヒーロー物のようですが、元々「タイガーマスク」という作品自体・・・特にTVアニメ版は、スポ根物というよりは、むしろヒーロー物のノリで作られた作品だったし、後半になってからは、虎の穴のレスラーが、殆どショッカー怪人みたいになってましたからね(笑)

そういう意味では、こういうスタイルの作品で作られるのは、時代の流れでもあるのかなぁと・・・



タイガーマスクが放送されていた時代、プロレスはテレビのスポーツ番組の花形でした。

今では知らない人はまずいないだろうけど、プロレスは非常によく計算された“ショー”であり、だからこそ皆が興奮し、熱狂したものです。

当時も、生粋のプロレスファンは、ショーであることなど百も承知の上で、そのショーとしてのプロレスを愛していたのでしょう。

実は、当時自分は、プロレスを馬鹿にしていた類の人間で、あんな最初から“予定調和”で成り立ってるものの、どこが面白いんだなんて、否定していたものなんですが、時が流れ、大人になってから、あれはショーだからこそ楽しめるし、面白いんだってことが、ちゃんと理解できるようになりました。

そりゃそうですよね。
あんだけ身体鍛え上げてるゴツイおっさん達が、本気で“あんな事”やりあったら、毎回死人が出ちゃって、シャレになりませんって・・・(^^;

言い換えれば、本当のプロレスがショーだからこそ、アニメの「タイガーマスク」は、悪の組織と戦う裏切り者のヒーローという、後に仮面ライダーやデビルマンに代表される、東映ヒーロー物の黄金パターンの、原点とも言えるスタイルで作ることができた訳だし、そのアニメの「タイガーマスク」があったからこそ、後に実際のリングで、初代の佐山サトルを始めとする、“本物のレスラー”としてのタイガーマスクの登場で、ショーとしてのプロレスが、より一層昇華することにもなったと・・・

それらを踏まえた上で、さて今度のこの実写映画。

前述のように、現在はプロレスがショーであることは、周知の事柄であり、根強いファンは今でも、そのショーとしてのプロレスを愛し、応援し続けてる。

となると、現在のリアルなプロレス界を舞台にして、昔のアニメ的なスタイルの作品にしてしまっては、却って嘘くさいというか、むしろギャグになってしまうし、それではタイガーマスクのファンも、プロレスのファンも、納得させられない。

その結果が、今回のような、原作を大きく離れた、ある種吹っ切ったようなカタチでの、“ヒーロー物”としての「タイガーマスク」を突き詰めることだったんじゃないかなぁと。

とは言え、やっぱ“このスタイル”じゃ、リングに上がること自体反則になりそうだなとか、どんだけひいき目に見たって“格闘技”じゃないよなぁとか、思ってしまうのも確かなんですが(^^;

巷では「牙狼」とか言われてますが、自分はむしろ「ガオレンジャー」の狼鬼っぽいかなぁとか思ったのですが、でも狼鬼自体が牙狼っぽいよなぁ・・・(w

てか、狼じゃなくて、虎だし(^^;

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by yaskazu | 2013-06-19 22:17 | 映画 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tomoko at 2013-06-20 10:36 x
 意外といい感じ、ですよね。過去作品のリメイクもいろいろな形があっていいと思います。寄付の匿名イメージだけでは寂しいので、期待してます。 あ、私は当時のプロレスをガチで真剣に見ていた子供でしたが、後で種明かしされても腹も立ちませんでした。ショーとして素晴らしかったから。牙狼、絶対皆言うよなー、と思った(笑)。
Commented by yaskazu at 2013-06-20 22:00
>tomoko様
自分も、リメイクには様々なカタチがあっていいと思うし、結果的に面白いものになり、それが原典や原作に興味を持ってもらえる切っ掛けになれば、、結果オーライでしょう。

自分は子供の頃から捻てたせいか(苦笑)、プロレスには突っ込んでたんですが、ある時、あの世界って特撮やアニメと同質の、創作物だからこその、夢の世界なんだって気づいてからは、その面白さが理解できるようになりました。

牙狼は・・・やっぱ言っちゃいますよねぇ(笑)
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