1971年 4月3日 午後7時30分
42年前の今日は、TVで「仮面ライダー」の第1話「怪奇蜘蛛男」が放送された日。
つまり、「仮面ライダー」のTV放送が始まった、記念すべき日だそうです。

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写真は、もう15年くらい以上前に作った、海洋堂のメガソフビキットの、仮面ライダー旧1号。
この頃までは、こういうガレージキットなんかを、結構熱心に作ってたんですが、自分も旧1号に対する思い入れは強いので、かなりリキ入れて作ったのを憶えてます。

旧1号のキットを作るでの、一番の悩みどころは、その独特の“色”だと思います。
このキットも、当時ムック等の資料を幾つも袂に置き、多数の塗料を混ぜ合わせ、、ああでもないこうでもないと、何度も試し塗りを繰り返したものです。

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特に、頭部・・・文字通り“仮面”の部分は、光線の加減、野外と屋内、夜間と昼間、更に撮影時の天候や、フィルムのコンディション、各家庭のテレビのカラー調整、雑誌や当時のメンコとか、かの有名な仮面ライダーカードに代表されるような、各種印刷媒体、各々の条件で受ける印象が様々に変化し、“これだ!”ってのがなかなか特定しにくく、旧1号のキットを作る人間が、多分一番悩む部分だと思います。

おそらく、100人いれば100通りの“俺の旧1号”のイメージがあり、そしてその100人のイメージも、多分その時々によって随時変化していて、無限大に広がってしまうのが、旧1号の“色”だと思うのですよ。



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先のものは蛍光灯の元で、LEDライトの補助光で撮ったものですが、こちらは昼間、部屋の灯りを消した状態で、窓からの自然光だけで撮ったもの。
撮影の条件だけで、結構印象違うでしょ?

個人的には、こっちの方が写真としては“趣”があるし、なんか“旧1号っぽくて”気に入ってます(^^)

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こちらは、顔の部分のアップ。
これも、蛍光灯下の写真と、印象違うでしょ?

どの写真も、若干フォトショによるコントラストの調整等はしましたが、色味が変わってしまうような調整はしてません。
ほぼ、自分の作ったままの色が、写真に反映されてると思います。

自分も、特に“仮面”の色は、本当に試行錯誤しました。
グリーン系やブルー系は勿論、シルバーとか、確か補色に微量の赤とか、クリアブルーやななんやら、もう自分でも訳分からんくらい、色んな色混ぜて、漸くそれっぽい色に辿り着き、ベースにそれを吹いた後は、その色に黒やグレーを混ぜて明度や彩度を落として行き、シャドウを吹いてます。

なので、2度と同じ色は作れません、不可能です(^^;

更にヘルメット部分は、ほぼ透明に近いまで薄めたクリアブルーを、仕上げに吹いた記憶があります。

実物の旧1号のマスクは、いわゆる“桜島1号”に近い色のグリーンの上から、パールという特殊な塗料でコートしてあったそうで、これが光線によって様々な色に変化するように“見えていた”理由だったそうです。

実際、現在では模型用のパール塗料も発売されていて、これを利用して旧1号の“色”を再現しようと挑むモデラーさんもおられるようだし、現在の技術で当時のものに極めて近いイメージのレプリカマスクやスーツも作られているようですが、それでもなお満足できず、“俺の旧1号”を追い求め、挑み続けてるる人達も、多数存在するようです。

作品としての「仮面ライダー」旧1号編の本編同様、造形物としての旧1号も、実に奥の深い存在と言えるかもしれません。

※PS
このエントリーの原稿を書いてる途中で、長石多可男監督の訃報を知りました。
実際のご命日は、3月31日だそうですが、「仮面ライダー」放送開始の記念日に、その旅立ちを知らされるとは・・・

それについては、また明日以降でも、改めて触れられればと思います。
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by yaskazu | 2013-04-03 22:00 | 仮面ライダー | Trackback | Comments(0)
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