願いは・・・
「はだしのゲン」の、中沢啓治さんが他界されたそうです。

中沢さんと「ゲン」に関する自分の思いは、以前2度ほど当ブログでも触れてるし、それは当初と基本的には変わっていないので、改めて記そうとは思いませんが、その当時の記事を参照いただければ幸いです。

2009年.9月16日の記事

2012年.3月21日の記事

上記2つの記事は、東日本大震災の前と後に、各々書いたものなので、改めて見ると自分自身の考え方や感じ方も、微妙に違う部分も感じますが、総じて言えるのは、やはり中沢さんが「ゲン」で伝えようとしたこと、作品に込めた思いや願いを、誤った方向や、歪んだカタチで捉えて、報じたり伝えたりされるのは嫌だなぁ・・・って、ことでしょうか。



中沢さんは、確かに「ゲン」を通して、反戦や反核を、当事者として訴えようとしていたけれど、少なくともそれは、今の大騒ぎしたデモ・・・と言うよりは、むしろ“テロ”行為に近い原発反対や、我が身可愛さとしか思えない瓦礫受け入れ反対運動とは、根本的に一線を画したものだと思うんですよね。

ぶっちゃけて言えば、いわゆる“放射脳”って揶揄されるような連中のいう、ある種宗教的とも言える偏った思想や、裏に見え隠れするどす黒い政治的陰謀なんかとは全く違う、むしろ真逆の視点からの、反核や反核、反戦なんかをを伝えたかったと思うのですよ。

ただ残念なことに、“そういう類の連中”にとって、「ゲン」は自分達の行いを正当化したり、アピールするための、格好の宣伝材料になってしまう要素をふんだんに含んでるのも確かだし、実際そういう使われ方をする向きもあったんじゃないかと。

そして、中沢さんか亡くなったことで、よけい「はだしのゲン」という作品の本質と、中沢さんの本来のメッセージが、そんな“忌むべき輩”の手によって、汚され、ねじ曲げられていかないかっていうのは、正直かなり心配です。

少なくとも、当ブログを閲覧していただいてる方々には、そういう“間違った捉え方”をする人はいないと思うし、してほしくないなぁというのが、私自身のせめてもの願いです。
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by yaskazu | 2012-12-25 23:28 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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