いつも突然
特撮ファンにとって、今日一番のトピックスは、なんと言ってもこの話題なんじゃないでしょうか?

俳優・中村優一が芸能界卒業「違う道を歩んでいきたい」

随分前から、身体を悪くして休養してるって話は周知してたけど、結局こういう結論に至ってしまいましたか・・・

ただ、病状が悪くなってのことではなさそうだし、本人も色々考えた上での決断だろうから、まだ若いしこれからなんだから、新しい道で素敵な人生を歩んでほしいと、老婆心ながら、祈るばかりです。



中村優一くんと言えば、特撮ファンに最も鮮烈に印象づいてるのは「仮面ライダー電王」の、ゼロノス=桜井侑斗なのは間違いないと思いますが、もうひとつ外せないのは、やはり「仮面ライダー響鬼」の、桐矢京介でしょう。

いわゆる“後半響鬼”を象徴するキャラクターであり、主に“前半響鬼”のファンからの憎まれ役を、一手に引き受けたような印象のある桐谷くんですが、自分はこの桐矢くんのことは嫌いじゃありませんでした。

と言うか、“共感できる”という意味においては、実は明日夢くんよりも理解できる面が多く、放送当時は彼のことを、個人的に親しみを込めて“桐やん”なんて呼んでたくらいです(笑)

明日夢くんに対しては、“親しみ”は多く感じても、そう言えばあまり“共感”はしなかったかもなぁと、今にすれば思う。

“桐やん”は、明日夢くんと同じ母子家庭という環境ながら、決定的に違うのは、明日夢くんの家庭が離別であるのに対し、桐やんは死別だってこと。
そして、その父親は桐やんにとっては、越えるべき目標であり、偉大な存在だったのに、“いいところ”だけを残して先に死なれてしまったら、越えるどころか追いつくことすらできないって思いを、ずっと心に抱えたまま生きてきたってこと。

私も幼少の頃に親父と死別していて、親父は特別偉大だった訳でも、社会に大きな功績を残した訳でもない、ごく普通の一般人だったけど、ある種才能とも言える程の、バカがつく程の善人だったらしく、没後40年経った今になっても、誰も親父の悪口を言う人間がいない、文字通り“いいところ”しか残さずに、いなくなってしまった、そんな親父でした。

桐やんのそれとは、随分とカタチも性質も違うけど、そんなに早くに、そんないいとこばかり残して死なれたんじゃ、追いつくことも越えることもできないじゃないかっていう思いの点では、桐やんに対して非常に共感するものがあったんですね。

だから、彼のやり方や捻くれた性質は、決して褒められたもんじゃないし、その面に置いては、観てていらつく面も多々あったけど、その根っこにあるの父親への思いや、明日夢くんに対する反発や苛立ち、ある種の嫉妬なんかは、とても理解できる・・・できてしまったんですよ。

電王の桜井侑斗は、桐矢京介とは似て非なる、ある種完成されたキャラではあるし、その分安定感も好感も持てるけど、逆に言えば、未完成で、鼻について、甘ったれで、腹の立つ嫌なヤツだけど、なんか憎めない桐やんのことも、個人的には忘れないでやってほしいと思います。

“桐やん”の存在があったからこそ、“後半体制”の響鬼の中で、明日夢くんがむしろ霞まずに済んだんだってことは、いわゆる“前半響鬼”のファンである自分が、そう思って見ているってことも、付け加えておきます。

始まりはいつも突然っていうのは、「電王」のオープニング主題歌の出だし部分ですが、中村優一くんにとって、これが新たな“始まり”であることを願って・・・

キミが望む未来すでにIn your hands.
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by yaskazu | 2012-09-25 23:25 | ニュース | Trackback | Comments(0)
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