深夜に目覚める
深夜アニメっていうと、いわゆる“萌え系”だったり、マニアックなSFとかロボット物みたいな、私なんかには正直ついて行けない、食指に触れないものが多くて、“食わず嫌い”も含めて、殆ど観ていなかったんですが、最近ちょっと、例外的にハマりつつある作品が、幾つかあります。



ひとつは「LUPIN the Third -峰不二子という女」
関東では既に放送終了したようですが、関西では7月から始まったばかり。

峰不二子を中心にした、「ルパン三世」の“承前”的な作品で、そのビジュアルといい、全体のアダルティックなムードといい、TVシリーズの1作目の最初期の頃を、更に大人向けにしたような、どちらかというと「漫画アクション」連載当時の、モンキーパンチの原作コミックに近いイメージとでも言えばいいかな?

最近で言えば「ゲゲゲの鬼太郎」に対しての「墓場鬼太郎」みたいな位置づけ的とも言えるかもしれません。

深夜枠ということもあるだろうけど、全編不二子のヌード率の高い事と言ったらこの上ないし、その描かれ方も非常に艶かしく、肌触りや体温すら感じそうな“乳首”には、アニメであるにも関わらず、時に目のやり場に困るような錯覚すら感じたり(^^;

SEX描写も多く、不二子が目的のために“女の武器”を平気で使っちゃうように描かれてるのは、ちょっとショックですらあり、中でも、そのために不二子と銭形が肉体交渉してたってのは、もはや驚きを通り越して、むしろ笑ってしまいましたよ(^^;

内容的にも、前述のように“不二子”を中心に「ルパン三世」の登場人物達が、今現在世間で認知されているような“カタチ”になっていく過程を描いていくようで、先日放送された第5話では、ルパンと次元の“出会い”のエピソードが描かれていて、それまでの4本に比べ、自分らの知る「ルパン」の世界に近いものになっていて、私的には、これまでで一番楽しめました。

この「峰不二子という女」を観てて一番思ったのは、世間ではアニメがまだ“テレビまんが”“子供のもの”という認識が一般的だった頃に、一番最初に「ルパン三世」がアニメ化しようとしたスタッフは、ここまで完全な“大人向け”ではないにしても、本来はこういうタッチのものを作りたかったんだろなということ。

それは、まだ高畑勲や宮崎駿が関わる以前の、大隅正秋監督の手による、TVシリーズ1作目の初期や、パイロット版なんかに顕著に表れてるけれど、それは当時は受け入れられなかったのも現実で、高畑&宮崎体制に変わった後ですら、元々青年向け漫画を原作にしたこの作品の扱いは、当初は決していいものではなかった。

それでも、そんな時代にこの「ルパン」をアニメにしようとした当時のスタッフが、如何に挑戦的で野心的だったかってことに、改めて感じ入るものがあります。

で、ふと思ったのは、もし“このタッチ”で「カリ城」やったら、どんな風になるかなぁと・・・

カリオストロ伯爵に、暴力で陵辱されるクラリスとか、そのクラリスも伯爵の言葉通り、本当にルパンを(ベッドに)“引き込んじゃう”とか、同人誌で二次展開されるような内容を“この「峰不二子・・・」の作風”でやったら・・・

多分、非難轟々、罵詈雑言の雨嵐で、生粋な「カリ城」ファンとか宮崎ファンとかは、もう鼻血吹きながら発狂すること請け合い(笑)

でも、ちょっと観てみたいかな?(^^;

なんにしても、今最も注目してるアニメ作品である事は、変わりません。


もう1本は「TIGER & BUNNY」
これも実は本放送時には観ていなかったんですが、ネット状等での大きな盛り上がりを見て、以前から関心は持ってたものの、つい最近まで触れる機会がなかったんですね。

正確に言えば、レンタル等で出ているのは知ってたけど、イマイチ二の足を踏んでたって方が近いかな?

理由としては、キャラデザの“桂正和”に、多少の拒絶感があったから。

「ウイングマン」の頃の桂正和はむしろ好きだったし、ヒーロー物好きなものとしても、そのツボを抑えてる「ウイングマン」自体も、現在でも当時の単行本全巻持ってるくらい好きな作品なんだけど、その後の「電影少女」以降・・・むしろ格段に画力が上がってからの桂正和の方が、その作品世界も含め、なんか自分とは“感性”が合わなくてっちゃた気がして、避けてたんですね。

とは言え、劇場版が公開されるにあたり、ネット上での一層の盛り上がりを見るにつけ、やはり気になる作品である事には変わりはないし、食わず嫌いはやめて、一度試しに観てみようと、先日のTSUTAYAの100円レンタルの際、取り敢えず1巻を借りて観たのですが・・・

これ、こんなに面白かったのか!なんで今まで観なかったんだろう?

もはや完全な掌返し!(笑)

当初懸念してた、過ぎたマニアックなイメージはなく、むしろ真っ向正当派なヒーロー物であり、バディ物。
多彩なキャラクターも魅力的だし、作風も明るくて、取っ付き易い。
なるほど、あんだけ人気が出たのも頷ける。

現在のところ2巻まで借りて、第7話まで観たのですが、ヒーロー物の王道とも言える“強敵”の出現とか、バディ物の王道とも言える、反発から信頼へと変化していく過程とかで凄く盛り上がってて、もうこりゃ全巻制覇決定だなと!(笑)

因みに、お気に入りのキャラクターは、ブルーローズと斉藤さん(w


他には、これも巷で話題になった「まどかマギカ」なんかも、観てみたいもののひとつですが、それは「タイバニ」が一段落してからって事で(^^)

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by yaskazu | 2012-07-31 23:36 | アニメーション | Trackback | Comments(0)
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