誤読
辞典なんかによると、ミスリードっていうのは

1 人を誤った方向へ導くこと。誤解させること。
2 新聞や雑誌などで見出しと記事とが大きく違うこと。


という意味なんだそうですが、最近、特にネット上なんかでは、ミステリー等を中心に、小説や映画、ドラマなんかで、事件の真実や犯人を、思わせぶりな伏線なんかを張り巡らせて、さもそれが正解であるかのように思わせておきながら、実は全く別の真犯人や真実が隠されていた、なんて展開をするものに指して、使われる事が多いようで、ここが上手く出来てれば出来てるほど、コンチクショーと思いながらも、その面白さに手を叩いたりするもんです。

今週は、まぁそこまで拍手喝采というほどではないにしても、このミスリードが上手く利いていたものが、特撮物で2本、ありました。



仮面ライダーフォーゼ
1本は、日曜朝のスーパーヒーロータイムの「仮面ライダーフォーゼ」

前回で、新担任の宇津木先生がペガサスゾディアーツだと思わせておいて、実は(前回の段階では)さほど重要な役とは思えなかった、落語部の部長が真犯人だったという展開。

落語家は観察と模倣が命、だから“気に入らない”先生だった宇津木先生をハメるために、さもペガサスゾディアーツの姿で、宇津木先生のハイキックのアクションや、仕草を模倣してたと。

まぁ、推理物や事件物では、こういう“意外な人物”が実は・・・って展開自体は、さほど珍しいものではないし、勘のいい人間なら、前回の段階で、例えそれらしい描写はなくても、展開的にあの部長が怪しいって、気づいてたかもしれませんね。

それにしても、まさか馬が蟹に進化するとは・・・
スコーピオンの子犬から蠍っていうのもあれだし、どうやら十二使徒への進化には、特別な法則性とかないようですね。

で、当の宇津木先生は、真犯人は真犯人でも、前回冒頭で学校の火災報知器を破壊した真犯人だったと(^^;
むしゃくしゃしてて廊下で回し蹴りしたら、それが当たっちゃって、壊れた報知器のスイッチ思わず自分の鞄に隠しちゃったという(笑)

まぁ、元々「仮面ライダーフォーゼ」の場合は、こういう“謎解き”の部分が重要なんじゃなく、むしろ本分は“学園ドラマ”のほうにある訳で、キックボクシングと教師でどっち付かずで迷ってたせいで、ウダウダ暮らしていた宇津木先生が、勘違いだったと気づいた途端に土下座して謝ったり、友達は作るけどゾディアーツとは戦う、つまり学生であることと仮面ライダーであることをどっちも全力で突っ走る弦ちゃんの“一直線”ぶりに、憑き物がとれたように心を開くって部分、こっちこそが大切な部分ですよね。

あと、フォーゼの姿のままで教室で“うんこ座り”してる弦ちゃんとか、その姿見て無言でそ〜っと扉閉める宇津木先生とか、相変わらず“小ネタ”がいちいち面白すぎる(笑)

宇津木先生はこのままレギュラー入りするのかと思いきや、どうやらこの前後編でのゲスト扱いの模様。
ちょっと残念だけど、一応“担任”って設定だし、多分この後も登場する可能性は高いでしょうね。

何より、演ずる長澤奈央さんは、ご自身が特撮好きな人だから、スケジュールの調整さえつけば、終盤あたりには正式にレギュラーになるんじゃないかと、希望的観測(笑)


牙狼<GARO>〜MAKAISENKI
もうひとつは「牙狼<GARO>〜MAKAISENKI」

こちらは文字通り、ミスリードそのものというか、それが言わば2重構造になっていたという例。

レオ=赤い仮面の男に至る伏線とか、描写とかは、回を重ねるごとに、疑いようもないほどに確実なものになっていき、それが頂点に達したと同時にレオが姿を消し、同じ回で遂に赤い仮面の仮面が剥がされ、そこにレオの顔をした男が出現するということで、あぁやっぱりな!・・・な、筈だったんですが・・・

前々回の感想書いた時にも触れましたが、ここに至るまでの展開、描写、伏線の張り方が、あまりにも“あからさま”というか、むしろ出来すぎてる感があり、そこが自分としてはどうにも“引っ掛かって”たんですよね。

あと、こいつはいいヤツであってほしいと言う、感情的な部分以外にも、レオと仮面の男のキャラクターが、例えそれが芝居だったとしても、どうにも(自分の中で)ひとつに繋がらないというか、違和感が拭えなかったんですよ。

そんな中での今回のエピソード。

自ら仮面を外し、戦いを挑んでくるレオの顔をした男の前に、破滅の刻印の痛みに苛まれながら、大ピンチに陥る鋼牙を、そこに割って入り救ったのは・・・・

なんとレオ!
その姿や、言葉遣い、表情、どうやらこちらの方がレオ本人に違いないようだ!

互いに剣を交える同じ顔をした男、一方がレオなら、仮面の方の男は、いったい何物なのか?

・・・・と、ここまではある程度予想はついた事だけど、何と魔戒法師であるはずのレオが“鎧”を召還!

閃光騎士狼怒だと!?

狼怒となったレオと、赤い仮面のレオと同じ顔をした男がぶつかる寸前でこの回はエンドだったんですが・・・いやぁ、こりゃ燃えるわ!(^^)

仮面の男の本当の正体については、既に関東では放送済みで、実は私も既にネタバレ踏んじゃってるんですが、関西等ではまだ未放送なので、ここでは伏せておきましょう。

実は私、「閃光」の回に登場した辺りから、この回のもう1人のキーマンである“ラテス法師”が、一見小物に見えるけど、実は大黒幕で、レオはラテスによって人格を操られ、その高い能力を利用されていて、布道レオとして鋼牙達と行動を共にしてる時は、赤い仮面としての記憶を、赤い仮面の時は布道レオとしての記憶を消されてる・・・・

みたいな、ちょっと“捻った”展開を推測してたんですが、ラテスさんは結局どうにも救い様のない“小物”のまま、殺されちゃったという・・・(^^;

まぁ、こういう“ヒーロー物”に関しては特に、妙に捻った展開でなく、こういう“王道展開”の方が、相応しいってことかも知れませんね。

で、今更気づいたんですが、“閃光騎士”だから、このシリーズの副題“〜MAKAISENKI〜が、漢字表示だと“魔戒閃騎”になるんですね。

つまり、レオがこのシリーズの本当の主役だったことは、最初から示されていたと・・・

やられた!(^^;

PBM! 仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ

メディコム・トイ


タイマンはらせてもらう!

魔戒可動 雷鳴騎士 バロン

バンダイ


ウルルさんじゃありません。ザンキさんでもありません(笑)
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by yaskazu | 2012-02-17 22:35 | 特撮 | Trackback | Comments(0)
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