社風
円谷プロが、このところいい意味で“おかしい”(笑)

例えばこれ。
前代未聞の美少女ウルトラ戦士が誕生!まさかの円谷プロ公認!「ウルトラマン妹」が登場!

正直、最初は自分も「え?」とは思ったけど、思い返せば円谷プロって、昔からこういう事に関しては案外間口が広いというか、寛大だったりするんですよね。

他にはこれ。
ちちんぷいぷい コラボパン ウルトラパン大作戦

これ、関西ローカルの昼帯番組、毎日放送の「ちちんぷいぷい」の、いわゆる“企画物”でして、ヤマザキパンとのコラボ商品として、番組出演者である毎日放送のアナウンサーがプロデュースしたパンを発売して、売り上げを競い合うってものなんですが、この企画にウルトラマンのキャラクターを使えないかなぁと、毎日放送側が“恐る恐る”オファーしたところ、こんな“アホな企画”にも拘らず、円谷側はアッサリとOK、「どうぞどうぞ」のノリだったそうです(笑)

実は私、このパン4つとも既に食べたんですが、これ本当に近畿一円でしか売ってない商品で、あまりにもローカル過ぎる話題なのと、写真撮り忘れたり、なんだか機会を逸したりして、今まで触れてなかったんですけどね。

番組では、この企画の宣伝隊の1人、吉本新喜劇の酒井藍ちゃんが、そのお礼と称して同商品を持って円谷プロにまで押し掛けていって、ギャグの間が合わずにすべりまくったり、関西の昼ローカルで“品田冬樹”さんが登場してニコニコしてたりと、相当にマニアックな事になってたようです(自分は観れんかった(^^;)

他には、初代メインパーソナリティーの“角淳一”さんが、ウルトラの父の格好(リンク先参照)で登場したり、売り上げに準じて各アナウンサーがそのイラストのキャラの格好で大阪の町を廻るなんて話もあり、それにも円谷プロは協力するとの事。

無論これは、春の映画の宣伝の意味合いも兼ねてはいるんだろうけど、それにしても、どこまでフレンドリーなんだよ、円谷プロ(^^;



でも、前記したように、円谷プロは元々こういう“間口の広さ”というのは、昔からあったように思いますね。
代表的なのは、あの有名な“怪獣倉庫”で、特にファンに対して円谷プロというのは、とても開放的で寛大だった面があり、それは言わば円谷の“社風”でもあった。

もちろんそれは、円谷プロの長所でもあるんだけど、反面それが嵩じて“脇の甘さ”みたいな事にも通じ、それが各種の版権問題に繋がったり、経営悪化を呼んで、それがどこそこの傘下、子会社にならざるを得ないという、現在の円谷の現実にも関わってる面は、否めないとも思うし、そうなるとこの円谷の体質は、同時に短所にもなっちゃうんですよねぇ・・・(^^;

そういう点でいえば、東映なんかはそういう面では結構厳格だし、特に版権とか肖像権とか、そういう面に関しては、非情に厳しい態度を示してるように思います(円谷と逆に、ちょっと固すぎるだろうってくらい)

勿論、版権とか経営に関しては、東映のそれが正しい在り方だと思うし、それを通してきたからこそ、東映は数ある映画会社の中でも、唯一特撮番組を定期的に作り続けられる屋台骨を保ち続けてられるんだと、それはそう思います。

ただ、その分東映はファンに対して、ちょっと閉鎖的な印象が(少なくとも私自身の主観や心象では)強い気もするんですよねぇ(^^;
なんというか、こっちのアプローチが中々届かないというか、肝心なところで鉄の扉閉められちゃう、みたいな・・・

まぁ、それはそれで、東映の“社風”だとも言える訳だし、円谷プロが、物作りの“職人工房”だとしたら、東映はやっぱり“映画会社”であり“企業”という感覚。
多分、その違いなのでしょうか?

勿論、どっちが正しいとか、間違ってるとか、そういう話ではないんですけどね。

そういう視点で、考察してみるのも、一興かなという事で・・・
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by yaskazu | 2012-02-10 22:35 | 独り言 | Trackback | Comments(4)
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Commented by rental-mania32 at 2012-02-11 09:19
特撮の名門「円谷プロ」ですか。作品に対する柔軟性の高さが
そのまま作品のよさに直結しているような見本じゃないかと。
Commented by jackie-aki at 2012-02-11 15:06
ども。じゃっき〜です。
関西在住なんでパン企画は知ってたけど、そんなところまで考えてみてなかったです。なるほど、面白いですね〜!
円谷プロ ファンになっちゃいそうです(笑)
Commented by yaskazu at 2012-02-11 21:16
>黒山羊様
はい、それが円谷プロや、円谷作品のいいところなんですよね!
いい作品を作る事と、ファンを大切にする事、そして“シャレ”が分かる事、それらに対しては、やはり円谷は秀でてると思います。
Commented by yaskazu at 2012-02-11 21:21
>じゃっき〜様
「ぷいぷい」は、角さん時代からのあの“ノリ”というかね、ほんわかしていながら一本筋の通った番組のカラーが、凄く和みますよね。

そんな「ぷいぷい」の心意気みたいなものを、快く受け入れてくれる円谷プロ、案外根っこの部分では同じ物を持っているのかもしれません。
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