ウルトラの星へ・・・
12月に入って、いよいよ忙しなくなってくるなぁなんて思ってたとき、師走の初っぱなから、特撮ファンにとってはまた淋しい話が飛び込んできました。

しかも、2つ同時に・・・・

ザ・ウルトラマン、リトル巨人くんの内山まもるが逝去

石堂淑朗氏死去=「日本の夜と霧」脚本家−79歳

どちらも驚きを隠し得ませんが、殊に内山まもる氏に関しては、最近ウルトラ関連のコミカライズで再び活躍されていたり、小学館の学習雑誌版のウルトラの単行本が復刊されたりしていた最中でしたので、衝撃度も大きいですね。



私の場合、内山氏が活躍されていた時代とは微妙にズレがあり、直撃世代という訳ではないのですが、氏の描く“第2期”のウルトラ関連のコミカライズ作品や、言うまでもない、最大の代表作である「ザ・ウルトラマン」には、少なからず魅了されたのも確かです。

なんと言っても、内山氏の描くウルトラマンは、その確かな作画力と、ある種の“艶”のあるキャラクター(ウルトラの母がなんかエロイんだよ(^^;)、まるでスペースオペラを彷彿させる壮大な展開とか、オリジナルのコミック作品としても一級の完成度を持っていると思うのですよ。

「ザ・ウルトラマン」が、例えば「仮面ライダーSPIRITS」に代表される、近年の特撮物のコミカライズ作品の、ひとつの原点になってるのは、疑いようもありません。

第2期ウルトラのコミカライズ作品としては、「ザ・ウルトラマン」と、石川賢先生の「ウルトラマンタロウ」は、後世に残る名作中の名作でしょうね。

この2作品が、後の本家の「ウルトラ」作品に与えた影響は計り知れないものがあり、特に「ティガ」以降の、いわゆる“平成ウルトラ”作品にはそれが顕著に見られ、近年の「銀河伝説」や「ウルトラマンゼロ」関連の作品などは、正に内山まもるのコミック世界を実写映像化したような作品と言って、差し支えないと思います。

古くからのファンとしては、現在の円谷プロの状況から考えれば、これらの作品の制作背景を思うと、素直に喜べないものはあるのですが、そういうものが“観れる”時代になった事は、感慨深いものがあるのも確か。

故に、この突然の御逝去は、正に寝耳に水といった感じで、信じられないというのが正直なところです。

一方の石堂さんは、実は他界されたのが11月1日だったそうで、御本人の意思により、発表を遅らせたとのこと。

「帰マン」における、いわゆる“11月の傑作群”と呼ばれる中の1本“レオゴン”や、丘隊員が怪獣に憑依される“フェミゴン”の回、「A」において、ファンにとっては忘れられない、夕子との別れである“ルナチクス”の回、「80」の最終回と、若干地味ながらも強く印象に残ってる各回の脚本を書かれてました。

第2期のウルトラを支えた方達も、こうやって次々とウルトラの星へ帰ってしまわれてしまうのは、またひとつ時代の終焉や、自らの時間の経過を強く感じずにいられません。

お二方の、光の国での安らかな暮らしを祈って・・・
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by yaskazu | 2011-12-01 23:58 | ウルトラマン | Trackback | Comments(2)
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Commented by tomoko at 2011-12-02 21:04 x
 内山先生のウルトラマン達は艶があるというか、とにかく魅力的でしたね。コロコロコミックの分厚い別冊は宝物でした。もう新作は読めないのですね。石堂氏とともに、本当に残念です。
Commented by yaskazu at 2011-12-03 00:35
>tomoko様
そうそう、内山先生のウルトラマンは、桑田次郎先生のウルトラセブンとは違う意味で、不思議な色気みたいなものがあって、魅力的なんですよね。
あのイマジネーションが、今の本家の作品のビジュアルにに繋がってるところもありますよね。

石堂先生は、ウルトラ以外にも私ら世代にとっては記憶に残る作品の数々を手掛けられた人でしたね。

お二方の、あちらの世界での平穏を祈ります。
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