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MAX
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購入して既に1週間が経ってしまい、今さらなんですが「東映ヒーローMAX」の話。

実はこの本、今回初めて買ったのですが、購入の動機は“高寺重徳”Pのインタビュー記事がかなりの良記事だというのを、ネットで見かけて興味を持ったから。

高寺Pのインタビューや発言自体は、これまでも雑誌やネット上で幾つも拝見してきましたが、今回のこの記事はそれらとは少し趣を異にするというか、かなり突っ込んだものになっていて、かなり興味深い物になっています。



なんて風に書くと、興味本位な人は・・・いや、多分そうでなくとも、もしかして“あの件”に触れてるのかって思うかも知れないけど(実際、私も正直考えました(^^;)そういう事ではなくて、なんというか・・・かなり高寺Pの“ホンネ”みたいなものが垣間見えたとでもいいましょうか。

「仮面ライダークウガ」という作品が、ヒーロー物であるにも拘らず、次第にヒーロー否定や暴力否定にシフトしていった経緯とか、そこに高寺Pのどんな思いがあったのかとか。

何故氏の作品が、後年になるほど、ともすれば“奇麗事”と言われるような作風に変わっていったのかとか、そもそも「クウガ」の作品内において五代雄介に「だって、奇麗事がいいんだもん」と言葉にして言わせた真意とか・・・

そういう“生身”の部分に近い氏の発言からは、一般的に持たれてる(私も以前まではそう思っていた)“頑固一徹の職人気質の映画人プロデューサー”というイメージは、かなり変わるというか、一変すると言っても過言ではありません。

今回は前編と言う事ですので、後編の載る次号を3ヶ月後にまた買わなきゃならんじゃないかと文句を言いつつ、今から非常に楽しみにしています。

もしかしたら、その時に“あの件”についても、少しは語られるのかもしれませんしね。

東映ヒーローMAX Vol.39 (タツミムック)

辰巳出版


by yaskazu | 2011-11-07 23:43 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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