時代
先日、DVDレンタルで初代「ゴジラ」を観たのですが、今の時期に改めて観ると、色々と違った見え方がしてくるというか、この作品の持つ“意味合い”が、如何に深くて、時代を越えたものかというのを、強く感じる次第。

言うまでもなくそれは“核”に対するそれになってくるんですが、それ故に現時点ではそこを論じるのは、少し時期早々とも思えます。

現在の福島の状況や、今後の原子力問題が、何かしらの方向性が固まった上でなければ、結局空論に終るばかりか、むしろ混乱しちゃうだけですからね。

てことで・・・

ここからは当ブログらしく・・・と言うより、“私らしい”方向で、少し。



昔からこの1作目観てて、否応なく目についちゃうシーンがありまして、それは最初の方で海岸に並んでる大戸島の島民の中で、後ろの方に“おっぱい丸出し”のおばちゃんというか、お婆ちゃんみたいな女の人達が数人いるんですよね。

アレは別にエロシーンとか、Sexy的なものじゃなく、ごく普通に、あまりにも当たり前のように群衆の中に居るから、最初は気づかないくらいなんだけど、一度目に入ると、少なくとも“現在の常識”では、かなりドキッとしちゃうんですよ。

いや、別に変な気分になるとかじゃないし(てか、言っちゃ悪いが“そういう対象”にはなり得ない人達だし(^^;)それをどうこう文句いうって事ではないんですが、観る度に気になっちゃうのは事実なんですよね(^^;

どうやら、初代ゴジラが公開された当時は、田舎の方の漁村では、いわゆる観光を目的としたものではないカタチでの海女さんとか、漁師の奥さんなんかは、ごく普通に、当たり前に上半身裸で仕事をしていたようなんですね。

日常的に裸の女性がいるから、周りは誰も驚かないし、そこで今の感覚でいう“不貞行為”なんてのも、起きなかったのだろうということでしょうね。

そこで、こういうサイトを見つけました。

写真家の岩瀬禎之さんという方が、1930年代〜60年代頃の、ご自身の故郷である岩和田の浜の漁村や、海女さん達の姿を収めた写真だそうですが、確かに当時の海女さん達は上半身裸でお仕事をされていたようです。

そこに写されてるのは、今の目で見ても結構お美しい方も居られて、何十年も前の写真なのに、何故かこっちが照れてしまいそうです(^^;

ただ、共通して言えるのは、皆さんあまりにもあっけらかんとされていて、健康的で、全く“嫌らしさ”を感じないんですね。
そういう意味では、「ゴジラ」の中の海岸のおばちゃん達と、確かに通じるものがある。

確かに「ゴジラ」初公開の頃までは、まだそれが当たり前の時代だったけど、現代では当然、海女さんがトップレスで仕事をする事はあり得ません。
それは言い換えれば、女性の裸は須く全てが性の対象と見なされ、健康的な裸なんてものは存在しないって言ってるようなもんです。

まぁ、だからと言って今の時代に、日常的におっぱい丸出しのお姉さんが、そこらウロついてたら、それはそれで困ってしまうけど(・・・(^^;)なんか窮屈な時代になっちゃったんだなぁと、変なところで思ってしまいました。


ゴジラ [DVD]

東宝ビデオ




海女の群像―千葉・御宿(1931‐1964) 岩瀬禎之写真集

岩瀬 禎之 / 透土社


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by yaskazu | 2011-09-28 23:22 | 独り言 | Trackback | Comments(0)
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