重鎮、名優と呼ばれる人達が、立て続けに去られてしまいました。
まだ若い人達でも、思いもよらぬカタチで旅立ってしまう人もおられます。 このところ、それがあまりにも多いようで、もうそういうのに触れるはやめようと、その度に思うし、実際にそうする事も多いんだけど、高齢の親を持っていたり、また自分自身が“そういう年齢”に近づきつつある現在(まだ早いと言われるかも知れないけど、私らの年代こそ結構多いからね)、おおげさな話かも知れないけど、人の生き死にの意味とか、考えちゃうんですよね。 病に倒れる人、自ら幕引きをしてしまう人、望まずに不本意なカタチで人生を絶たれてしまう人・・・・ そういう人達のことは、残った人が紡いでいかないと、そこで消えちゃうかもしれないんですよね。 人間、生きるとき、死ぬとき、大義名分をほしがる。 だが、そんなことはどうでもいい。 俺たちは無様に生き残った。 生き残った者は、無様に生き続けるしかないんですよ。 無様に生きていきましょうや・・・ 以前、緒形拳さんの訃報のときに触れた「必殺秘中仕事屋家業」の最終回の、拳さん演じる“知らぬ顔の半兵衛”さんの台詞。 生きている者は、たとえ無様であろうがカッコ悪かろうが、生きて紡いでいかなきゃ、消えた命の意味も伝わらない。 せめて、紡いでいきたいなと、そう思います。 まぁ、こんなこと考えられるのも、自分にはまだいろんな意味で“余裕”があるから、なんでしょうけどね(^^;
by yaskazu
| 2011-05-23 23:55
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