宝庫
今日はまた、久しぶりにおかんの病院に付き添いに行ってました。

最近おかんは、複数の病院のお世話になっていて、いわゆる大学病院みたいな大きな病院から、一般の開業医まで幾つかあるのですが、予約の都合で帰りが遅くなりそうだったり、買物に廻るような場合は、出来るだけ付いて行くのが最近の慣例。

今日行った所は、入院施設があるような大きな所ではないけど、病院並みの治療が出来て、一般の開業医との中間くらいの規模の“クリニック”に位置づけられる所で、自販機は置いてあっても売店なんかは無く、待合室には一般の開業医のよう雑誌や新聞が置いてあります。

で、これがちょっとしたカオスな品揃えだったり(^^;



何年前のだか解らんようなビッグコミックとか、少年マガジンが置いてあったり、数ヶ月はずれてるだろう週刊文春とか女性自身なんかがあるのは、まぁ一般の医院と変わらんのですが、聞いた事もないような少女漫画の単行本とか、「デカレンジャー」の絵本とか、なんだか難しそうな経済雑誌とか、韓国ドラマ「チュモン」のムックとか、ジャンルもなにもあったもんじゃないような数々の本が、棚の中に無作為に押し込んである様子は、ある意味宝庫の如し(笑)

で、その中に見つけたのが手塚治虫の「奇子」のハードカバーのカバーが無くなった単行本、しかも下巻だけ(笑)
多分もう20年位に出た物だと思うけど、状態はそこそこ奇麗。

先週祭日が入って、2週間分の患者を捌かなきゃならない分、今日はやたら時間がかかってしまい、その待ってる時間に結構分厚いその「奇子」の下巻、読んじゃいました(^^;
実は私、これが「奇子」読むの初めてだったんですが、なんかこう・・・当時の手塚治虫はちょっと“病んでた”んだなぁと、ちょっと思いました。

手塚治虫の成人向け漫画は、総じてちょっとそういう傾向は見受けられるんですが、いわゆる“スターシステム”による、お馴染みの手塚キャラは一切出てこないし、暗くて陰惨なストーリーや、救いのない結末とか見てると、当時の手塚治虫が色々苦しんで事が伺えます。

もっとも、下巻しかなかったから、ストーリーが殆ど解らんかったというのもあるんですけどね(^^;

しかし、蔵に押し込められて育った少女とか、その少女と兄の近親相姦とか、ヤクザの攻防とか、遺産相続を巡る嫁殺しとか、非常に際どい内容の漫画が、「デカレンジャー」の絵本と同じ本棚に入れてあるというのは、やはり田舎のクリニックならではの光景なんだろうなぁ(苦笑)

次行った時は「デカレンジャー」の絵本見なきゃ♪(お

奇子 (下) (角川文庫)

手塚 治虫 / 角川書店


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by yaskazu | 2010-11-30 23:55 | 日々の戯れ言 | Trackback | Comments(0)
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