大魔神カノン 第16話 感想
遅れまくりの「カノン」の感想ですが、管理人の多忙と、怠慢と、暑さによる気力、精力減退って事で、お許しあれ。

今回と後編の17話は、14〜15話とは違った意味で、カノンにとっても、この番組にとっても色々と意味深いエピソードでした。

なんと言うか、前回のサキとのエピソードで、一旦大きなヤマ場に登り詰めて、
また一気に落とすとでも言いましょうか?

人生、そんなに上手くは行かないよって事ではあるんでしょうが、この辺りに本作での高寺Pの、伝えようとするものを感じる次第。

では本題・・・・と言っても、このエピソードの本質は後編の17話に集約されている面があるので、16話に関しては流し気味にってことで(^^;



本エピソードのキーパーソンとなる、ゲストキャラのくららちゃん。
演じる“美山加恋ちゃん”は、どうにも草なぎくんとのドラマの“凛ちゃん”のイメージが鮮烈すぎて、あの凛ちゃんが随分大きくなったもんだと、近所のおっさん感覚で灌漑する事頻り(苦笑)
未だに「アギト」の、謎の少年約が頭から離れない“神木隆之介君”とかもそうだけど、子役の成長ぶりにいちいち驚くようになる辺りに、自分もトシだと感じる事が多くなりました(^^;

くららが、カノンのバイト先のファミレス(パスタ店とか言ってたな?)のテーブルで“エアピアノ”してる時や、楽器店で“TO THE TOP”を“我流アレンジ”で奏でてる時の、文字通り一心不乱な姿はとても楽しそうで、彼女が本心から音楽が好きな事が見てとれます。

カノンは、くららのその様子を見て、同じ音楽を愛する者としての“感性”でそれを理解するのですが、くららはそれだけでなく、他にもカノンと通じるものを持っていた訳で、それに対してカノンが自らの意志でくららに手を差し伸べようと動き出す・・・と、実はここが本エピソードの大きなポイントなんですね。

くららが、他人に対して心を閉ざしてしまったり、万引き行為に及ぼうとして、それを止めたタイヘイを陥れるような行動をとってしまうのは、彼女の“母親”に原因あった訳ですが、この辺りのあの壮絶ママの描写は、ちょうど同時期の「仮面ライダーW」の、老人化ドーパントの回のステージママささんと(ネタ的に)ちょっと通じるものがあると思ったのですが、「W」が長谷川圭一カラーを色濃くしながらも、ヒーローものらしい“落としどころ”に持って行ったのに対し、この「カノン」では・・・・と、ここらは後編17話のキモになる部分なので、その時改めて・・・

いずれにしろ、このママの存在がくららを“籠の鳥”の如く綴じ込め(くららの部屋の籠の鳥と、公園の滑り台の柵のくららをダブらせるイメージ演出は、中々秀逸)自由を奪う結果になった事が、くららに“ああいう行動”をさせる要因となり、本当は大好きな音楽にすら、素直に向き合えなくなっていた・・・

原因や経緯の違いはあれど、他人に対して心を閉ざし、大好きな音楽に正面から向き合えず、むしろそれが苦悩にすらなってるくららの姿は、サキとは違った意味で“もう1人の自分”の姿。
くららを“籠から解放”する事ができれば、それはカノン自身もまた1歩、先のステージに進める事にもなるんですね。

そしてそれを、誰に背中を押される訳でも、言われるでもなく、カノンが自らの意志でやろうとした事。
それは、前回のジュウゾウさんの言葉通り、カノンが辛い時期を乗り越え、自分の足で歩き始めてる証でもあり、それこそが本エピソードの最も重要な部分なんですね。

・・・・結果はともかく、としてね(^^;

ばろく父ちゃんは、そんなカノンに対してまた辛口な突っ込み入れまくりなんですが、また悔しい事にそれがみんな一理あるんですよね。
そしてそれは・・・・ねぇ?(なにが「ねぇ?」だ!(^^;)

今回は・・・てか、最近なんか“いいとこなし”なタイヘイさん、くららに変態の濡れ衣被せられるわ、カノンのフォローはいまいちフォローになってないわ(笑)、くららママにはボロクソに言い負かされるわ・・・
今回は散々でしたねぇ(笑)

漸く“清めの儀式”の終わった幸太郎。
何事もなかったかのように家に帰され、どうやらイパダダの事も憶えていないようですが、清めは終わっても本来の性格までは直っていない様で、これでオタキさんの心配するようにイパダダの怨念の影響が残っていたとしたら、再び幸太郎が“狙われる“可能性もあり、まだまだ安心はできんって事でしょうか?

にしても幸太郎、“4日間も眠れる俺って、スゲー!”って・・・・(^^;

そしてそのイパダダは、小さな村をひとつ壊滅させてしまう大暴れぶりをみせ、ますます凶暴化している模様。
そして、その村でサワモリ達が再会したオンバケの仲間“カエンジ”は、冴木賢人のイパダダの凶暴ぶりに脅威しつつも、守れなかった自分に対して、自責の念をもっているようで、ここに住み着き、村人達とも馴染んでいた事もあり、哀しみも深い模様。

サワモリが垣間見た冴木賢人の過去により、彼が生前“母親殺し”を犯していた事も、今回漸く公式に明るみに出た訳ですが、ハシタカが呟いた“何故人間だけがそんな事を・・・”ってのは、実はこの前後編では結構深い意味を持ってくる訳で・・・

その辺りも含め、後編17話は結構“やりきれない”事に・・・・

そんな訳で、今回の1番のポイントは、イケチヨさんの“はみパイ”って事で・・・(←そこかい!)


大魔神カノン DVD通常版 第7巻

角川映画


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by yaskazu | 2010-08-08 00:39 | 特撮 | Trackback | Comments(0)
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