大魔神カノン 第4話 プチ感想
今回は今までの中では一番いい感じに仕上がってたんじゃないかな?

相変わらずローテンションで話は一向に進まないけど、ハイパーホビーの高寺Pのインタビュー立ち読みしてたら、もしかしてこれ“ワザと”やってるんじゃないかっていうこっちの疑問が、どうも確実っぽく思えてきた。
もし狙ってやってるなら、毎回“モヤモヤ”しながら結局続けて観てしまってるこっちは完全に“乗せられてる”訳で・・・

やるな、高寺(笑)

しかし、「普通はそうはやらないでしょう?」って訊かれて「なんで普通にやらなきゃならないんだ」っていう答え方は、ホントにこの人らしい、相変わらずの“やんちゃ坊主”ぶりで、思わず笑ってしまった(^▽^)

でも、同じような意味の事は実は白倉Pも言っていて、タイプや方法論は違っても、実はこの2人は“根っこ”の部分では同じ種類の人なのかなぁと、改めて思いました。

ところで、ブジン様のあの腰蓑の中には巨大な◯◯◯があって、それを崇める事が各地の“奇祭”の元になってるって“裏々設定”があるって・・・なんでそんなところに凝るんだよアンタは!(笑)



4話の内容の事全然書いてなかった(^^;

今回はストーリー的にも、ビジュアル的にも、今までの中では一番“うねり”のようなものを感じました(但し、それでもかなり抑えめなの相変わらずですが)

ひとつは、やはりタイヘイが変身した姿でのバトルシーン。
アクションの端々や、敵を前に構えてるポーズの佇まいとか、様々な部分で(変身後を演じる)“伊藤慎”さんっぽさが垣間見えて、ファンとしては嬉しかったです。

この作品のアクションシーンは、いわゆる“殺陣”でもなければ、格闘でもないし、ましてヒーロー物的なカッコイイ戦闘でもない。
イパダダや魂式を“やっつける”ために“奮闘”してるといった感じで、ひと言で言えばやはり“リアル”で、それだけに各キャラクターの個性もダイレクトに出る。

今回もタイヘイのコミカルなキャラがよく出ていて、どぶ川の泥で滑ってコケた脚がたまたま魂式にヒットして倒してしまい、それを拝みながら“成仏しろよ”って、完全にギャグなんだけど妙にタイヘイらしくて納得しちゃうんですよね(笑)

で、今回の一番のキモは、やはりカノンのキャラクターの外輪が、漸く少し見えてきた事。
回想シーンを見る限り、少なくとも幸太郎に裏切られる前の彼女は、もっと明るくてよく笑ってそうだった。

田舎出の純朴娘が、東京に出てきて初めて付き合い、同棲までした相手(物語では語られてないけど、公式な設定)に二股かけられた上、それ以上に自分にとって本当に大切だった、お婆ちゃんとの思い出の“いのりうた”を盗作されてしまう・・・まぁ確かに相当にこっぴどい“裏切り”ですわな。

けど、それ以上にカノンにとってショックだったのは、東京という大都会の“病んだ部分”だという事。
これはタイヘイが自転車泥撃退した件で、ある程度東京の街を理解していたサワモリと対立する辺りにもリンクしてる訳ですが、ここが実はこの作品の中核になるテーマに繋がる部分なのでしょう。

大雨の日に、店の外の傘立てに不用意に置いてあった傘が盗られるなんて、よくある事(わしなんて自宅の前に置いてあったの盗られたぞ!(^^;)
自転車泥棒なんて、何も珍しい事じゃない。
ファミレスのサラダバーで突き飛ばされたって、ノロノロしてる婆さんの方が悪いんじゃないか・・・

確かにそうだし、そう言う事に対して都会の人間はハッキリ言って無頓着になってる。
けど、それを当たり前だと思う事、何も感じなくなってる事の方がおかしいんじゃないか?、本当にそれでいいのか?

この辺りは、本当に「クウガ」や「響鬼」でも一貫していたテーマで、ここはやはり高寺P絶対に揺るぎませんね。

で、そういう事を“酒の勢い”で、一気に吐き出して泣いてしまう辺り、カノンのキャラクターが漸く見えてきた気がしました。

少し“動き出した”気がする「大魔神カノン」
やはりイライラモヤモヤしながら、観続ける事になりそうです(^^;

大魔神カノン (1) (角川コミックス・エース 180-3)

水 清十朗 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


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by yaskazu | 2010-05-02 00:28 | 特撮 | Trackback | Comments(0)
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