魔物
オリンピックには魔物が棲む・・・なんてのはよく謂われる事ではありますが、確かに男子フィギュアで高橋選手が悲願の銅メダルを獲得したり(おめでとう!(^^))、女子カーリングが鳥肌が立つような好プレーを見せてくれたりする一方、せっかくの晴れ舞台で靴ひもが切れてしまった事で不本意な順位になってしまったり、認定シールが貼られていなかったという理由で出場そのものが出来なかったり・・・なんて事聞くと、魔物が棲むっていうのもある意味言い得ているのかも知れません。

ただよくよく話を聞けば、競技前から紐が切れていたのは認識しながら、感覚が狂うのを嫌って取り替えなかったとか(いや、道具に拘る気持ちそのものは凄く分かるんだけど・・・(^^;)シールは本来貼られていたのを選手が間違って剥がしてしまったとか、またそれを周りのスタッフも誰も気づかなかったとか、凡ミスと呼ぶにもお粗末な理由だったとあれば、それは確かにある程度責められても仕方ないし、フォローしきれないって面も出てきちゃいます(^^:

・・・・なんですが



それにしたって、先日の服装や態度で問題視された例の選手の件も含め、ネット上等で見られる・・・心ないとか、悪意とかも通り越して、“憎悪”すら感じる剥き出しの感情をぶつけてる様な誹謗中傷や罵詈雑言は、正直異常と言うか、目を覆いたくなるような惨状と言っても言い過ぎじゃないと思います。

ひと昔前までなら、ああいう類のものはそれこそ“某巨大掲示板”の中でのみしか通用しなかった、ある種の専売特許みたいなもので、私のようにどうしても“あの空気”を受け付けない人間は、行かなければ見ずに済んだはずのものでした。

ところが、最近は普通のニュースサイトや、個人のブログのコメ欄等ですら“ああいう論法”がまかり通っていて、物によってはその“某巨大掲示板”よりも酷いと感じるものまであり、安心してネットサーフすら出来ない気がして、ちょっと嫌な気分になってます・・・(^^;

まぁ、インターネットが世の中に普及して10年の間に、本来は守られるべきルールやマナーが確立しないまま、或いは教えられないまま、“某巨大掲示板”の論法こそがネット社会でのデフォルトだと“勘違い”してる層が、ここに来て一気に溢れ出てきた事なんてのも、理由のひとつかも知れません。

それに加え、今の世の中の閉塞感とか、不景気とかで日本人みんなが殺伐としていて、誰もが自分の鬱憤を晴らすための“生贄”を求めてるなんて事もあるでしょう。

更に、マスコミやメディアも“何か”があれば一気に当該の人物や企業、政治家等々を、完膚なきまでに袋だたきにする風潮も、それらに拍車をかけているって面もある。

なんの事はない、魔物が棲んでいるのは実は私ら人間自身の“心の中”なんでしょう。
誰だってみんな、自分の中に魔物を飼っている(勿論、私も・・・あなたも)
でも、その魔物を簡単に解き放つ事をしないから、人間は人間でいられるんじゃないでしょうかね?

いや・・・別に哲学や説法を唱えるつもりはないのですがね(^^;

話が妙な方向に行ってしまいましたが、五輪後半戦、女子フィギュアが楽しみです!(あと、カーリングも!)
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by yaskazu | 2010-02-22 00:30 | 日々の戯れ言 | Trackback | Comments(0)
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