面持ち
恒例化してきた「宇宙船」の最新号紹介。
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今号は表紙を見れば分かるように、“夏のお祭り”の特集号になっていますが、既にネット上で流出してしまってるネタが多くて、そういう意味では特筆すべき記事は無かったかも知れません。
私自身は、なるべくネタバレになるようなものは見ないように気をつけてるんですが、それでもうっかり地雷踏んじゃう事はありますからね(^^;
そういう意味では、やはりインターネットは罪深いです(苦笑)

そんな中、個人的にちょっと「おや?」っと感じた事。



夏の映画に関する“白倉P”のインタビュー記事のページに大きく載っていた、氏の写真の“面持ち”やインタビューへの返答の内容を見て、「あぁ、この人“偉い人”になっちゃったなぁ・・・」と、ふと思ってしまったのですよ。

いや、勿論それは私の主観でしかないし、元々この人がこういう場で見せたり応えたりするのは“営業スマイル&トーク”なのは百も承知ですが(・・・(^^;)、これまではそんな中にも言葉の端々に独特の“毒”というか、どこか“とんがった”ものを感じさせたのですが、このインタビューに関してはそういったものを(少なくとも私は)殆ど感じさせない、当り障りの無いものに思えました。

いや、こう言った傾向は去年発売された「仮面ライダーマガジン」の頃から少しあったと思うのですが、今回のものはその時以上にこれまでとは違う印象を受けてしまったのですよ。

思えば、この人は既に東映東京撮影所の“所長代理”と言う立場でもある訳で、言葉の内容が変わってきたなと思うようになったのも、丁度今の肩書きになった頃からだった様に思います。
そういう立場の人間が、いつまでも毒吐いたりとんがったりしてられないだろうって事なんでしょうかね?

何より、決定的に違うなと思ったのは“「平成仮面ライダー」はこれから先5年が勝負で、そこを乗り越えれば「平成仮面ライダー」は20周年を狙える”と述べられてる部分。
確か、白倉氏は「アギト」〜「555」辺りに携わっていた頃、こういう番組(つまり「ヒ−ロー物」)は、その場限りで消えていくべきものだと言う向きの事をどこかで述べていた様に思うし、記憶が確かなら自身の著書「ヒ−ローと正義」にも同様の事を書いていた筈。

白倉氏自身、平成ライダーシリーズが今商売的にもシリ−ズ的にも苦しくなってる事は認識している様ですが、昔の考え方ならここで一度華々しく終わらせた方が、むしろ今後の為だと考えたかも知れないけど、それをなんとしてでも続けようとする辺りは、やはり“組織の上の人”の発想に思えてしまうのですよ。

プロデューサーという立場は、確かに作品作りの枠の中ではトップの位置かも知れないけれど、そこに個人の思想や理念をダイレクトに反映出来るという意味では、やはりクリエイターであり“現場に近い”位置にいる。
毒吐いてた頃の白倉氏は、そういう意味で確かに“現場の人間”だったけど、今の彼はやはり“上の偉い人”になったなぁ・・・と、そんな風に思っちゃったのですよ。

好意的な見方をすれば、自身の理念で押し進めてきた結果が今の「平成仮面ライダー」を取り巻く状況を作ってしまった事に対する責任をとる意味と、後進が作品作りを出来る“場”を残すためって風にとれなくもありません(実際、そういう内容の事も応えられてるしね)
でも、なんだかこの人にはそんな“いい人”には納まってほしくないなぁ(笑)

なんかこう・・・実は物凄く腹黒い“野望”を持っていて、もっと“上”を目指して突き進んでいくために、敢えて今は大人しくなった“フリ”をしている。
そして、いつかそれを牙を剥いた時に、とことん上り詰めた挙句自滅していく・・・と、それこそ“井上敏樹”が好んで描きそうな人生を送ってほしいと思うのですが、ダメでしょうかね?(^^;

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by yaskazu | 2009-07-02 23:47 | 日々の戯れ言 | Trackback | Comments(0)
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