世の中のあれこれ
ここ何日かのニュースで、ちょっと気になった事を幾つか、軽く語ってみたいと思います。

先ず、先日取り上げた「盲目のピアニスト」の話題の補足と追記。
件のエントリーに頂いたコメントのレスにも書いたように、彼が栄冠を得た一番の理由は、彼の演奏が人の心を感動させる素晴らしいものだったからで、ハンデがどうとかって話ではない筈。

私が一番嫌なのは、やをら彼の障害やハンデを強調して伝える側の“思惑”がチラついちゃうところなんですよね。
ハンデをものともせずに栄冠を掴んだ事は素晴らしいけれど、でも同じ様にハンデ持ちながら頑張っても目立った成果の出せない人や、そもそも障害の種類やレベル、取り巻く環境等で頑張りたくても頑張る事すら許されない人もいる・・・と言うか、そっちの方が圧倒的に多い。
そこを外してお祭り騒ぎに走っちゃう事は、逆に彼の栄誉を汚してる様に見えるし、障害者に対して壁を作ってる様に感じてしまうのですよ。

そうそう、あの後読んだ記事の中に、彼のお父さんが
「盲目のピアニストって言われる間はまだまだですね」
って仰ったって事、私はむしろこれに胸を打たれました。
こういう親御さんに育てられたのなら、彼はきっと“本物”になれると思います。

それでは、別の話題を幾つか。



アニメの殿堂
なんか、京都の「私の仕事館」と同じ“匂い”を感じてしまう・・・(^^;

本当に“国”がやるべき事なのかどうかも疑問だし、仮に民間依託が前提だとしても、例えばジブリの事実上のスポンサーである「徳間書店」だとか、今のアニヲタ文化を実質的に育ててきたとも言える「角川書店」だとか、具体的な名前や内容も見えない内は、賛成とか反対とかって以前の問題だと思う。

私個人の意見と言うか、希望としては、こんなモンに金使う位なら、もっと業界の内状に目を向けてやってほしいという事。
前にこのブログ内でも何度か触れたと思いますが、アニメ界を筆頭にしたこういう“メディア業界”の内状とか実状は本当にシャレにならない位酷い。
世界に誇る日本の文化なんて謳われてる業界で働いてる人の収入や生活水準が、一般平均よりも遥かに低レベルだったり、蟹工船もビックリな過酷な労働条件だなんて、そっちの方が恥ずかしいですよ(^^;

業界内からも、その予算を業界の環境整備に使ってほしいと言う声が上がってるのも扱く当然な話で、むしろ“政治の道具”にされてしまった事がちょっと腹立たしいです。


鳩山さんの辞任
言わんとする事や、やらんとした事は分からなくもないけど、本当にアンタが辞めて済むべき事なのかってのがどうにも釈然としない。
時期が時期だけに、こっちも自然と穿った見方になってしまうのかも知れないけれど、結局選挙絡みの色んな“思惑”が裏で蠢いている様に思えてしまいます。

“先に国民に謝るべき”ってのは確かにこの上もなく正論なんですが、話の全貌が見えてこない以上、結局国民が“置いてけぼり”になってるのは同じですからね。
御本人が思ってる程、多分国民は感心を持っていない。

そう考えれば、少し気の毒な気もしなくはありませんが・・・(^^;


厚労省女性局長逮捕
スンマセン、勉強不足なもんでこの方がどういう方のかよく存じ上げていないし、結局なんで捕まっちゃったのかって事すら充分理解出来てません(^^;

ただ、私の知る限り(特に当事者の方達からは)では悪評しか聞かない「障害者自立支援法」の成立に一役買った方だという話を聞き、またここでも政治や行政の“裏側”が色々関わってるんだなとは思いました。

私の主観でしかありませんが、実際に現場や当の障害者とその家族にとっては何の利もないこの法律が施行された裏には、恐らくそこで利権なり利益なりで私腹を肥してる一握りの存在がある筈で、今回の郵便不正の件はその氷山の一角だったんじゃないでしょうか?

更に、この女性局長自身も実はある種の人身御供で、厚労省全体がもう汚れきってるんじゃないかって疑念すら持ってしまいます。
「後期高齢者医療制度」にしても「リハビリテーション医療の制限」にしても、更に「消えた年金問題」にしても、疑いだしたらキリがないくらい、厚労省には納得できない話が沢山あります(てか、あり過ぎです(^^;)

一般市民が、一番直接的に信じなきゃならない(信じたい)お国の機関がこれでは、もう国そのものに不信任案出すしか仕方ないじゃないですか(苦笑)


三沢光晴氏逝去
私はプロレスとか格闘技自体にあまり興味はないのですが、この人があんなに簡単に逝ってしまうというのは、さすがにビックリしました。
格闘家の死亡報道を聞いた衝撃度で言えば、アンディ・フグの時に匹敵するものでした。

この人、キャラクターがとにかく面白かったし、プロレスラーってよりはむしろその“ヲタ趣味”に物凄く親近感持ってたりしたんでね(^▽^;
なんかそういう意味で、ちょっと寂しいですね・・・

安らかにお休みください。


そんなところで・・・
[PR]
by yaskazu | 2009-06-15 23:58 | 社会 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://yaskazu.exblog.jp/tb/11316173
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by tomoko at 2009-06-16 22:45 x
>アニメの殿堂
 お国に認められちまったら、サブカルチャーとして歩んできた文化の価値がなくなってしまうのでは、と思うのですが。お金の使いみちならもっと必要なところあるでしょう、と言いたいですね。
Commented by yaskazu at 2009-06-16 23:29
>tomoko様
本当に価値を認めるとか言うんじゃなく、人気取りとか選挙の影がチラチラしちゃってるのがもう本当に嫌と言うか、冒涜しやがってと言うか・・・(^^;

実際に記事内にも書いたように、業界内の労働条件とか待遇とかは昨今の雇用問題で騒がれてるもの以上に本当に酷いもので、あれではホントの意味でのいい人材は育たないし、いい作品も作れません。
その辺り、かつてその世界に身を置いた身としては、本当になんとかしてあげてほしい、目を向けてあげてほしいです。
<< 湿気 盲目のピアニスト >>