ネット上のネタバレをちょっと踏んじゃったんですが、「ディケイド」の「響鬼」編はまたちょっと凄い事になってます!
恐らくはスケジュール的なものが一致したからでしょう・・・なんて言っちゃうとミもフタも無いと言うか、夢の無い話になっちゃいますが、本来ならやはり“オリジナルキャスト”が何らかのカタチで出演出来るに越した事はないのですもんね(^^) まぁ、それが概ね不可能だから今みたいな別世界設定になってる訳でがね(苦笑) 気になるのはやはり主役ライダーのキャスティングが現段階では未発表な事ですが、やっぱ“馬の王子様”はさすがにムリだろうなぁ・・・(^^; どちらにしても「響鬼」は思い入れのある作品ですから、楽しみです〜 では、ちょっと遅くなりましたが、例のよって観た物の感想をつらつらと・・・ 真マジンガー 衝撃!Z編 第3話 最初に先週分の感想のコメントで頂いた「レイジー」の件ですが、私は影山ヒロノブは“KAGE”として「電撃戦隊チェンジマン」の主題歌を歌ってから以降、つまりアニソン&特ソンシンガーとしての活躍しか知らなかったのですが、元々何かのバンドのメンバーだった事だけは聞いていました。 そのバンドが「レイジー」で、バンドとして復活してからもう10年位活躍しているのですね(「ダイナ」のエンディングがそうだったとは知らなかった!、不覚!) このテの事には疎い方なので、知りませんでした(^^; で、本編の感想と言えばもう・・・・マジンガーの活躍も何もかも全てが“あしゅらパンチ”と“あしゅらキック”に“あしゅら走り”に持っていかれてしまいました! 十傑衆かお前は! “今川イズム”の暴走が止まらない(笑) 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第3話 今回のエピソードが原作の第1話なんだそうで、ほぼ丸々原作通りなんだそうです。 私はその原作自体をよく知らないので何とも言えないのですが、ここでエルリック兄弟のキャラクターはしっかり成立してるし、物語の導入部としての完成度は高いので、何もわざわざオリジナルの第1話入れたり過去編を先に持ってこなくても良かったようにも思うんですけどね。 ただ、面白い作品ではあるけど、やはり“今どき”の作品だなぁって部分はあって、おぢさんにはちょっと厳しいところもあるから、次回からはちょっと感想は離脱します(観るのは観るけどね) ウルトラマンレオ 最初に第49話補足。 ノーバの回、土曜昼の放送分をちゃんと観れたので、補足。 あの回のポイントは、肉親全員を失ってしまったトオル君の孤独を描いていた事だったんですね。 なんだか当たり前の様に今の生活を過ごしていたので、忘れられてたのかと思ってしまいました(^^; 例え本当の子供と同じ様に愛情を持って育てられていたとしても、本質の部分で彼の孤独を理解出来る者は、ゲン以外にはいない訳で、そこを付け込まれちゃうという辺りは、確かに初期の頃の「レオ」のハードさがしっかり復活していたと言っていいでしょう。 吸ったら“凶暴になる”ガスとかも、今の時代だったらNGだよなぁ・・・(^^; そして50話。 この回はゲン・・・レオ自身も孤独である事が改めて強調された事がポイント。 いずみさんの“レオなんていらない”発言は、知らない事とは言え・・・否、知らない事だからこそ深くゲンを傷つけてしまう訳で、ここも初期の頃のハードさを彷佛させます。 しかも、その孤独を共有出来たダン隊長は今は居ないから、尚更の事それは深まってゆき、その代わりにその孤独を分かち合えるトオル君に“サヨナラ”を告げにくると言う辺りの“重さ”はかなり胸を締め付けるものがあります。 が!・・・、それ以上に今回のキモはやっぱブニョの“変態ぶり”なんじゃないかなぁ(^^; 蟹江敬三さんの異常なまでの怪演ぶりは勿論の事、縄縛プレイ・・・しかもレオだけじゃなく咲子おばさんまで縛るとは、絶対マニアだぞアイツ!(まぁ、確かに昔のそのテの本や写真とかのモデルはあれ位の歳の人だったけど(^^;) ノコギリでギリギ切断したレオのバラバラ冷凍屍体を空き地に放置とか、ぬるぬるローションプレイとか、今の時代だったら完全にNGだよなぁ・・・・ そういう意味じゃ一番空気読めてなかったのはウルトラマンキングかな?(笑) いや、あの人が出てこなかったらこの回が最終回になっちゃうところでしたけど(^^; いや、ホント凄い回でした(^^; 侍戦隊シンケンジャー 第十幕 爺と千明のツンデレ合戦ってところかな?(ちょっと違うか) 特撮ドラマの感想といった観点からはちょっと外れるかも知れませんが、この回で爺と千秋のやりとり見てて思ったのは“羨ましいな”って感覚。 私の父親は私が12歳の時に亡くなったため、ある意味父親というものを知らないのですよね。 めぐり合わせもあるのか、爺と千秋みたいに大声で喧嘩して分かりあって・・・みたいな、父親代わりになるような先生とか先輩とか上司なんかにも、あまり恵まれなかったしね(^^; だから、あんな風に互いに突っかかって行ったり分かりあったり“じゃれあったり”出来る間柄の歳の離れたオヤジって、凄く羨ましいです。 にしても、爺は着物にハーレーって!(笑) またアレが凄く“絵”になってる辺りがなんとも(^^; しかも乗ってる理由が“馬は腰にくる”って!(((≧▽≦))) 他には、殿の手元で戯れる獅子折紙がなかなか萌えなんですが(笑)、ああいうなんでもないところでCGの使いどころのセンスはちょっと感心。 派手なバトルシーンだけでなく、ああいうところをさり気なく凝ってみるというのが、特撮の本来の魅力なのかも知れませんね。 男3人が支援メカを駆って女子2人がロボを繰るってのも、中々新鮮でした。 もしかしたら、茉子とことはの駆る“2号ロボ”とか出てくる伏線・・・かな?(だったらちょっと嬉しい(笑)) 仮面ライダーディケイド 第13話 先ずこれも前回の感想で書き漏らした事から。 「その夏みかんは搾っても美味しいジュースは出ないぞ」 ど、ど、ど・・・・どんなジュースだったら出るんですか?ハァハァ・・・ いや、ホント申し訳ない(切腹!) ・・・で、13話ですが(^^; これもちょっと前回書いた事と重複してしまいますが、基本的に「アギト」の世界でありながらも「クウガ」のエッセンスもしっかり鏤められ、元々ひとつの世界だった筈が大人の諸事情で別世界になった2つの作品を、別世界である事を守りつつ、ひとつに纏め上げたのは見事としか言い様がないです。 これは単に會川昇氏の筆が冴えているからと言うだけでなく、元々特撮ファンを公言してる會川氏自身の「クウガ」と「アギト」に対する深い“愛情”がなければ出来ないですよ。 それだけに、降板は本当に残念ですね・・・ 話を戻して。 ショウイチは八代さんを守ろうとして、八代さんはショウイチを守ろうとして、互いの想いが交錯しつつドラマを紡いでいき、苦しみを越えて進化する事でアギトとして覚醒してゆくという辺りの展開は、オリジナルを知る人間なら「アギト」の登場キャラクターや物語の様々なエッセンスがこの2人に凝縮されている事に異論はないのではないでしょうか? そしてそこに絡むようなカタチでユウスケが関わってゆく訳ですが、これが「アギト」編である一方でユウスケの成長編であり、真の主役は実はユウスケだって辺りもミソ。 「アギト」も好きなんだけど、根っからの「クウガ」ファンな自分にとっては、これは正直嬉しいし、どうしても“「クウガ」寄り”な目線で観ちゃうんですよねぇ(^^; 海東がG4チップ奪おうとした時、ユウスケが変身ポーズとった時は「お!」って思ったけど、やっぱりクウガへの変身はありませんでしたか(ちょっと残念) けど、この時ユウスケが言った 「これ以上姐さんの涙を見たくない!」 には、クウガファンとしては“鳥肌もの”でした。 あれは、オリジナルで五代雄介が初めて“赤いクウガ”に変身した時 「これ以上誰かの涙を見たくない!」 と言って“みんなの笑顔のために”戦う決意をした時に言った言葉に繋がるものなんですよね! 言わば“クウガの魂”とも言うべきもので、涙が“チョチョ切れる”思いでした(^^) 結局クウガへの変身は無かったとは言え、元々“G3”はオリジナルでは未確認生命体第4号のデータをベースにして作られた設定だったから、ある意味「アギト」の世界では“クウガ=G3”って見方も出来る訳ですから、それをクウガであるユウスケが装着して戦うってのは実に“深い意味”があるのですよ。 同時に、ユウスケにとっては“姐さん”が魂込めて作ったG3-Xで戦い抜くというのは、そのこと自体にまた意味深いものがある。 アギトに進化したショウイチと共に戦うユウスケのG3-Xの図は、ある意味クウガとアギトの共闘でもあったんですね。 ショウイチと八代さんを本来あるべき鞘に納め、自分は改めて“姐さん”に別れを告げる事で、改めて“本当の自分の姐さん”との約束を果たすため旅を続ける。 今回の主役は間違い無くユウスケでした! 今回は士のユウスケに対する“ツンデレな友情”もポイントなんですが、「アギト」編に関しては士はちょっとオブザーバー的な色合いが強かったかな? まぁ、前後編で都合1時間の中に色々詰め込まなきゃならないから、そこは仕方ないかもね(^^; そんな訳で、次回は「電王」編。 色々楽しみですね〜(^^)
by yaskazu
| 2009-04-25 00:37
| 特撮
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Comments(2)
レオの「ブニョ」の回とかレインボーマンとかあのへんを見ていると、あの時代に子供だった自分達の世代が後に「新人類」とか言われちゃった理由がなんとなくわかるような気がします。咲子おばさんも若い頃はお好きな方には人気の女優さんだったので、そのあたりのマニアにもおいしい作品なのでは。
>真の主役は実はユウスケ 同意です。最近、ユウスケ君がかわいくて仕方ありません。今年の理想の息子大賞(個人的に設定)は彼で決まり、です。
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yaskazu at 2009-04-25 21:58
>tomoko様
あの時代・・・70年代のあの辺りの作品って、確かに“カルト”とか呼ばれるのは頷けますよね(笑) ああいう作品達を、テレビで普通に観れていた私らの世代は、幸せなのかも知れませんね。 人格には多少の影響は出たかも知れませんが・・・(^^; >>理想の息子大賞 む、息子ですか!? なるほど、言われてみれば確かにそれ位の年代ですよねぇ(^^; 自分より年下のヒーローが出て来た時も複雑な気分でしたが、もはや自分の子供位の年代のヒーローですから、軽いショックですね(笑) 10年後位には自分の孫位の歳のヒーロー観てるんでしょうかねぇ?(^^;
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